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(回答先: 事前情報？スペイン内務省は数日前にテロリスト攻撃に対する防衛線を張っていた 投稿者 HAARP 日時 2004 年 3 月 18 日 06:18:17)
アスナールが「彼ら」から「本当のこと」を聞かされていなかった可能性も
これは憶測に過ぎませんが、可能性としては、アスナールが「彼ら（モサドかＭＩ６かＣＩＡか？）」から本当のことを聞かされていなかったこともありうるでしょう。ＣＮＩあたりから「ETA」「ETA」ばかりを聞かされて本気でＥＴＡだと信じきっていたこともありえます。警戒を強めて選挙直前でＥＴＡの攻撃を食い止めても、あるいは爆破事件を起こされても、どちらにしても勝利は確実、と計算したはずですから。またそれだけの伏線も張っていたわけですから。
アルカイダが名乗りをあげたときのアセベス内相のうろたえぶりは尋常じゃなかった（印象だけですが）ように記憶しています。始めから総てを計算に入れて、の対応にしては、私としてはどうもスカッと納得がいかないのです。
彼らはやはりスペイン人ですから、ＥＴＡじゃないかもしれない、と人々が思い始めた場合に民衆のどんな反応が予想されるか、直感的に見当がつくはずです。それがわからないとしたら、やはり「外国人の感覚」でしょう。９．１１の後、アメリカでブッシュ人気が急上昇したわけで二匹目のドジョウをねらったのかもしれません。また同時にヨーロッパ全体をアメリカペースに巻き込むために「彼ら」としてはアルカイダであってくれないと困るわけです。
なお、ご紹介の記事の原文の多少の誤りがあるようです。
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Last January, Spain witnessed a scandal that involved a meeting between Spanish government officials and Basque ETA terrorists. Among the government officials who met with the alleged terrorists was Josep-Lluis Carod-Rovira, a Republican Left party leader.
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の部分で、Josep-Lluis Carod-Roviraはスペインのthe government officialではなく、カタルーニャ州政府のofficialです。おそらく著者は”of Catalonia”を付け忘れたのでしょう。また、申し訳ないのですが、Last Januaryは「去年の１月」ではなく「去る１月」つまり「今年の１月」です。
この経過については、私の投稿「ＥＴＡ＝アスナール連合軍、選挙戦を有利に（３月１日）」（もしまだご覧ではない方は以下のUrlへお進みください）
http://www.asyura2.com/0401/war48/msg/829.html
および、私が木村さんにお願いして代理投稿していただいた「アスナール政権最後の醜態（最終回）（３月１３日）」に詳しく書かれています。（もしまだご覧ではない方は以下のUrlへお進みください）
http://www.asyura2.com/0403/war49/msg/418.html
また、ＥＵ上級代表のハビエル・ソラナは爆破事件３日前の３月８日に「欧州版ＣＩＡ」創出の提案書を作成しています。これもどうも何か臭います。事前に「何か」を知っていた可能性があります。ひょっとすると今週の金曜日に行われる予定の各国内務相・法務省緊急会議で何か出てくるかもしれません。ヨーロッパからの英文ニュースに注目しておいてください。
参照：「欧州版ＣＩＡ創出へ：ソラナは３月８日に「提案書」を出していた（３月１７日）」（もしまだご覧ではない方は以下のUrlへお進みください）
http://www.asyura2.com/0403/war49/msg/619.html
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。