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6月5日に発表した経済同友会北城代表幹事のコメント
http://www.asyura2.com/0403/senkyo3/msg/861.html
投稿者 ODA ウォッチャーズ 日時 2004 年 6 月 08 日 01:35:48:ilU7eLmFtsv5I
 


 初期から財界のコイズミ応援団を自称しておられた北城代表幹事も、格段に厳しい姿勢をコイズミ政権に取り始めています。
 特に、『正面から取り組む政治・行政』とは、『いろいろ発言』への当て付けでしょうし、『改革案は、問題の先送りに過ぎず』、『国会議員の未納・未加入問題に対して全議員の情報公開』と、コイズミ政権の痛いところを突いて来ています。
 勿論、その他、財界人らしい指摘、ということは、庶民としては、納得できない諸点もありますが。
 御参考に。
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6月5日に発表した北城代表幹事のコメントをお届けいたします。

                           2004年6月5日

    国民の将来不安に正面から取り組む政治・行政への転換を

                        社団法人 経済同友会
                        代表幹事 北城恪太郎

1.本日、国民の関心の高い年金制度改革関連法案が、十分な審議を経ずに
可決されたことは、極めて遺憾である。国民の政治に対する不信が一層高ま
るとともに、今後の国会運営が滞り、他の重要法案の審議に悪影響が出るこ
とを懸念する。

2. 最近の各種世論調査で国民の過半数が改革案に反対していることからも
分かるとおり、国民の年金制度に対する不信・不安はこれまでになく高まって
いる。その背景には、
  @ 今回の改革案は、問題の先送りに過ぎず、到底、持続可能なものとは
    いえないことに加え、
  A 「国民皆年金」にもかかわらず、4割近くに達している国民年金の未
    納に対する具体的な解決策を示していないこと
  B 国会議員の未納・未加入問題に対して全議員の情報公開による信頼回
    復への対応がなされていないこと
  C 法案審議の途中で、改革案の根幹に関わるような重要事項(所得代替
    率や上限保険料率を維持できない可能性など)を厚生労働省が五月雨
    的に公表していること
などがあり、今後、政治と行政の姿勢が厳しく問われる。

3.年金一元化を含めた社会保障制度全般にわたる改革については、直ちに協
議の場を設け、今後1年程度で結論を得て、速やかに実施することを強く求め
る。
 社会保障の一体的改革にあたっては、@ナショナル・ミニマムのあり方と範
囲、A税と社会保険との役割の明確化、B経済社会の活力維持などの視点から
議論し、国民負担を増やすことなく、真に国民から信頼を得られる分かりやす
い体系を構築することを期待する。
                               以 上

 (参考)
 6月5日に発表した北城代表幹事のコメントhttp://blog.melma.com/00112192/20040608010854
 財界の小泉叩きが始まった!http://blog.melma.com/00112192/20040514214154

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きたしろ   かくたろう
北城 恪太郎
 日本アイ・ビー・エム株式会社 代表取締役会長
 社団法人 経済同友会 代表幹事
 生年月日 昭和19年4月21日

学 歴
昭和42年 慶應義塾大学工学部卒業
昭和47年 カリフォルニア大学大学院(バークレー校) 修士課程修了

IBM社歴
昭和42年 日本アイ・ビー・エム株式会社入社。
昭和58年 米国ニューヨーク州アーモンクにあるIBMコーポレーション本社で会長補佐を務める。ワールドワイドな視点、国際企業経営の中枢におけるマネジメント手法などを学ぶ。
昭和61年 日本アイ・ビー・エム取締役に就任。
その後、常務取締役、専務取締役、取締役副社長を歴任。
平成 5年 代表取締役社長に就任。
ハードからソフト/サービスへと大きな変革期にあったコンピュータ業界の流れに対応し、会社の事業/組織を再構築して、その後の同社の成長路線を確立した。
平成11年11月 IBMアジア・パシフィック プレジデントに就任。
アジア・パシフィック(AP)地域19カ国を統括。米国に次いで2番目に売上の大きい日本IBMの優れたビジネスの手法、お客様満足度向上の方法などをAP各国において積極的に展開している。
平成11年12月 日本アイ・ビー・エム代表取締役会長に就任。
平成15年 3月 IBMアジア・パシフィック プレジデントを退任。

経済同友会歴
昭和62年7月経済同友会に入会、平成6年から幹事を務め、
平成12年4月26日副代表幹事、平成15年4月25日代表幹事に就任。
委員会活動としては、平成2年度に地球環境委員会副委員長に就任以降、現代日本社会を考える委員会、企画部会、情報化社会を考える委員会、新産業基盤委員会、諮問委員会といった各委員会副委員長を歴任。その後、平成10年度新産業基盤委員会、平成11年度・平成12年度教育委員会、平成13年度企業経営委員会の委員長に就任。平成14年度は、本会活動の柱の一つである「市場の進化と企業競争力の強化」担当で、「企業経営委員会」「経済法制委員会」「市場の進化と21世紀の企業」研究会の各委員会が所管。

尊敬する人物
福沢諭吉
好きな言葉
「自由闊達」
趣 味
園芸

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