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イラク人虐待事件軍法会議はじまる(侵略軍を裁けるのはイラクの民衆だけ)
http://www.asyura2.com/0403/war55/msg/436.html
投稿者 happyblue 日時 2004 年 5 月 20 日 00:46:33:BaRfZQX6fAfSk
 

@米技術兵に禁固1年 イラク人虐待事件軍法会議(アサヒコム)

 米兵によるイラク人収容者虐待事件で、駐留米軍の軍法会議が19日、バグダッドで開かれ、ポール判事(大佐)は、虐待などの罪に問われたジェレミー・シビッツ技術兵(24)に禁固1年と除隊などを命じる有罪判決を言い渡した。軍の情報部門などの組織関与については具体的に解明されなかった。これとは別に、虐待にかかわった米兵3人に対する予備審問が開かれ、いずれも罪状認否を留保した。

 この事件で軍法会議が開かれたのは初めて。シビッツ技術兵は昨年11月8日ごろ、アブグレイブ刑務所で、イラク人たちを裸にしてピラミッドを作らせる行為に加わったなどとされ、収容者への虐待、虐待共謀、職務怠慢の三つの罪に問われた。

 出廷した同技術兵は容疑を認めた。米テレビが写真を放映した「人間ピラミッド」に関しては、「2等軍曹から収容者を連れてくるように言われた」と述べ、自分も収容者を突き飛ばしたと涙ながらに語った。

 さらに、ほかの米兵らが「収容者のつま先や手を軍靴で踏みつけた」「頭などを拳で殴った」と具体的に証言した。

 組織関与については、軍の情報部門が「(取り調べが)うまくいっている。いまやっていることを続けろ」と言っていると仲間の米兵から聞いた、と証言。しかし、自分自身はその言葉を信じていない、とも述べた。

 閉廷前、「イラクの人たちと収容者に謝りたい」と謝罪した。

 この日開かれたのは軽中程度の軍紀違反を裁く「特定軍法会議」。禁固1年は最高刑にあたる。AP通信によると、シビッツ技術兵は他の容疑者の行動について証言することで、検察側と合意していた。

 一方、予備審問に出廷したのは、ジャバル・デービス軍曹(26)▽アイバン・フレデリック2等軍曹(37)▽チャールズ・グレーナー技術兵(35)。主な容疑は昨年10月から11月にかけての虐待について。イラク人の首にひもをつけ、女性兵士に犬のように引っ張らせて写真を撮影したり、警棒で殴りつけたりしたとされる。

 3人は、重大な容疑を裁く「全般軍法会議」(最高刑は死刑)に付されることになっており、次回審理は6月21日。一方、容疑者7人のうち女性兵士3人は日程が固まっていない。

 米軍のこれまでの内部調査に対し、デービス軍曹は情報将校から「楽にしてやれ」「最悪の夜にしてやれ」と指示され、「よくやった。やつらはしゃべった」と褒められたと証言。また、グレーナー技術兵の弁護士も「情報関係者の指示があった」と米メディアに語っており、審理では上官の指令に従ったと主張する可能性もある。 (05/19 22:21)

http://www.asahi.com/international/update/0519/017.html

@やはり侵略軍に戦争犯罪は裁けないです。以下の記事で紹介されている「イラク人に裁かせろ!」というイラクの人たちの意見が一番正しいと思います。


@イラク国内に「厳罰を」の声 虐待の米兵軍法会議を前に(アサヒコム)

 バグダッドで19日、アブグレイブ刑務所でのイラク人虐待事件に関与した米兵の軍法会議が始まる。イラクの新聞やウエブサイトには、「米兵に厳罰を」「組織的関与を解明せよ」などの声が寄せられている。会議にイラク人が関与できないことへの不満も強く、イラク人権協会は米英の暫定占領当局(CPA)に被害者の法廷での陳述を認めるよう申し入れた。

 CPAに申し入れた同協会副代表のムハンマド・ムサウィ弁護士は「イラク人が関与できなければ、世論が収まらない。被害者の陳述なら犯罪の証拠でもあり、認める余地があるはずだ」と説明する。しかし、これまでのところCPAからの回答はないという。

 協会は、軍法会議には多くを期待できないとして、別の訴追の可能性を探る構えだ。米兵に米英連合軍兵士の要素があることから、英国の裁判所に訴えることなどを検討し、国際社会に虐待問題を訴え続けるという。

 同協会には、虐待写真の暴露後、元収容者の訴えが多く寄せられ、確実な20件について米軍に損害賠償を請求した。事件発覚以前にも約100件の相談があったが、米軍の報復を恐れ、実際に手続きを始めたのは2人しかいない。米兵でも訴追されるとわかり、被害者は勇気づけられているという。

 一方、寛刑を懸念する声も強い。CPAとイラク刑事裁判所との連絡官を務めるアブドゥル・サラム弁護士(46)は、一連の性的暴行を含む虐待は、イラク国内法の刑法393条「道徳に関する犯罪」に該当し、最高刑は死刑または終身刑という。「米兵の行為はイラク人の道徳に対する侮辱であり、多くのイラク人は死刑を望んでいる。少なくとも終身刑が妥当だろう」と話した。

 旧フセイン政権下で暗殺などの弾圧を受けたアッダワ党は、イラク人裁判官や検察官の関与の必要性を訴える覚書を近くCPAに手渡す。同党政治局のアリ・アルアディーブ氏(50)は「米軍の軍法会議での狙いはイラク世論の沈静化だろう。しかし寛刑なら、中東全体に新たな怒りをかき立て、逆効果になる」と警告している。

(05/19 10:47)
http://www2.asahi.com/special/iraqrecovery/TKY200405190129.html

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