以前、本人が、背景の豊富な知識と理解力、論理的思考能力があれば、インターネット上の情報をたどることで、それなりの真実に辿り着ける、というようなことを記していた記憶がある。
彼は基本的には、現場重視タイプのジャーナリストではなく、情報収集能力と情報処理能力とで世界の隠された真実に辿り着く、新しいタイプのジャーナリストを目指しているはずだ。
作品評価はともかく、内容の論評は、ある程度の数の「華氏911」評を見れば可能と判断したのだろう。
しかし、そこにアキレスの腱のような弱点があるのも事実だ。

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