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レジスタンスが広がる土壌、占領下で育つ若者たち(山本史郎氏のメール)
http://www.asyura2.com/0403/war51/msg/756.html
投稿者 シジミ 日時 2004 年 4 月 12 日 20:37:26:eWn45SEFYZ1R.
 

2004年 4月12日 月曜日  □□□□ □■  (転送歓迎)

 イラク戦争までは、亡命イラク人の発言やネオコン勢力の発言、ブ
リーフィングを積極的に流し続け、戦争の「大義づけ」に一役も二役も
かったニューヨーク・タイムズ。どの程度の反省をしたかは即座に判断
しがたいけれど、Sunni-Shiite Cooperation Grows, Worrying U.S.
Officials 4月8日付につづいて、今回もイラクでの占領への抵抗が広
がる土壌を丹念に追って報道している。なお上記の記事は次のURL。

http://homedelivery.nytimes.com/HDS/SubscriptionT1.do?mode=SubscriptionT1&ExternalMediaCode=W24AF

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  ☆★レジスタンスが広がる土壌、占領下で育つ若者たち
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●Anti-U.S. Outrage Unites a Growing Iraqi Resistance
反米の怒りが、強まるイラクのレジスタンスを団結させる
ニューヨーク・タイムズ 4月11日 By JEFFREY GETTLEMAN
http://www.nytimes.com/2004/04/11/international/middleeast/11RESI.html?ex=1082686705&ei=1&en=849b3db0b49c1fa4

 バグダッド、10日発/モニール・ムンシルはアメリカ兵を殺す用意が
できた。屈辱、恐怖、怒り、落胆−彼は感情の高ぶりを抑えるのに、
何ヶ月も苦心していた。

 「しかしこの二週間、こうした感情が私のなかでふくらんだ」とムンシ
ル氏(35歳、労働者)は話す。「アメリカ軍はシーア派教徒にもスンニ
派教徒にも、同時に攻撃している。彼らが一線を越えてしまったからに
は、銃を取らざるを得ない」。

 上品な指とミツバチ色の目をした29歳のアハメドは、死んだ犬に爆
弾を仕掛けて、ハイウェイに置いている。彼とそれを手伝う仲間は、特
に最近は忙しかった。アハメドは「仕事を夜11時以後に始めるから」と
言った。「グループは小さく友だちのようなもので、名前すらない」。

 野菜の売り子をしているハリフ・ジュマ(26歳)は、彼と甥が先週、カ
ラシニコフ銃の中古品を購入したと話した。「正直なところ、僕たちは
以前はこんなではなかった」という。「だけど僕らは信仰心のある人間
だし、宗教指導者が脅迫されていたんだ。こんな時に、妻といっしょに
家のなかにいるのは恥だろう」。

 新しいイラク人のレジスタンスの波が、圧倒的な反米意識によって
シーアとスンニをゆるやかな団結に結びつけ、何万人もの人々を集め
ている。

 3月31日、ファルージャの反米ゲリラが4人の警護請負メンバーを
待ち伏せして彼らの死体をなぶりものにし、その数日後には、若いラ
ディカルなシーア派聖職者ムクタダ・サドルの激しい言葉が四つの都
市で実力闘争を促した。

 バグダッド、クファ、ナジャフ、バクバ、ファルージャで、シーア派教徒
とスンニ派教徒へのインタビューは、どちらも同じようにレジスタンスに
参加することを決心した新しい男たちの、そしてわずかながら女性の
集団を示すものになった。彼らは武器を扱うことに慣れ、戦闘に加わ
ることにあこがれる若い世代を登場させた。

 急成長するゲリラ勢力の規模を推し量る方法はないが、しかし幾つ
かの都市における憤激して武装した人々のデモは、たぶんそれが何
万人もあとに続いていることを示している。多くの人々は、自分たちを
専従の自由の戦士すなわちムジャヒディンだとは思っていない。彼ら
は八百屋や事務所、自動車修理工場、学校といったところに仕事を
持っているのだ。

 しかし、いったん時がくると、彼らは銃を手にリーダーの背後に整列
すると言う。ジュマは「今は自分の店にいるけど、もし何かが起こった
ら、店を閉めて武器を持って彼らに加わるつもりだ」と話した。

 「準備はできている」−−幾人かは緩やかな命令系統を解説した。
ジュマはサドル師を支持しているが、しかし彼の民兵組織マフディ軍に
は参加してない。彼はクーファ近くのモスクで、イマーム(イスラムの導
師)から指示を受け取るのだと言った。

 アメリカの当局者はサドル師の逮捕令状を出した。彼は出身地の
クーファで先週末に基本見解を表明し、そのあと姿を消した。

 多くのイラク人が武器を持っているのは、一つには、アメリカ指揮す
る占領者が略奪者や犯罪者から市民を守らないことが頻繁にあるか
らだ。今や人々は通りに出るのに自分の銃を携行する。

 アラ・ムハンマドはバグダッドに住む24歳の整備士だ。彼はトラック
を修理するのが好きである。先日、主にシーア派教徒が住むカダミー
ヤ地区で事件が起こったとき、彼は仕事場から自宅に走り、カラシニ
コフ銃に弾丸を装填して表に出た。

 「もし米軍がこっちに来たら、われわれは彼らと戦うだろう」とムハン
マドは話した。「自分の家、自分の通り、自分の国土、自分の宗教は
自分で守るつもりだ」。彼は靴を履かず、スウェットパンツ姿で歩道に
立っていた。「裸足で戦いたい」と。

 ムハンマド氏は最近マフディ軍に参加したと話した。彼が弾薬ベルト
を革ヒモで結び、戦闘の前に一杯の水をノドを鳴らして呑むのを見て、
近所には感服する者もいるが、他の人々は顔をしかめた。顧客のア
ディル・ハッサンは「このような若い男が多いのはまさに犯罪だ」と言っ
た。「彼らは不要だ。彼らの銃など要らない。厄介な問題がどんどんあ
らわれる」。

 イラクの若い世代全体がレジスタンスに苦(にが)い思いのなかで成
年に達している。4人のアメリカ人警護会社要員がファルージャで待ち
伏せされて殺されたとき、死体に火を放ちユーフラテスの橋まで引き
廻して吊したのは暴徒化した少年の群れだった。

 分厚く大人並みの手をした16歳のソラン・カリムは、アメリカ人を殺
すのは良いことではないと言う。ソランは学校の外に出ると、「それは
最高のことだよ」と言った。

 「彼ら(米兵)は異教徒だし、攻撃的で、イラク人相手に狩りをしてい
る」−−ソランの友人が率直に言った。オマル・ハディ(12歳)は「僕ら
はフットボールとか大理石遊びがしたいんだ。しかし米兵が僕らを外
に出させない」と言った。

 もう一人の少年スハイ・ナジム(13歳)は、「僕たちは彼らの兵器が
恐いかもしれない。しかし僕たちは彼らを恐れない」と言った。

 警護契約員が殺害された2、3日後、米海兵隊がバグダッドの西方
35マイルにあるファルージャに侵攻し、攻撃の背後にいる反米ゲリラ
を掃討する大攻勢に出た。これまでい300人以上が殺された。

 1年前にサダム・フセインが倒される前には、この街の若者はその
部族的なコネクションとスンニ派の親近感ゆえに、先駆者であり、エ
リートであり、最高の職務につく最有力候補と言われていた。今では、
もっとも攻撃的な米軍戦術と占領の矛先をまるごと突き付けられて、
彼らは漂っている。西岸地区とガザ(訳注:いずれもパレスチナ)の怒
れる若者のように、イラクの子どもたちも戦士への賞賛と冊子、映像、
音楽に囲まれている。

 人気のあるイラク人演奏者サバハ・アル・ジェナビは、アメリカ人殺
害の前に売り出していた歌のなかで、「ファルージャの男たちこそ厳し
い仕事をこなす男たちだ」と歌っている。「彼らはロケット弾でアメリカを
マヒさせた。イスラムの男は指導者のない兵士のようにアメリカ軍と戦
おう。砂ぼこりのなか、ブッシュの死体を引きずるだろう」。

 32歳の労働者アブドル・ラザク・アル・ムアイミは次のように言った
−−「息子にはアメリカ兵を殺す訓練をしている。私がサダム・フセイ
ンに感謝しているというのが一つの理由だ。全イラク人が武器の使い
方を知っている」と。

 多くの親たちと同じように、ムアイミ氏も、米兵が彼に子どもの前で
恥をかかせたと言う。

 「彼らは家に捜索に来て、私のコーランを足蹴にした」と彼は話した。
「彼らは息子の前で私をひどく貶(けな)した。息子がアメリカ兵を憎む
ようになったのは、私がしむけのではない。レジスタンスに彼が参加し
たいというのも、私がそうさせたのではない。アメリカ兵が私のかわり
にそうさせたのだ」。

 ムアイミ氏は10歳になる自分の息子はアメリカ人への暴力に参加し
なかったと話した。しかし、悲惨であるがゆえに、アメリカ人(の遺体)
があったら、息子も加わっていたろうと気づいている。

 「息子はこう言ったんだ−−『父さん、これはちょうど、あいつらが僕
らにしたようなことだね。彼らは女の人を焼き殺し、子どもを焼き、男
たちを焼いたんだ』と。私の息子は、今回は4人を殺して死体を燃やし
たが、何時の日か彼らをみんな燃やしてやりたいね、と言ったんだ」。

 「想像してくれ、彼はまだ10歳だ、その息子がそんなことを言うんだ」
−−ムアイミ氏は悲しそうに頭を振った。「息子はちょうど真っ白な帳
面みないなもので、そこには何でも書き込める。彼は何でも受けとめ
るだろう。そしてそれは記憶にとどまるのだ」。

 (タイムズのバグダッド支局でイラク人スタッフがこの記事を書くのに
貢献した)
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