★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板 > 戦争53 > 1236.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
柏村武昭参院議員を「反日的分子」にする方法(笑)
http://www.asyura2.com/0403/war53/msg/1236.html
投稿者 あっしら 日時 2004 年 4 月 27 日 18:06:48:Mo7ApAlflbQ6s
 

(回答先: マッサージ好きの柏村武昭、SARS視察バンコク漫遊旅行 投稿者 FakeTerrorWatcher 日時 2004 年 4 月 27 日 17:18:46)


国会という場で、イラクで人質にされた日本人について「自衛隊のイラク派遣に公然と反対した人もいるらしい。そんな反政府、反日的分子のために血税を用いるのは、強烈な違和感、不快感を持たざるを得ない」と述べた参議院議員柏村武昭さんは、自分の発言に“誇りある日本人としてあのバカどもを決然と批判してやった”と陶酔しているんじゃないかと推察する。

柏村武昭参院議員の発言がそれほど叩かれていないことや「人質事件」で見せた一部国民の反応から推測すると、柏村発言に溜飲を下げたカスもそれなりにいたようだ。

「表現の自由」は国家機構が保証しなければならない権利だから、言ったこと自体をとやかく言う気はあまりないが、レベルがあまりにも低すぎる内容なので簡単に反論を...


● 「反日的分子」という用語のおかしさ

「反日的分子」は、併合後の日本の統治に反対する朝鮮人や、日本の権益維持や占領に反対する中国人などに対して使われる用語である。(現状のイラクで言えば、米国の占領に反対するイラク人を「反米分子」と呼ぶこともできる)
せいぜいが「非国民」であり、少しまともなら「反政府分子」と呼ぶべきである。


● 政府の政策に反対する国民を「反日的分子」と呼ぶ虚妄

柏村武昭参院議員の頭の中は、石原都知事と同じように、「日本(国家)=政府」という錯誤で満ちているようだ。
国会や政府は、国民国家の政治的統合を具体的に行うための国家権力機構であり、国家そのものではない。

「自衛隊のイラク派遣に公然と反対した人もいるらしい。そんな反政府、反日的分子・・」という発言は、民主党・共産党・社民党など恒常的に政府提出法案や外交政策に異を唱えている国会議員も「反日的分子」であることを意味する。
民主党議員のなかには「日本のために!」と政治活動をしている人もいるはずである。
参院議員である柏村武昭氏に国会でそのような指弾を受けながら、「バカなことを言っている」で済ましてしまうようなら国会議員のバッチを外したほうがいい。


● 「そんな反政府、反日的分子のために血税を用いるのは、強烈な違和感、不快感を持たざるを得ない」

柏村武昭参院議員が言うところの「反政府、反日的分子」からも徴税をするのが国家権力機構である。
「法の下の平等」という近代民主主義国家の原理原則に「強烈な違和感、不快感を持たざるを得ない」ような人が歳費及び活動費が税金で賄われている国会議員であることのほうが、「強烈な違和感、不快感を持たざるを得ない」と言っておく。


● いつまでも政権与党であるとは限らない

柏村武昭参院議員は、その発言に嫌悪した人たちに楽しみのネタを与えた。

柏村武昭参院議員は「自衛隊のイラク派遣に公然と反対した人もいるらしい。そんな反政府、反日的分子のために血税を用いるのは、強烈な違和感、不快感を持たざるを得ない」と明言したのだから、彼が野党議員になって政府提出の法案や外交政策に反対したら、
彼を「反日的分子」と明るく呼んであげよう。
(罵ったり嫌味な物言いではなく、あくまで明るくね)


柏村武昭参院議員が、7月の参議院選挙で改選対象でないのが残念だ。
韓国だったら、間違いなく「落選運動」の対象になるだろう。

 次へ  前へ

戦争53掲示板へ



フォローアップ:


 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。