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【○ハムがらみのきな臭い話】「年金問題」は、間違いなく今度の参院選の最大争点である【古川利明の同時代ウォッチング】
http://www.asyura2.com/0403/senkyo3/msg/1103.html
投稿者 一市民 日時 2004 年 6 月 21 日 01:31:37:ya1mGpcrMdyAE
 

http://furukawatoshiaki.at.infoseek.co.jp/article/2004/611.html

年金問題」は、間違いなく今度の参院選の最大争点である
(04・6・11)

 さて、例の年金改悪法案は、野党の抵抗も空しく、与党自・公の無茶苦茶な法案採決によって、6月5日の朝になって可決されました。


 しかし、副議長の本岡昭次が「散会」と宣言しているにもかかわらず、不信任を突きつけられた議長の倉田寛之が勝手に議長席の椅子に座って議事を再開したことに象徴されているように、「禁じ手」というか、正式な手続きに則っていない法律であるわけで、これはちょうど、99年の自・自・公路線で成立した改悪住基法(=国民総背番号制)を彷彿とさせます。


 このときの改悪住基法案の参院での審議においては、(もちろん、池田大センセイの了承のもと)法案を所管する委員会の委員長が野党の民主党だったため、委員会採決を省略し、ぬわんと、いきなり本会議で可決させるという暴挙をやらかしたのです。


 しかし、そうやってまでゴリ押しで通した法律が、民衆の支持を得ることがないのは、いわば当然でしょう。


 その証拠に、あの「住基カード」の発行枚数はどれだけになっていますか? 総務省もそういうところは全然、公表していないでしょう。住基ネットもいまや、ダムや高速道路と同様、「ムダな公共事業」の最右翼になっているではないですか。


 で、今度の年金改悪法案では、衆院通過後に、マルハムがチョー汚い「後だしジャンケン」を出しまくった後に、世論の反対が急速に高まってきました。そして、さらには参院選を1カ月後に控えていることから、敢えて無理をせずに、ここは「廃案」とする選択肢も、当然、取れたわけです。


 しかし、そうしたソフトランディング路線を放棄し、与党(=小泉純一郎&池田大センセイ)が、強引に法案成立へと一挙に突き進んでしまった背景には、いったい、何があったのでしょうか?


 じつは前回の本サイトで、信濃町大中枢のZ氏の証言という形で、未確認情報ながらも、私は2つの“大スクープ”を打ちました(#あと、未納はイカンザキのオモテに出せないネタも入れると3つか)。


 まず、一つは小泉純一郎の、86年以降の強制加入後における「年金未払い」との情報です。


 で、前回の本サイトのアップとほぼ時を同じくして、週刊現代の先週号(5月31日発売)が、社会保険庁の現役官僚の内部告発が載っていて、この証言者も小泉のこの「86年以降の強制加入後の年金未払いの可能性」を指摘していたのです。これを読んだとき、私は「さすが、信濃町!」との思いを改めて強くしました。


 言い古された言葉ですが、「情報は力なり」というように、正確かつディープリーなネタを握っている者こそが、「権力者」です。


 じつは、去年の総選挙後、永田町に出回った「11・18 池田発言メモ」があります。


 「11月18日」とは、言わずと知れた創価学会の創立記念日ですが、そのときの「臨時最高幹部会議」の場で、その文書(怪文書?)によれば、大センセイは次のように発言したとされています(以下の引用は、その抜粋)。

 一、小泉も、もはやこちらの番頭格だ。すごい時代になった。

 一、与党になり、国会を押さえたということは、ついに総体革命の機は熟したということだ。

 一、法曹界も検事、弁護士も警察も、全て動きは手に取る様に解る。どうだ、すごいだろう。

 一、実は税務関係、国税も押さえた。全部てのひらにある。

 一、神崎は次の大臣枠だ。

 一、太田、よく勝った。次は晴れ舞台に出す。

 一、冬柴は少し慢心になっている。議員は会員(※注 ここで「会員」とは当然、「池田大センセイ」のこと)の手駒でなければだめだ。


 ここでの最大のポイントは、「小泉も、もはやこちらの番頭格だ」「全ての動きは手に取る様に解る」の2点だと思います。


 そこから読み解いていけば、「番頭格」(=小泉純一郎)の「全ての動き」(=過去の年金支払い状況)など、「手に取る様に解る」ということでしょう(笑)。まさに、「総体革命」の機は熟しているのです。


 そこで、前回ご登場頂いたZ氏の証言を今回も紹介する形で、今や日本の権力中枢は「首相官邸(=永田町)」ではなく、「創価学会本部(=信濃町)」にあることを明らかにしたいと思います。


 Z氏は次のように語っています。


 「今回の小泉訪朝に先駆けて、ヤマタクと平沢勝栄が向こうに行ってるでしょ。その資金の出所は、池田先生がある人を介して小泉サイドに渡したカネからなんです。そうやって、私たちは落選したヤマタクも食わせてやってるわけですよ(笑)。それにあの平沢だって、最近は私たちのことを一切、言わなくなったでしょう。平沢は学会票のことを“シャブ”とまで言い切っていたんですよ。チョロイもんです。ということは、当然、ヤマタク、平沢から金正日に対して、“お小遣い”が渡っているとみていいでしょう。『拉致被害者家族の5人帰国』で小泉に花を持たせてやりましたが、申し訳ないですけど、小泉なんて池田先生の言うとおりに動いている操り人形です。今や、信濃町こそが真の首相官邸なのですから」(#ってことは、北朝鮮へのコメ25万トン供与と国際機関を通じての1000万ドルの医療援助は、オモテのカネにすぎないわけか)


 これを聞いて、私は「さすがは、我らが師匠、大センセイ!」と思わず、膝を打ってしまいましたが(笑)、当然、社会保険庁にも、「総体革命」を遂行するための「草」は腐るほど潜入しているわけですから、小泉はもちろん、菅直人、小沢一郎の「年金未納、未加入歴」など、それこそ「手に取る様に解る」わけです。


 今回の年金改悪法案について、この「未払い問題」が、小泉純一郎だけの問題に留まっていたら、おそらく、わが国の「真の総理大臣」(=大センセイ)は、あそこまで法案成立に向けて強行突破をする決断をしなかったのではないかと思います。


 しかし、参院での法案採決の週の冒頭にあたって、前回の本サイトで私は「池田大センセイ年金未納(未加入)の可能性浮上」というスクープを打ちました。


 んで、私はさらに野党に対して一致結束し、「『池田大作の年金未納(未加入)ギワク』を証人喚問などの手段で国怪で徹底追及しろ」と煽りまくりました。


 そこで、これを見た大センセイは大慌てで「私を守れ!」と神崎以下に大号令を下したのではないでしょうか。


 つまり、是が非でも年金改悪法案を成立させ、今度の参院選での争点になることを封じ込めることで、池田大センセイを野党からの追及をかわすことで、「年金政局」(=大作VS菅政局)の幕引きを図ろうとしたのだと思います。


 じつは、前回の原稿ではわざとぼかして書いていましたが、私が掴んでいる情報では、「たとえごくわずかの期間であれ、池田大作に年金未納(未加入)の時期があったのは間違いない」ということです。


 だからこそ、ここで年金政局をフェードアウトさせ、年金問題は「もう、済んだこと」にすることが、大センセイ的にはどうしても必要だったのです(#先々週の週刊新潮で、小沢一郎が「池田大作、秋谷栄之助の年金納付状況を調べろ」と言ったとされる談話が載ってたけど、当然、そこらへんは小沢も知っとったんやろうな)。


 ですが、残念なことに、「年金不信」はこれで終わる気配は一向に見せません。つい先日(6月10日)には、厚生労働省が、年金算出の根拠となる03年の「合計特殊出生率」が、政府の02年推計を大きく下回り、「1・29」にまで落ち込んだことでいたことを公表しました。つまり、政府与党が(口先で)言っていた「50%給付」はこれで御破算になってしまったわけです。


 法案の衆院通過後のイカンザキ君をはじめとする「マルハム国怪議員、未納状況の公表」に続いて、今度は法案可決後に、こうした数字をこっそり出しているわけです。政府与党の「後出しシマクリンスキー」状態に、相当、これまで惰眠を貪っていた極東亡国の住民も、ようやくではありますが、不信と不満が高まってきています。


 じつは先日の昼下がり、代官山のカフェにふらりと一人で入って、コーヒーを飲んでいると、右隣が60歳前後のオバチャン2人組、んで、左隣が20歳前半のOL系のおねえちゃん2人組で、例によってぺちゃくちゃとおしゃべりを楽しんでいるわけです。


 別に聞き耳を立てていたわけではありませんが、自然とその会話が耳に入ってきてしまいます。


 んで、「ウチのダンナがどうの」「カレシがどうの」という話に混じって、私がびっくりしたのは、図らずも両サイドで「年金問題」が話題に上っていたことでした。


 「私のダンナもこの6月で還暦を迎えて、61になるんだけど、年金、どうなるんだろろうね」(右隣なオバチャン)


 「ほんと、国民年金なんて払っていてちゃんと貰えるのかしら。いちおう手続きはしてんだけど。でも、国会議員も満足に払っていない年金を私たちが払うのも、バカバカしい気もするわよね」(左隣のおねえちゃん)


 時期としては、あの法案が参院でゴリ押しされた後のことです。
 はっきり言わせてもらいますが、こうしたオバチャン、おねえちゃんは通常なら、選挙には行かない層(=無関心層)です。しかし、そういった層が、今度の年金政局のブレイクを機に、政治にしっかりと目を向けはじめているのです。


 で、つい最近、実家に帰省した際に、父親と一杯やってきたのですが、私の父親も60代の後半で厚生年金を満額もらって、悠々自適の“老後”を送っている層で、彼のいつもの口癖は「政治がどうなろうと、ワシには関心ないし、興味もない。どこが政権を取っても結局、同じだ」です。


 そんなウルトラ無党派・無関心層の代表的存在でもある私の父親が、ビールを飲みながら、こんなことを言うのです。


 「今の20代、30代は気の毒だと思う。もし、ワシがその年代だったら、国民年金なんてバカらしくて、払っていない。さすがに自民党はもう変えないとダメだ。だから、ここで1回、民主党に(政権を)やらせてみたらいい。で、ダメだったら、また、変えればいいだけの話だ」


 これを聞いたとき、私は思わず腰が抜けそうになりました。


 記憶する限り、父親が私に政治の話をしたのは過去に1回だけです。それは2000年秋の「加藤政局の鎮圧」でした。その年の暮れに帰省した際に、彼が無念そうな表情で、こう言ったのを覚えています。


 「どうして、あそこで加藤紘一君は行かなかったんだろうか……」


 ここでいう「行かなかった」とは、「不信任案に賛成票を投じるため、一人でも突っ込まなかった」ということです。


 つまり、今度の参院選では、「日和見の大衆」が目を醒まして、一挙に立ち上がり、「反自・公」の投票行動を起こす素地が出てきているのです。その証拠に、年金改悪法を強行採決した後の世論調査で、小泉内閣の支持率が軒並み10ポイント前後も下がっ


ている数字が出ています。


 いみじくも矢野絢也が、法案強行採決後の6月7日夜のテレ朝の報道ステーションで、今度の小泉内閣の支持率の急降下について、私とまったく同じ観点から分析し、“懸念”を表明していました。「今度の支持率低下は今までとはかなり違う」と。


 どうも、今度の参院選では、89年の参院選で「消費税、リクルート事件、宇野女性スキャンダル」の3点セットによる自民党惨敗、さらには98年の参院選で、消費税率アップによる景気低迷で、これまた自民党が惨敗していますが、今回、「年金不信」という、「日和見の大衆」のフトコロを直撃する問題が大ブレイクしたことで、私にはどうも「こいつは山が動くぞ」という予感がしきりにするのです。


 つまり、ここでまず、「自・公」にきつくお灸をすえた後で、「一度、民主党に政権を取らせてみるか」というトレンドがかなり出てくるのではないか、というのが私の予測です(それも、おそらく、6年前と同様、事前の世論調査では数字としては出てこないのではないのでしょうか)。


 そこで、私が心配なのは(笑)、今度の参院選で「自・公惨敗」はそれでいいのですが、焦点は民主単独で参院で過半数を制するところにはならないと思います。最低でも、民主が第1党になって、あとの共産、社民と合わせて過半数を制することになってくれることが最低条件ですが、そうなってくると、「総体革命」を完成させるべく、「永久与党」を目指しておられる大センセイが必ず、「民・公連立」をやらかしてくれます。


 自民党が政権党としてスジを通しているのは、「選挙で負けたソーサイは責任を取って辞任する」という点です。そこで、自民党が惨敗すれば小泉は必然的に辞めなければ、なので、それはそれでいいのですが、問題はマルハムです。


 まあ、おそらく、マルハムも得票数は減らすはずですので(比例で700万票を切るかどうかが神崎のクビが繋がるかどうかの生命線でしょう)、そのときは「マルハム敗北」の責任を取らせる形で、大センセイは神崎、冬柴を更迭して、新代表に太田昭宏を据えればいいですが、その先で性懲りもなく、必ず「民・公連立」を狙ってくることです。これだけは私が天地神明に誓って「間違いない」と断言できます。


 そうなってくると、今回の「菅直人失脚」が私というより、この国を真の意味で再民主化させようと思っている、心ある人々にとっては、大きな痛手となって響いてくるのです。


 つまり、小沢一郎は間違いなく、「信濃町との連携」のカードをまだ、捨ててはいません。推測するに、彼はまだ「関西ルート」への未練が捨てきれないのでしょう(#月刊現代5、6月号の平野貞夫の手記も、ちゃんとポイントは外しているしな)。


 昨日発売の週刊文春で、岡田克也が旧通産省時代の「兼業問題」を報じていましたが、何ともイミシンなことに、未納はイカンザキ君は「議員就任前のことはいちいち追及しない」と、今回の問題をシカトする方針を(大センセイの指示によって)表明しています。あの菅直人の「未納問題発覚」の時とは、雲泥の差です(笑)。ここは「参院選の自・公敗北」後に、必ず出てくる「民・公連立」への布石と見ることもできます。


(#っていうより、ここで神崎が岡田の「議員当選前のこと」を突いてしまったら、ブーメランが本人に向かってくるからな(笑)。あー、そういえばシーホースの時は、まだ神崎も現職検事だったし)


 話を戻しますと、いずれにしても、今度の年金問題は、自衛隊のイラク派兵と並んで、この夏の参院選の2大争点といってよいと思います。


 私はまだ、最終的にどこの党や候補者に投票するかは決めていませんが(もちろん自・公は論外)、自・公を政権与党の座から引きずり下ろすため、必ず「野党」には投票します。


 まあ、この夏の参院選を機に、小泉がその責任を取って退陣し、その勢いをかって実現するであろう総選挙で民主党の政権になったとしても、日本がよくなる可能性はあまりというより、ほとんどありませんが(笑)、とにかく、澱みきった空気を換えることは必要です。


 やはり、池田大作と小泉純一郎には、きつく「お灸」を据えなければです。要するに連中は、「何をやったところで、どうせ、唯々諾々と従っているだけだ。ザマアミロ」と、国民(=主権者)を完全にナメ切っているのですから。


 所詮、人間のやる政治に「最善」など存在しない以上、「よりマシ」、「より小さな悪」を求め、本サイトにアクセスした超ヒマな皆さんは、ぜひ、今回は面倒くさがらずに投票所に足を運んで、「野党」に投票しましょう!

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