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【Asahi 13:08】日朝首脳会談が終了 金総書記、拉致問題にも言及
http://www.asyura2.com/0403/war55/msg/587.html
投稿者 木田貴常 日時 2004 年 5 月 22 日 13:29:38:RlhpPT16qKgB2
 

日朝首脳会談が終了 金総書記、拉致問題にも言及
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http://www.asahi.com/politics/update/0522/001.html


首脳会談を前に握手する小泉首相と金正日総書記=22日午前11時すぎ、平壌市内の大同江迎賓館で、代表撮影


金正日総書記と会談するため、政府専用機で北朝鮮入りした小泉首相=22日午前9時22分、平壌市の順安空港で、代表撮影


北朝鮮に向かう政府専用機に乗り込む小泉首相=22日午前6時22分、羽田空港で


 小泉純一郎首相は22日午前、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を訪問し、平壌市内の大同江(テドンガン)迎賓館で金正日(キム・ジョンイル)総書記と約1時間半会談した。両首脳は02年9月に交わした日朝平壌宣言に基づき、拉致・核などの諸問題を包括的に解決し、国交正常化をめざすことを再確認する見通しだ。首相は、最優先課題として拉致被害者5人の家族8人の帰国・来日を求める。同行筋によると、首相か同行する山崎正昭官房副長官が8人と面会して直接、意思を確かめる見通しだ。首相はまた、北朝鮮側が「死亡」などと説明した安否不明者10人に関する情報公開を総書記に強く求める方針だ。

 会談の冒頭、両首脳は片手で握手した。金総書記は「小泉総理が再訪朝されたことはいいことと思うし、歓迎します。02年9月は拉致という問題が生じたが、総理が国交正常化に対する関心を払われ、その正常化を成功させる意思と抱負を持って改めて訪朝されたことを私たちはうれしく思います。お体はいかがですか」と述べ、拉致問題に言及した。小泉首相は「おかげさまで」と応じた。

 会談後、総書記は再び首相と握手し、「また会いましょう」と声をかけた。

 北朝鮮側は姜錫柱(カン・ソクジュ)第1外務次官が同席した。

 複数の関係筋によると、被害者家族数人が首脳会談が行われる大同江迎賓館に来ているという。両首脳の会談は02年9月以来、2度目。首相は政府専用機で午前6時48分に羽田空港を出発、同9時14分に平壌郊外の順安(スナン)空港に到着。空港では03年8月の第1回6者協議の北朝鮮首席代表を務めた金永日(キム・ヨンイル)外務次官らが出迎えた。会談は午前11時2分から始まり、午後0時35分終了した。首相は平壌で記者会見し、会談結果を発表する。

 首相は出発に先立って羽田空港で記者団の質問に答え、「主眼は、現在の日本と北朝鮮の敵対関係を友好関係にしていくということ、対立関係を協力関係にする。その大きな契機にしたい」と語った。被害者家族の帰国・来日については「8人のご家族が日本に帰国できるように全力を尽くします。長い間、大変つらい思いをなさってきたご家族のことを思うと本当に悲痛な気持ちで待っておられると思います。そうしたご家族の気持ちを胸に首脳会談に臨みたい」と語った。

 首相は核、拉致、ミサイル問題などの諸懸案を包括的に解決して国交正常化をめざす、とした平壌宣言の原点に立ち返るべきだとの考えを総書記に強調する。拉致問題では、8人の帰国・来日とともに、北朝鮮が「死亡した」「入国の事実がない」としている10人の安否について具体的な情報提供を求める。核問題では核開発計画の完全な放棄を求め、6者協議のプロセスを通じて平和的に解決することを促す。

 首相か山崎副長官が被害者家族8人と面会する方向となったのは、脱走米兵とされる曽我ひとみさんの夫チャールズ・ジェンキンスさん(64)が来日に難色を示していると伝えられることから、その意思を直接確かめ、来日を説得することが目的とみられる。

 被害者家族の帰国・来日が決まった場合、首相が搭乗する政府専用機の予備機で22日中に連れ帰ることをめざし、準備をしている。実現すれば、02年10月に被害者5人が帰国して以来の再会となる。

 拉致問題で具体的な進展があれば、両首脳は国交正常化交渉の再開で合意し、首相が食糧25万トンをはじめ人道支援の再開を伝える方針。また、北朝鮮が事態を悪化させない限り、改正外為法などに基づく経済制裁の発動も見合わせる意向を伝える見通しだ。

 02年9月の前回会談では、金総書記が拉致問題を認め謝罪した。同年10月には国交正常化交渉を再開したが、被害者家族の帰国や安否不明10人の再調査を巡り双方の主張が対立。核問題でも、北朝鮮の高濃縮ウラン生産計画が表面化したことに端を発し、北朝鮮が核不拡散条約(NPT)脱退を表明して、国際的に緊張が高まった。

 首相は、膠着(こうちゃく)状態に陥った日朝関係を打開するためには、自らが再度訪朝して総書記と首脳レベルの意見交換を行う必要があると判断、政府・与党内の慎重論を押し切って決断した。

(05/22 13:08)


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