ペルソナノングラータさん、はじめまして。

私は、横浜在住なのですが、まだ子供の頃は横浜公園の一角に「野音」があったんです。
その頃は、まだ米軍のハウスもあったし、本牧も含め、往時のエッジな雰囲気は
わずかながらも残っていました。
学校が、厳しかったので、中高生の時「野音」やライブハウスに行って、ロックやブルースを
聞くのが、唯一のドロップアウトの表現だったのかとも思います。
そこでは、クリエーションもフラワートラベリンバンドもカップスのマー坊も、
ファニーカンパニー時代の桑名さん等等、当時のスゴイ音をリアルタイムに聴けました。
今となっては貴重な体験でしたね。
でも「ニューミュージック・マガジン」で「ウッドストック」の記事を読んで、なんでその場に自分が居られないのかと「くーーッ」って思いだったし、
中２の時、マドオンナさんが、書かれていた「ＨＡＩＲ」が渋谷で上演された時は、
最後、舞台に上がって出演者と共に「Red the sunshine」とか歌って、
だけど、まだまだ子供の自分が恨めしかった。
先のジェネレーションが、いつも時代の輪の中心にいて、それに対して自分達が「傍観者」のジェネレーションであるかのような負い目をつい最近まで、引きずっていた気がします。

横浜は昔から、色々な人種もいるし、山手の麓の川を渡ればドヤ街、ヤクザも不良も、
チョッパーのバイク乗りも、オカマも、今は亡き伝説の娼婦メリーさんも、一緒くたにそこに
存在していて、街の風景になってるってとこが面白いし、暮らしやすいんです。
で、バックグラウンドにいつも音楽がある。
今でもクリエーションのチー坊さんは、ロッカー達の尊敬を集めているし、
カップスのエディさん、最近はクレイジー・ケン　御大達が元気で活躍しています。

９０年代、レゲエも聞いていたのですが、最近ご無沙汰してまして、カキコ拝見して久しぶりに
エディ・グラントとかシュガー・マイノットとか引っ張り出してきて今聴いています。
昔、ディスカウントのエアーチケット頼んでいた会社が原宿にあり、
ココはジャマイカ、アジアに強くてレゲエのカセットをいつもココで買っていました。
本場のラスタファリアンも時々見かけたナ。

ペルソナノングラータさんの文章は、目で追って読むという行為だけでなく
「五感」でキャッチ出来る言葉なのでいつも楽しみにしています。
又、ファッションのお話なども書いて下さいね。

追伸：えーっと、横浜市には、中村祐介さんのブルースバンドによる
「横浜市歌・ブルースバージョン」っていうのがあります。
中田市長も結構お気に入りの様子。

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