★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板 > 戦争49 > 1101.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
米政府、9・11前日もビンラディン氏拘束作戦協議(asahi.com)
http://www.asyura2.com/0403/war49/msg/1101.html
投稿者 竹中半兵衛 日時 2004 年 3 月 24 日 14:24:47:0iYhrg5rK5QpI
 

(回答先: 「同時テロ防止は困難だった」米調査委で現・前閣僚(yomiuri online)----オルブライトは意味深 投稿者 竹中半兵衛 日時 2004 年 3 月 24 日 11:55:35)

米政府、9・11前日もビンラディン氏拘束作戦協議

asahi.com, 3/24/04
http://www.asahi.com/international/update/0324/011.html

 米政府が01年9月の同時多発テロを防げなかった経緯を調べている独立調査委員会は23日、公聴会を開き、ブッシュ、クリントン新旧政権の外交、国防担当閣僚らが証言した。ラムズフェルド国防長官は「テロリストが民間機を乗っ取り、ミサイルのように使うなどという情報はなかった」と釈明した。テロの前日まで米政府がオサマ・ビンラディン氏を拘束か殺害するため、サウジアラビアなども巻き込んだ外交工作や軍事作戦の準備を水面下で行っていた実態も明らかになった。

 公聴会では、同長官のほかパウエル国務長官、アーミテージ副長官、ウォルフォウィッツ国防副長官、さらにクリントン前政権のオルブライト前国務長官とコーエン前国防長官も証言した。それに先立って、米国内外で調査にあたった独立委が中間報告を発表した。

 パウエル長官は「テロ対策の行動計画を前政権から引き継いでいない」と説明。「アルカイダやオサマ・ビンラディンを攻撃していたとしても、すでに米国内に潜伏し、指示を受けていた犯人たちに影響があったかどうかはわからない」とも語り、情報をもとに対応を尽くしても、テロを防げたかどうかはわからないとの見方を示した。

 証言や中間報告を総合すると、ビンラディン氏がスーダンを拠点にしていた90年代半ば、クリントン前政権はスーダン政府にビンラディン氏を追放するよう促したが、身柄の引き渡しは要求しなかった。スーダンの元政府当局者は独立委に対し、ビンラディン氏の身柄引き渡しを米政府に提案したが断られたと説明したが、クリントン前政権の元当局者は断った事実はないと否定したという。

 ビンラディン氏や部下たちは96年、貸し切った旅客機でスーダンからアフガニスタンへ。そこから米国への聖戦を呼びかけたことに対し米国は反発、クリントン前政権のリチャードソン国連大使がアフガンを訪れ、タリバーン政権にビンラディン氏の身柄の引き渡しを要求した。しかし、オマール師が率いるタリバーンは、ビンラディン氏に対するコントロールはきかないと説明して事実上、拒否。98年春には、サウジアラビアのアブドラ皇太子や同国の情報局長だったファイサル王子が米政府の意向を受け、わいろなども駆使して説得工作に乗り出したが、オマール師は再び拒否した。同年8月、ケニアとタンザニアの米大使館に対する連続爆破テロが起きた。

 ブッシュ政権も01年春から夏にかけて、ビンラディン氏への対応をライス大統領補佐官やテネット中央情報局(CIA)長官らが検討。同時多発テロ前日の01年9月10日には、副長官レベルの会合で「タリバーン政権との取引」から「体制撲滅」までの選択肢を視野に入れ、(1)アフガンに特使を派遣し、ビンラディン氏を引き渡すようタリバーン政権を説得する(2)反タリバーン勢力を支援し、外交圧力も加える(3)実力行使でタリバーン政権を打倒する――という3段階の戦略が決められていたという。 (03/24 12:44)

 次へ  前へ

戦争49掲示板へ



フォローアップ:


 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。