投稿者 新世紀人 日時 2004 年 5 月 18 日 13:08:33:uj2zhYZWUUp16
見出しに書いた事はよく使われる戦術の一つで、戦争を見るときに一つの定式として使えるものです。
撤退と言う最後のときの前後にも敵に損害を与えていくと言う戦術なのです。先の大戦の時も英国軍を追って日本軍が進んで行った時に地雷や手榴弾が仕掛けられていて兵士達がやられました。手榴弾はトイレに仕掛けられたりしていて、扉を開けると爆発したのです。日本軍は撤退の時は余裕がなく、兵器も常に不足していた事もあってか、国民性のこともあってか、この戦術を使ったとは聞いてはおりません。
イラクの現状においての幾つかの事件を見るときにこの「定式」は参考に使えるでしょう。占領軍は恐らくこの戦術を採用しているでしょう。
使われている兵器は地雷と手榴弾と言った単純なものなどではなく、種類も、そして方法もより高度であり、謀略的手法も使われているのでしょう。謀略も広い意味で兵器と言えます。デッチ上げは謀略的手法ですね。
イラクに対して人的にも社会資本にも損害を与えていく。これは旧ユーゴに対しドナウ川に掛かる橋を爆撃して破壊し、復旧を遅らせて、EUの旧ユーゴへの進出を阻止したのと同じ効果がありますね。
そして、指導力のある人物達をテロ事件などを使って暗殺すれば、それは「定式」の撤退前の捕虜殺害にあたるわけであります。
イラクには復旧を遅らせて、潜在的な敵としての力を出来るだけ削いで行く事を目指すでしょう。
いたち(スカンク)は最後っ屁をかますでしょう。
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