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外交防衛委員会4月27日若林議員、外交官殺害事件、あきれ果てて何かもう質問する気なくなっちゃうんですよ
http://www.asyura2.com/0403/war54/msg/1114.html
投稿者 なるほど 日時 2004 年 5 月 09 日 23:13:16:dfhdU2/i2Qkk2
 

( 参議院本会議4月21日[若林議員の質問抜粋]【外交官殺害事件】http://www.asyura2.com/0403/war53/msg/1410.html
)に続く会議録が出ました。



第159回国会 外交防衛委員会 第15号
平成十六年四月二十七日(火曜日)
   午前十時開会
    ─────────────
   委員の異動
 四月二十二日
    辞任         補欠選任
     榛葉賀津也君     浅尾慶一郎君
 四月二十三日
    辞任         補欠選任
     浅尾慶一郎君     榛葉賀津也君
 四月二十六日
    辞任         補欠選任
     阿部 正俊君     小泉 顕雄君
     荒木 清寛君     渡辺 孝男君
     吉岡 吉典君     小林美恵子君
 四月二十七日
    辞任         補欠選任
     桜井  新君     有村 治子君
     月原 茂皓君     西銘順志郎君
     矢野 哲朗君     野上浩太郎君
     小林美恵子君     吉岡 吉典君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         山本 一太君
    理 事
                舛添 要一君
                齋藤  勁君
                高野 博師君
                小泉 親司君
    委 員
                荒井 正吾君
                有村 治子君
                河本 英典君
                小泉 顕雄君
                中島 啓雄君
                西銘順志郎君
                野上浩太郎君
                岩本  司君
                佐藤 道夫君
                榛葉賀津也君
                田村 秀昭君
                若林 秀樹君
                渡辺 孝男君
                小林美恵子君
                吉岡 吉典君
                大田 昌秀君
   国務大臣
       外務大臣     川口 順子君
       国務大臣
       (防衛庁長官)  石破  茂君
   副大臣
       防衛庁副長官   浜田 靖一君
       外務副大臣    逢沢 一郎君
   大臣政務官
       防衛庁長官政務
       官        中島 啓雄君
       外務大臣政務官  荒井 正吾君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        田中 信明君
   政府参考人
       内閣官房内閣審
       議官       増田 好平君
       警察庁刑事局長  栗本 英雄君
       警察庁警備局長  瀬川 勝久君
       防衛庁防衛参事
       官        大井  篤君
       防衛庁長官官房
       長        北原 巖男君
       防衛庁防衛局長  飯原 一樹君
       防衛庁運用局長  西川 徹矢君
       防衛施設庁建設
       部長       河野 孝義君
       法務省刑事局長  樋渡 利秋君
       外務大臣官房審
       議官       山口 壽男君
       外務大臣官房領
       事移住部長    鹿取 克章君
       外務省総合外交
       政策局長     西田 恒夫君
       外務省北米局長  海老原 紳君
       外務省中東アフ
       リカ局長     堂道 秀明君
       文化庁文化財部
       長        木曽  功君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法
 律案(内閣提出、衆議院送付)
○地中海漁業一般委員会に関する協定の改正の受
 諾について承認を求めるの件(内閣提出)
○千九百九十二年の油による汚染損害の補償のた
 めの国際基金の設立に関する国際条約の二千三
 年の議定書の締結について承認を求めるの件(
 内閣提出)
○千九百七十三年の船舶による汚染の防止のため
 の国際条約に関する千九百七十八年の議定書に
 よって修正された同条約を改正する千九百九十
 七年の議定書の締結について承認を求めるの件
 (内閣提出)
○外交、防衛等に関する調査
 (テロ対策特措法に基づく対応措置に関する基
 本計画の変更に関する件)


○若林秀樹君<中略>外交官殺害事件の真相解明ということでありますので、私は、冒頭申し上げたいんですけれども、これまで別に外務省の皆さんと闘っているわけじゃなくて、外務省員が亡くなった、その真相解明をはっきりさせたいということでやっているだけですから、是非とも私のこれまでの質問あるいは提出した資料に対して真摯にやっぱり対応していただきたいなというふうに思っております。
 その上で、米軍、この間のテレビ報道、ペトロイヤス少将のテレビの発言について、つまり、彼らはティクリートじゃなくてモスルに来ようとしていた、ヘリを提供しようとしていたんだけれども、彼は運転する方向を、方針を選んだと、それは悔やまれるというところで、これについての回答はいまだに受け取っていないんですけれども、この間の衆議院の外務委員会の発言を総合しますと、やはり奥、井ノ上両外交官はティクリートの復興支援会議に出ると、ペトロイヤス少将は何か勘違いではないかということで、あくまでその会議に出てバクダッドへ戻るということだというふうにおっしゃっていましたので、その理解でいいか、簡潔に堂道局長、お願いします。
○政府参考人(堂道秀明君) お答え申し上げます。
 大筋は委員御指摘のとおりでございます。私どもも、御指摘いただきまして、ペトレイヤス空挺師団長の発言について再度確認いたしましたけれども、そのような発言をそのTBSの番組でなさっております。
 他方、私どもとしまして、これまで判明したところでは、両名はティクリートの会議に出席するということでございまして、主催者側にも確認したわけでございますけれども、同名がこの会議に出席する旨事前にその連絡を受けていたと。あるいは奥大使、井ノ上書記官及び運転手ともにティクリート宮殿内に宿泊することが、事前に主催者側と調整していたということでございます。そういう意味で、私どもとしましては、二十九日はモスルではなくてティクリートに向かっているというふうに承知しております。
 他方、ペトレイヤス師団長の発言の背景でございますけれども、奥大使とこのティクリートの会合の翌週の十二月の四日にもこのモスルでの草の根無償の署名式並びに支援プロジェクトの発掘、形成のために赴くことを計画していたということから、奥大使とペトレイヤス師団長の双方の間でモスル行きについて話合いをした可能性はあるということでございますので、この師団長の発言もそのようなことが念頭にあって行われたのではないかと思われます。
○若林秀樹君 ペトロイヤス少将と直接この件については確認されましたでしょうか。
○政府参考人(堂道秀明君) 私どもの理解は今申し上げたとおりでございますけれども、念のためペトレイヤス師団長にも接触して確認をするというふうに今手続を取っているところでございます。まだ本人とは連絡が取れておりません。
○若林秀樹君 私は、やはりペトロイヤス少将が奥大使と親交があって、覚えているわけですよね。その日にヘリコプターを提供したにもかかわらず、そういう事件があったということは、うろ覚えとか記憶が定かでない、そういうレベルじゃないですよ。これは明らかに、やっぱり友人に対して例えば車を提供して、こっちへ来るときにそこで事故があったら忘れるわけがないんであって、英語でもですね、ウイ・オファー何とかって、特定しているんですよ、ザ・デイで特定しているわけですよね。私はやっぱり、ペトロイヤス少将のやっぱり記憶が定かであり、はっきり覚えているからああいう発言になったんではないかなというふうに思いますので、その意味で、やっぱり是非とも本人と確認をしていきたいと思いますし、私はまだその疑問は解けない感じがしております。
 その上でお伺いしたいんですが、この二日間の会議において、三時に二日目は終了するということになっているんですが、その後はすぐにバグダッドへ戻る予定だったんでしょうか。
○政府参考人(堂道秀明君) この奥大使の日程についてはEメール等でいろいろ調整をしていたと、あるいは電話で調整をしていたということがあると思いますけれども、奥大使についてはこのティクリットの会合の後、バグダッドに一たん戻ってくるというふうになっていたというふうに承知をしております。
○若林秀樹君 当時の報道等を見ますと、せっかくティクリートに行くんで、そのほかも前後してですね、草の根無償等の案件の候補地探しに行ったんではないかと、そういう予定を組んでいたんではないかということがありましたが、そういう予定はあったんでしょうか。
○政府参考人(堂道秀明君) 先ほど申しましたとおり、一たんバグダッドに戻ってきてから翌週にモスルに行くということについては、その計画をしていたということについては承知しておりますが、それ以外については、そのような日程があったというふうには承知しておりません。
○若林秀樹君 いずれにせよ、ないということであれば、いずれにせよ、そういうないという、出張の予定書というのがあるというふうにこの間答弁されていましたので、その提出について御検討をお願いしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
○政府参考人(堂道秀明君) 検討いたします。
○若林秀樹君 その上で、資料をちょっと配っていただきたいんですけれども。
   〔資料配付〕
○若林秀樹君 まだまだ質問したいことはいろいろあるんですが、冒頭申し上げましたように、この間、この委員会の中で、当時の復興会議の会議の次第、参加者名簿、そして後で付け加えたんですが、招待状のコピーを出してほしいということで申し上げました。
 私は、公式の場で申し上げてそちらも了解をしたという意味においては、その日のうちに、もう存在するわけですから、持ってくるのかなというふうに思いましたところ、全然来ない。で、翌日に催促をして出てきたのが、ファクスで送られてきたのはこの「ティクリート会議関連」ということであります。これ、見ていただきたいと思うんですが、ほかの方も。
 私は、会議の次第、スケジュールを要求したんです。そして、来ない。ファクスでわざわざ送られてきたのがこの概要であります。ちょっとひど過ぎないですか。会議の次第を要求して、あると言って送ってきたのはこの日本語のこれだけですよ。
 私は、やっぱりこういう、私も英語はある程度分かりますし、会議の次第と表のページに書いてあって、中は概要ですから、ほとんど私はこれは作ったに等しいんではないか、会議の次第そのものはないんではないかと思わざるを得ないです。いかがですか。
○政府参考人(堂道秀明君) この二十九日、三十日のティクリットでの国際機関、NGO復興会議でございますけれども、この会議の組織といいますかオーガニゼーションにつきましては、後で判明したことでございますけれども、Eメールなどを使ってその連絡を取っていたということがございます。これはまあやむを得ないことでございまして、郵便もない、電話もなかなか通じないというところで、そういう作業を行っていたということでございます。この会議につきましては、日程につきましては、このとおりの日程でございます。
 他方、出席者につきましては、この出席者名簿とかということでございますけれども、この出席者名簿についても、言わば個人の情報を含むということから、私どもとしましては、一応これらの出席された方に対して、資料として提出することについての了解を求めました。その作業に若干時間を要したわけでございます。
 これにつきましては、奇異に感じられることもあると思いますけれども、これらの個人名を出すということについては、現地の情勢等から、それについては一応了解を取った上でやるということで私ども考えさせていただいたわけであります。
○若林秀樹君 後半の部分は私、聞いていませんので。
 まず、会議の次第を出していただきたいと言ったにもかかわらず、出てきたのは会議の概要で、それも日本語で作ったようなものであります。何で会議の次第が出てこないのかと、そのことを言っているんで、それに対して明確に答えていただきたいと思います。
○政府参考人(堂道秀明君) 私どもが承知していますのは、この日程、こういう日程だったということと、あと招請があったということだけでございまして……
○若林秀樹君 会議の次第と言っているんですよ、それはあると言ったじゃないですか、この間。存在するって。
○政府参考人(堂道秀明君) 会議の次第といいますのは、このいわゆるアジェンダというふうに理解しますが、このアジェンダはこういうことであったということでございます。
○若林秀樹君 だから、会議の次第の、じゃ、原語での英語で出していただきたいと思いますが、これ、私これ以上こういうことはもうやっていられないですね。
 で、更に申し上げましょうか。
 この二十九日の正午から昼食というのは、前いただいた資料から十一時五十分になっていました。二時十五分からの五時までのブリーフィングというのは、前いただいていたのは二時になっていました。もう次第はない、出てくる会議の概要の時間は変わる、もうとてもじゃないけれども、私はこういう形で審議はできないですよ。これまで何度となくいろんなことを、同じ聞いても分からない、聞けば分かることさえ分からない、出てくる資料はない、出てきたのはこれ。
 その出席者名簿も、ティクリート宮殿に泊まるということまで言っているわけでしょう。そうであれば、その名簿を出していただきたいというのは、ほかの人はいいんですよ、それは幾らでも個人情報、名前を隠したりいろんなことができるわけですから、はっきり奥、井ノ上さんがそこの会議に出席した、いたという出席者名簿を出してもらう、出さない。
 私は、委員長、私これ以上こういう形で審議できないですよ、本当に。私も真摯に、まとも、まじめにいろんなことを聞こうとしている。毎回出ても変わる、答えない、時間は変わる、資料提出もこれですから、私はやっぱりこういうことではこれ以上審議は私はできないと思いますけれども、いかがでしょうか、協議していただけないでしょうか。
○委員長(山本一太君) 今の件について、堂道中東アフリカ局長、御答弁まずお願いします。
○政府参考人(堂道秀明君) 英文の資料を提出します。
 一点、この会議の日程につきましては、先ほど時間が変わっているじゃないかという話を言われましたけれども、直前まで調整していた形跡がございますので、この点についても分かるようにきちっと資料を提出させていただきたいと思います。
○委員長(山本一太君) ただいまの件につきましては、理事会において後日協議をいたしますが、外務省の方はできるだけ正確な資料を出すように心掛けていただきたいと思います。
○若林秀樹君 だんだん時間がなくなってきたんですけれども、もうあきれ果てて、何かもう質問する気なくなっちゃうんですよ。
 例えば、この間でも、最初の通報を受けた際の時間ですよね、警察が。それと米軍に通報があった時間だけこの間はっきりして、じゃ何時に現場に警察が行ったのか、負傷者を何時に病院に運んだのか、いつ医師が一緒にいて奥さんは亡くなったのかという基本的な死亡時間、これ聞けば分かることですよ。これ、だってイラクの警察と連携してやっているんでしょう。ティクリート病院というのはちゃんとした病院なんですよ。そういうことをいまだに明らかになっていないということ自体がやっぱりおかしいですよ、どう見ても。
 こういうことは、ずっとこうやって聞いているというのは、それ自体私はもうおかしいというふうに思いますし、これ以上こういう形でやるんだったら私は強くやっぱり抗議したいというふうに思いますので、改めて大臣、この事件について、私は真相解明は必要だと思います。
 私は同じ立場です。外務省の立場それから国会議員のための、この真相解明したいわけです。是非ともそういう第三者の調査委員会を、この間の御趣旨は分かりますけれども、ある一定期間、もう五か月たっているんですから、区切りを付けて委員会を作っていただきたいと思います。その回答を求めて私の質問を終わります。
 大臣です。大臣、お願いしますね。
○国務大臣(川口順子君) 改めて事務当局にはきちんとした形で、疑惑を招かないようにできるだけまとまった形で資料を提出するようには指示をします。
 その上で、第三委員会というのは、この間申しましたように、今の時点ではこれになじむというふうには私は考えておりません。ただ、外務省として、これはこの前申し上げたかと思いますけれども、できるだけ早く全体をまとめた形でお話をするべきだというふうに考えておりまして、それは今いろいろなことがあってちょっと予定よりも遅れておりますが、できるだけ早くというふうに思っています。
 それから、若林委員のおっしゃる幾つかのことについて、こういうことが分かってしかるべきだというふうに考えていらっしゃるのはよく分かりますけれども、このようなイラクの事情で、分かることについてはもうできるだけお話を申し上げているということを是非御理解をいただきたいというふうに思っています。
○若林秀樹君 終わります。

http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kaigirok/daily/select0104/159/15904270059015a.html
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kaigirok/daily/select0104/main.html



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