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「薬物管理責め負う」北陵クリニック設立者・半田氏(河北新報)
http://www.asyura2.com/0403/nihon12/msg/555.html
投稿者 シジミ 日時 2004 年 3 月 31 日 20:06:23:eWn45SEFYZ1R.
 

(回答先: 「求刑通り」安どと反発 筋弛緩剤事件で無期判決(河北新報) 投稿者 シジミ 日時 2004 年 3 月 31 日 20:05:07)

http://www.kahoku.co.jp/news/2004/03/20040331t13037.htm

自らの主張が認められた判決への安ど感と、被害者への深い謝罪の気持ち―。筋弛緩剤点滴事件の舞台となった旧北陵クリニックの設立者で、非常勤医だった半田康延東北大教授(58)は30日、仙台市内で記者会見し、目尻に涙をにじませながら、揺れ動く複雑な心境を吐露した。

 守大助被告(32)に無期懲役を下した判決には、半田教授は「合理性があり、個人的には満足できる」と評価。一方で、判決がクリニックの薬物の管理体制のずさんさを指摘した点については、「管理責任は十分に責めを負うべきであり、被害者におわびすることがまだまだたくさんある」と陳謝した。
 守被告に対しては「罪をきちんと認め、被害者らに謝罪してほしい」と訴えた。

 半田教授は昼の休廷中に、妻で当時副院長だった郁子医師(51)に判決内容を伝えた。郁子医師は「私たちの主張が通じてうれしかった」と話したという。
 郁子医師は閉廷後、談話を発表し、「担当医師として、被害者や家族に対して心から申し訳ない結果が発生したと思い続けており、一生その思いは忘れられない」と事件を振り返った。

 記者会見に同席した勅使河原安夫弁護士は、「事件は半田夫妻らによるでっち上げ」という守被告の弁護側の主張に対し、「自分の人権を守るために他人の人権を侵害することは許されない」と批判。法的措置も含めた人権回復手段を検討する考えを示した。

◎休院後、診療再開ならず/事件の舞台苦難の連続

 筋弛緩(しかん)剤点滴事件の舞台となった旧北陵クリニックは現在、別の診療所に姿を変えている。
 事件の影響で患者が激減し、事件発覚2カ月後の2001年3月、休院に追い込まれた。診療再開を模索したが、累積債務が10億円を超し、自力再建を断念。02年4月に土地と建物を競売に出しても、買い手がつかず、価格を下げて02年10月、仙台市の医療法人に任意売却した。

 クリニックにいた約30人の職員は全員、職を失う。多くが失業保険を受けながら、捜査当局の参考人聴取に応じた。ほとんどの人が再就職先を見つけたが、クリニックの一員だったことを内証にしたり、好奇の目にさらされて再び離職したりする苦労を余儀なくされている。
 クリニックが担っていた機能的電気刺激(FES)治療法の中核医療機関としての機能は、東北大医学部と県産業技術総合センター(仙台市泉区)が分担して引き継いだ。

 事件の被害者とされ、意識不明の重体が続く泉区の大島綾子さん(15)と両親が01年5月、クリニック側に損害賠償を求めて提訴。クリニック側が約1億円を支払うことなどで31日、地裁で和解する見通しだ。
 大島さんは守被告にも損害賠償請求訴訟を起こしているが、被告の刑事裁判との兼ね合いで審理が進んでいない。

2004年03月31日水曜日

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