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Re: グループ全体がおかしなことに−−宗教に無縁の第三者から三菱グループの方に捧げます
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投稿者 あきみつかよ 日時 2004 年 5 月 11 日 12:16:24:iyTDo076nD4Mc
 

(回答先: グループ全体がおかしなことになっているように感じています 投稿者 エンセン 日時 2004 年 5 月 11 日 00:59:16)


(幻が現実となった権力の二重構造)

 長崎の三菱造船で火災事故が立て続けに二度あつた。事故原因は調査結果を待っていずれ明らかに成るであろうが、偶然の事故にしてはにしては不可解である。

事故に犯罪性がなかったにしても、不可解である。災害発生防止には最大限の努力をしている事業所であろう。
おそらく労働基準監督署から過去に何十回も 安全について顕著な成果があったとして、表彰を受けていた事業所だ。
どんな油断があったのだろうか。

 どなたか統計的に年を挟んで二度も起こる 長崎三菱造船火災の発生確率を計算してくれないだろうか。

 経営トップが逮捕された三菱ふそうのハブ事故も不可解である。

 過去にもパジェロの欠陥隠蔽で行政処分を受けている。隠蔽証拠がロッカーから多数見つかったのも内部告発の結果であった。

自己浄化で問題が表に出たのでは無かった。暗に組織を上げて隠蔽する社風が蔓延していたのだろうか。

 経営層は懲りたはずだ。でも叉起った。重大な欠陥をまたもや隠蔽した背景は何なのだろうか。
 
 古来日本には”触らぬ神に祟り無し”とか”臭いものには蓋”とか、格言を地に行き政官界から個人のレベルに至るまで、問題を隠し波風を立てない処世訓が実践されていた。しかし人命に関わり、他人に損失を与える場合は別だ。まさかこの処世訓の精神が、社訓の裏に盛り込まれているはずもあるまい。

 三菱には誰も指摘し得ない何かがある。
組織の巨大化のなかで誰も指摘し得ない異常さが異常に見えない組織となり、内部から異常な問題点を指摘できない組織になってしまったのだ。

 天下の三菱に助言が出来るのは末端の外部ユーザーのみか。

10年数年ほど前、私の会社に於いて三菱の車を継続的に7台使用したことがある。購入に反対意見があり、性能も他車に魅力があったが、とにかく素晴らしいセールスマンの資質・人柄に惚れ込んで契約した。手続き・アフターケアーも万全であり、車の調子も順風満帆だった。
ところが問題が起きた。

 今回のハブ破損理由で言われた使用酷使と同一レベルで見られるだろうが、年4〜5万キロ走るミラージュのオートマテックミッションに不具合が出た。
ローが空転し滑り出しを始めて、急発進が出来なく成った。
これは交差点の右折の時に困る。危険だし1信号1車独占に成ってしまうからだ。走行距離が12万キロの時である。

 これだけなら単なる故障で済ませるが、次のミラージュも12万キロで同じ症状が出た。単純な故障ではないと思い、セールスマンに問いただした。
ディアマンテなど外の車種にも同じ現象があると言う。設計上の問題点があると指摘し、善処を求めた。

 かって中国に輸出したトラックのフレームにも亀裂が発生し、大々的な リコールになったことがあった。過加重で使用する中国の風土に合わなかったのが原因の一つと思われるが、突き詰めれば輸出する側の設計に配慮がなかったと言える。
安全係数を少し上げても、リコールに掛かる費用に比べれば微々たるものであるはずだ。

 このオートマテック不具合を3代目のミラージュでは確認出来なかった。
なぜなら優秀な営業マンが退社したからであり、私も定年になったからである。成績の芳しくない後輩が彼を抜いて昇進したのは、誰の目から見てもおかしい人事だったと聴いた。
彼を追い抜いた後輩はS学会員だったという。

 車の手足にも当たるミッションの改造取り組みがその後どう成されたかは知るよしもないが、少なくても数年間以上放置されていたことは間違いない。
10年も前から既に今回のハブ事故に関わる問題と同一の温床があったと見ている。少しづつ少しづつ、温床の中で何かが育まれていたのである。
 
 生体の中でガン細胞は正常細胞と共生する。ある時期までは生体には異常はない。しかし確実にどこかに機能不全の兆候が出てくる。悪さをしないうちに発見し手術するのが最善の策であり、共生などはあり得ない。生体が癌を選択すれば死が迫る。

 私の娘も10年前に三菱グループの企業で働いていた。社内は石を投げればS学会員に当たると言っていた。
身に回りは50%以上のS学会員に囲まれて、迂闊なことは言えないとも言っていた。
他力本願ならぬ他力依存が働き、我も我もと先を競って入信し、人事面の他力を心の権力から期待する風潮であったと言う。

 社内が目に見えぬ心の勢力で2分されれば、唇寒く、前の営業マンの退社一歩手前の状態が随所に起って士気は必ず落ちる。
巨大組織には必然的に付きまとう”誰かがやるだろう依存無責任体制”が加速され、”困難を幻に頼る”他力依存体質の醸成が更に進んでは居ないだろうか。俗に言う”神に頼る・仏に頼る”である。

 外資も逃げる見えない心の権力とラインの指揮命令とのスパイラル二重権力構造への対処が、資金調達以上に不可欠である。

貴方の上司が心の権力であり、叉ラインの長であつた場合、貴方が無垢の人間であれば少しは問題が見えるはずである。


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