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ファルージャ近郊で誘拐された顛末:クロニクル記者:(メルマガ山本史郎さん訳)
http://www.asyura2.com/0403/war51/msg/399.html
投稿者 木田貴常 日時 2004 年 4 月 11 日 08:47:19:RlhpPT16qKgB2
 

[!!NEWS!!:0458] 2004.04.10 ファルージャの中と外/誘拐された米記者の例 より

☆★クロニクル記者: ファルージャ近郊で誘拐された顛末
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●A dangerous ordeal amid the mayhem of Fallujah
 Chronicle correspondent is kidnapped after being fired on
 サンフランシスコ・クロニクル 4月9日
ファルージャの騒乱のなかで遭遇した危険な体験
     クロニクル通信員が発砲を受けたあと誘拐される
http://sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2004/04/09/MNGVT62TEA1.DTL

 ファルージャの外側で/ 1台の小型トラックが横につけるや、最初
の銃弾がわれわれの車に当たった。怒りで目を大きく開き、険悪な表
情をした若者がさらにフロントガラスに撃ってきた。彼らのうしろから、
ロケット砲とAK47で武装した多数の男を満載した大型トラックが来
て、われわれを指さして撃ってきた。

 「ノー、ノー! われわれはジャーナリストだ」−−私はアラビア語
で叫んだ。防弾ガラスで密封した窓を通してはわれわれの声は届か
ず、また聞こえても、気にかけなかっただろう。

 悪いところへ、悪い時期に来たのだから。

 私たちはファルージャの南2、3マイルのあたりで、海兵隊が近くで
軍事作戦を指揮していると言う米軍兵士によって、バグダッドに向か
うハイウェイから脇道へ方向を変えさせられた。軍事作戦はゲリラと
米軍のあいだで昨年5月以後では最大の戦闘になるものだ。

 私の同僚であるタイムズ紙(ロンドン)のスティーブ・ファレルはホコ
リのなかをUターンした。私たちの乗るメルセデスのタイヤが吹き飛
び、停車した。カラシニコフ銃とロケット砲を持った3人の若者が私た
ちに近づいてきた。黒い衣装をまとった別の一人が私を車から連れ
だした。

 「私たちはジャーナリスト、ジャーナリストなのよ」−−アラビア語で
繰り返し叫んだ。

 彼は私を叩き、道路一杯に集まってきた武装した何十人もの男たち
に、金切り声で命令した。ファレルが私の方に来させられ、私の腕を
つかんで車に乗った。私もその黒衣の男に押し込まれた。彼はファレ
ルに頭突きをし、私たちが諜報機関のスパイだろうと叫んだ。彼は一
緒にいるのはムジャヒディーンだと言った。

 彼が言うには、彼らはイスラム教徒であり、私が女だったから、殺さ
れなかったのだという。ファレルだけだったら殺されたかもしれない。

 私たちはファルージャ西方の村をハイスピードで連行された。幾つ
かの小さな家屋の前に音を立てて停車するまで、重武装した男たち
の存在は全員が異彩を放っていた。私たちは再び取り囲まれ、もう一
度、私たちはマントラ(呪文)を繰り返した。−−「われわれはジャーナ
リスト、ジャーナリストなのよ」と。

 灰色の髪をした背の高い男が、私の顔にパンチを浴びせた。と、突
然、黒いセダンが到着した。

 黒い衣装をまとって、ウォーキートーキーを持つ別の若い男が飛び
出した。彼はファレルの記者証を見つけて、他の者たちに私たちを自
由にするよう命令した。

 「お前たちは何をしているんだ?」−−彼はあわてて言った。「彼ら
は報道関係者なんだぞ」。

 彼は私たちに、「われわれはムジャヒディーンだ。心配することはな
い、怪我をさせるようなことなしない」と言った。

 私たちは村の指導者ムフタールの家に連れて行かれ、客間に通さ
れた。少しして、60歳になるムジャヒディーンの指導者が武器をもっ
た護衛を伴ってやって来た。このアブ・ムジャヒドと名乗る指導者は、
私たちがアメリカのスパイでもイスラエルのスパイでもないことを確認
したあと、話しかけてきた。

 「あなたたちに伝えたいことがある」と流ちょうではない英語で彼は
話し始めた。「私はなぜアメリカ軍がイラクの人々を殺すのか知る必
要がある」。そして彼はみずからその問に答えたーー「石油だよ。私
はブッシュとブレアに、なぜお前たちは石油のために人を殺すのか尋
ねたい。きょうもアメリカ兵が3人の子どもを殺した。5歳と3歳、4歳
(断定的には確認できなかった)の子どもだ。なぜなのか?」

 「アメリカ軍は今、ファルージャ一帯にいる。民主主義とは人を殺す
ことなのか? これがアメリカの言うウソだ。アメリカ国民に問題はな
い。アメリカ軍が問題だ。」

 彼は私たちが先に経験したことを謝罪し、それは犯罪行為であり、
ほんとうの神聖な戦士がすることではないと言った。途中、彼の尋問
は大きな音で中断されたが、ムジャヒドはその日、アメリカ軍に2、3
度のロケット砲攻撃をしたと話した。そして立ち上がると、「今から10
発、ロケット砲を撃ってくる」と述べた。

 もう一人の青年が言葉をはさんだ。「あなた方は4人のアメリカ人
(ファルージャで殺されユーフラテス川の橋に吊された)の身に起こっ
たことを知っている。その4人はCIAの仕事をしていた。もしムジャヒ
ディーンがアメリカ兵、スペイン兵、イギリス兵を捕らえたら、われわ
れは焼いて首に縄をかけるだろう」と。

 彼が立ち去ったあと、ムフタールの家族が私たちに遅い昼食を接待
してくれた。ロースト・チキン、トマトとキウリのサラダ、焼きたての丸く
て平たいイラク式パン、そして紅茶。彼らは「私たちはアラブの民であ
り、あなた方は客人だ」と言ったが、私は食欲があまりなかった。

 彼らは少しも自称ムジャヒディーンの支援者に見えなかった。ムフ
タールは、「イラク国民は占領にウンザリしている、特にアメリカ兵と
ムジャヒディーンに」と話した。「ムジャヒディーンが家に住み着いて、
彼らは米軍を攻撃するとき屋内にいるように私たちに言う」。

 ムフタールの兄弟は、「アリババ(盗賊)はやりたい放題だ。イラク人
の警察とイラク政府が必要なんだ」と話した。

 およそ午後8時頃、私たちの所有物の大部分は、持っていた金銭を
除いて、届けられた。私たちは立ち去る用意ができた。しかしムフ
タールの家族は、私たちだけではバグダッドに戻らせず、別の車で私
たちをエスコートすると主張した。

 「あなた達が幸せにここを去るのは、神のおぼしめしだ」とムフター
ルは言った。「間違いなく、安全にバグダッドに送り届ける。あなたた
ちだけで行くのは、ひじょうに危険だ」。

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