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田中宇氏の講演会より 「阿修羅」や「木村愛二」のサイトの愛読者だそうです。
http://www.asyura2.com/0403/war54/msg/618.html
投稿者 TORA 日時 2004 年 5 月 04 日 17:35:07:CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu70.htm

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田中宇氏の講演会の内容を一部紹介します。
「阿修羅」や「木村愛二」のサイトの愛読者だそうです。

2004年5月4日 火曜日

【田中宇】

うちがこんなに人気あると思っていなかったから。
僕がどういう風にやっているかというと、パソコンの前に一日中いるか、都内某所の喫茶店で、これで書けない書けないていって居眠りしちゃうから、となりの女子高生から見られて、そんなことばかりやっているから。
ちょっと待ってください。質問が一杯来てるから、一個一個、最後まで出来ないな。
最後まで出来ないんだけど、最初から読んでそれで答えてゆきますから。

【質問】

21世紀のアジアは中国とインドの時代になるという人がいますが本当でしょうか。
日本とアメリカと安保の関係をやめて自立できるか。
なぜアメリカはイスラムを敵にするのか。

【田中宇】

 ひとつ、中国とインドの時代になる?本当?中国とインドがどこまで成長するか?つまり世界のどこかで消費地がないとダメで、アメリカはもうクレジットクランチに近いんで、アメリカのクレジットカードを使っている人のうち、4,09%のが支払い遅延を起こしている、今日何処か出ていた。アメリカはクレジットカードで皆払って払いきれない。消費もアップアップなわけで、だからその点インドと中国はまだ貧しいでしょ。まだ紀元前みたいな生活している人も、最近はインドはいないのかな、とにかく人数は多いから、少なくとも成長市場になってくれないと困ると言う資本家が多いんですね。

上手く行くかわからないんだけれども、中国とインドを安定させて、それで経済発展させたいと、少なくとも短期的には、そういう人がアメリカの政権内には多いようだし、そういう意味ではインドと中国の時代になる可能性大きい。ただ、インドと中国は消費地としての役割をわかっているような感じもするから、彼らが傲慢になるかというと、まあそれは、僕は甘いというかもしれないけれど、あまり可能性はないんじゃないかと、特にインドに関しては、基本的に多様、中国に比べるとさらに多様で、しかも植民地を経ているから、なかなかその、覇権国としてのコアとなるような、文明的な存在というのが、インドはそれほど強くない、様な感じがするんです。

日本とアメリカと安保の関係をやめて自立できるか。さっき言ったようにゆっくりとアジアのほうに傾いてゆくだろうから、急に自立はしないし、角さんの例もあるから、しないほうがいい。それからもう一つは、80年代くらいにやってたはず、自立するとすれば。その時に円の国際化ということをやったらどうかとアメリカの金融筋から、おそらく言われてただろうから、その時に円の国際化をやっていたらその時に日本は経済覇権を強くもっていたかもしれないけれど、当時の大蔵省はやりたくなかった。やるガッツかなかったか、やるリスクが大きいと思ったのか見送っているから、それは日本中心とはあまり考えないんじゃないかと、もし今後日本中心とするならば海洋アジアという風なまとめ方をする可能性がある。地政学的に言って。海洋アジアって言うのはフィリピンとか台湾とか、シンガポール等もくっつくみたいな。

なぜアメリカはイスラム諸国を敵にするのか?宗教が背景か?宗教は背景じゃない、実は。これは軍事戦略や政治戦略であって、アメリカ人はイスラム教徒を好きでも嫌いでもない。イスラム教徒はアメリカを好き。だから、人民同士敵じゃない。ただ単に政治的にあの辺の国をやっつければ、イスラム教徒が反米になって都合がいい、新しい敵になってくれるだろうと、ソ連みたいな敵を欲してるわけですよ。アメリカのタカ派は。だけどもタカ派自体は今弱いから、次の状態になってます。

フリーメーソンと911のつながり。うーんわかんないな。フリーメーソン自体僕はよく知らない。例えばビルダーバーグとか、メーソンというのは僕はよく知らない。あまりよけいなこと言わんと。911はさっき言ったようなあれでは、テロを起こすことによってアメリカの有事体制を作るというような作戦だった可能性がある。フリーメーソンまで行くかどうかはわからない。だけどビルダーバーグとかその、昔は陰謀系の組織と思われていた世界支配の組織というのは、ビルダーバーグも、専門家の間ではそういうのもあって、ビルダーバーグは欧米の貴族とか政治家が集まって毎年一回五日間、去年はフランスで、世界のこれからの事を決定して、決定した後にG7が開かれて、各国の今の政治家達が来て、言ったとおりに決める、そういう組織があるとされている、欧米間の、日本でメンバーになっているのは緒方貞子さんだけだというんだけど、緒方さんは質問のためにだけ呼ばれたじゃないかというものあって、そう組織もあって、今まで陰謀団体と呼ばれていたのがあって、それでそいつらが、みんな暴露され始めている。それはどういう意味かって言うと、そいつらが作っていた陰謀的な世界支配が崩れているから、暴露されているんじゃないかとか、そういう風に思っているんですけど。

【質問】

台湾の独立問題になぜアメリカは干渉するか?

【田中宇】

それは、アメリカが中国と仲良くしなければならなくて、中国はアメリカに対して、台湾の問題だけはもし、台湾独立を容認したら、俺たちは怒るぜというのがあって、これだけは中国が絶対譲れない線としてあって、アメリカがそれを尊重しているから。どうしてアメリカが中国に甘いかって言うと、さっきから何回も言うように、経済的に中国が重要だから。アメリカの資本が中国にいっぱい入って行って、これから中国は発展していって、儲けさしてもらわないとアメリカの資本家が困るから、だから台湾なんかちっちゃい国だからほっとけ、かまわんとけ、そういうような展開じゃないかと思います。

【質問】

SARSについてどう思うか?SARS細菌兵器説

【田中宇】

僕はそうじゃないかと思います。細菌兵器じゃ、中国人の8割はSARSはアメリカの細菌兵器だと思っている。地元の人がそう思っているときはけっこう正しかったりする。アラブ人はアルカイダというのはアメリカが作ったものだし、サダムはもともとCIAのエージェントだった。これらは大体証明されつつあるから、サダムがつかまったとたんにCIAエージェント説が、ニューヨークタイムズあたりに公然と載るようになっているから、SARS細菌兵器説もあるかもね。アメリカはけっこう細菌兵器かなんかを使って人体実験をやったり、西ナイル熱なんかアメリカのある場所で時々流行ったりしてるんだけれども、これはやっぱりアメリカ政府の、細菌兵器を今でも作っている場所があって、アメリカは細菌兵器禁止条約に似たものをサインかなんかしてるから、本当はいけないんだけれども、フォートレトリックか、アースラックス日本語で炭素菌は、フォートレトリックで作らればら撒かれたんじゃないかと。当局がね。犯人はわかっているでしょう。ある科学者が犯人は私の同僚だと発表して、僕それで記事かいた事があるんだけれども、それでその説がますます強くなっているんですけれど、なかなかね、炭素菌まで記事の時間が回らない時間が。もうすぐ書いたりするときがあるかと思います。

【質問】

普段はレンスコム・ワットリレードハプンドットコム・グローバルフリープレスなどのサイトを毎日見ているのでしょうか?

【田中宇】

毎日見てます。これは誰が書いたの?すごいね。見てんだろうな。これらのレンスコム、ワットリレドハプンドットコムというのは陰謀を突き詰めたい人は絶対読んだ方がいい。英語だけどね。僕のサイトからでもリンクしてある、と思うから、どんなサイトを読んでいるかというところに、書いてなかったなかな。日本語だと「阿修羅」がけっこう、これらのサイトのものを翻訳して載せてます。あとなんだっけ、「木村愛二」さんとか、「2ちゃんねる」なんかの当該レスなんかにも時々翻訳が載ることがあります。TUPという翻訳をやっている集団がいるみたいで、そういう人たちなんかもレンスとかワットリレンドハプンドとか、ワットリレドハプンドと言うのは単に記事のリンク集なんです。それらのやつなんかをけっこう、そっちのほうが正しかったりするから、ニューヨークタイムスよりも。


田中宇の国際ニュース解説 ライブ 1月11日より
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/tanaka.htm

(私のコメント)
今年の1月に行われた田中宇氏の講演会の模様を一部紹介します。本当は全文を紹介したいのですが分量が多くて、一部しか紹介できませんが、一番興味深い部分だけテキスト起こしをしてみました。会場は池袋西武のコミニティカレッジで行われたのですが、300名ほどの会場は一杯で、メールマガジンの愛読者が多くて若い人が多かった。

内容としてはサイトに書いてあることの最新の事を話していましたが、メモだけで2時間半ほどの講演が出来るだけでも、普段からかなりネットで情報を集めていることがわかります。しかし読んだだけではすぐに忘れてしまうので、インプットだけではなくアウトプットもしなければ知識として身に付かないのだろう。

それから休憩時間などでは、若い女性が田中氏の周りに集まって、著書などにサインを求めていた。会場の様子はデジタルカメラを持って行ったのですが、パソコンに取り込むのに失敗して全部パーになってしまった。さいわいテープレコーダーを持っていったので全部録音しましたが、なかなか聞きなおす機会がありません。

田中氏は講演の話の中で「阿修羅」や「木村愛二」氏のサイトを紹介していましたが、当然、「株式日記」のサイトも読んでいると思います。アメリカ経済の解説に関しては「株式日記」の影響が出ているのではないかと思うのですが、国際ニュ−スに関しては田中氏のサイトが一番詳しくてわかりやすい。

ただ一番違うのは田中宇氏がすでに本を何冊も出版してテレビなどにも出演してプロとして活躍しているのに対して、私は単なるホームページのオーナーに過ぎません。だから比較しても意味はないのですが、講演会などで3000円の会費で300名集めれば90万円の収入になるのだからうらやましい。

最後にテレビに出ても2万円にしかならないと言っていましたが、テレビ局がいかに安いギャラでタレントを使っているかがわかって面白かった。テレビに出演して名前が売れれば講演会一回行えば数十万円になるのだから、それなりのメリットはあるのでしょうが、これからはネットで固定ファンを増やしていけばテレビに出て顔を売らずともいい時代が来たということを田中宇氏の講演会で感じた。

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