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学問道場として集めたお金が私、副島隆彦の個人収入であると見なされて課税されることになるようです
http://www.asyura2.com/0406/bd37/msg/657.html
投稿者 TORA 日時 2004 年 11 月 01 日 08:23:25:CP1Vgnax47n1s
 

今日のぼやき「602」  
http://snsi-j.jp/boyaki/diary.cgi

緊急報告。税務署との闘いが始まりました。この学問道場の存亡の危機が来ました。税務署の税務調査が始まり、この学問道場として集めたお金が私、副島隆彦の個人収入であると見なされて課税されることになるようです。そのための言論弾圧で一時的にこのサイトを閉鎖しなければいけなくなるかもしれません。 副島隆彦 2004.10.28 

副島隆彦です。 今日は、2004年10月28日です。
会員の皆様に緊急にお知らせします。
先週の月曜日、10月18日に、私、副島隆彦の家に管轄の税務署員が2名お見えになり、私の税務調査を始めることになりました。斎藤隆司・国税調査官(35歳)と、その上司の50歳になる統括国税調査官の二人です。

私は、税務署の確定申告をきちんとしているので、収入ごまかしはやっていません。勤務先の大学や出版社等から貰う源泉徴収票(げんせんちょうしゅうひょう)や支払い(しはらい)調書の類をそろえて毎年全て正しく申告しています。
 従って、私は何のやましいことはない。私は、30歳でサラリーマンを辞めて、年収50万円の貧乏物書きからはじめて今年で21年になります。昨年やっと、『預金封鎖』その他のベストセラー本をどんどん出せるようになって、それで51歳で始めて税務署に相手にされるようになりました。我ながら、これは勲章だな、とも思いました。

が、世の中は甘くはありません。 彼ら税務暑員は、私たちのこの学問道場の運営のために入るお金のことも調べ上げているようです。そして、彼らの立場(考え)からすれば、この「副島隆彦の学問道場」は、収益事業、営利事業、金儲けの手段だということになります。彼らはそのように言いました。そうするとどうやら、合計で推計(すいけい)で、一千万円を越す税金が私にかかってくるようです。正確な数字は、まだ全く分かりません。

 故に、私は、以後、税務署と闘うことになります。 「それは違う。会員をつのったり、自分の本を出版社から仕入れて売ったり、自力講演会をやって入場料を集めてやって来たたが、それらは全て、私の元に集まってきた貧しい、しかし前途のある若者たちを物書き、言論人、学者に育てる為に、すべて使ってきた。私は、自分の個人利益を求めて、インターネットでこういう言論活動をしているのではない」 と説明しました。しかし、税務署員たちは、そういう話は全く聞いていません、耳に入りません。という態度だった。税務署員の立場(考え)からすれば、私のこういう説明は無意味らしい。

それで、私の弟子たちが自主的に運営し管理している立川市にある事務所に、来週、税務暑の調査がはいる。私は、大学の勤務があるし、出版社との打ち合わせなどがあるから、事務所へはほとんど行けない。月に1度か2度が限度だ。それも勉強会、研究会の集まりがある時に行くだけだ。だから学問道場のすべての管理は私の弟子たちが自主的にやっている。実態としても事実としてもこの学問道場は、私の弟子たちが運営している。ネットの管理やコンピュータの購入や、事務所の諸経費の管理もすべて彼らが自主的に行っている。私の優秀な弟子たちであるからそういうことは誰とは言わす率先してやる。そして、生活費(報奨金、ほうしょうきん、と税法用語では言うらしい)としてわずかかお金が毎月彼らに払われている。今は4人が事務書に詰めているが、以前は6、7人いるときもあった。この他に事務所の家賃や、コンピュータ代や、一台ある中古の軽の日産マーチの駐車料代とかの出費である。それで毎月180万円ぐらいの支出が出ている。年間で2000万円ぐらいの支出(経費)だと思う。それに対して、数百人いる会員からのご支援金としての会費と書籍販売代と、お金が無くなりそうになると、私が講演会をやることで入って来るお金でなんとかやりくりして、それでここまで4年間やってきました。それらからの収入の合計は年によって違うが、だいたい1500万円ぐらいだろう。正確には分からない。現在、私が緊急にお願いして、公認会計士と税理士の先生のお力を借りて、私の弟子たちが計算している。

須藤よしなお君が、細かく帳簿をつけて、ずっと収支を管理してくれているので、彼がきちんと税務署員に説明するだろう。その際には、銀行預金通帳とか支払い証明の類とか、それから経費の根拠となる領収書の類もすべてきちんと整理してあるので、税務署員が事務所に調べに来ても私たちは何も困ることはない。

困るのは、一体、これらのうちのどれだけを副島隆彦、個人の収入として「認定」「判断」あるいは「金額の決定」をするのかが、今のところ全く分からないことだ。すべては、税務署の、「胸先三寸」「さじ加減」「推計課税」である。税務行政というのはこんなにも裁量権(さいりょうけん)の幅の広い行政権(の一種)だったとは、私も唖然とした。どうやら、税務署の立場(考え)で、「これは経費として認める。こちらは認めない」「これは、個人の収入だ。会社にとっての損金(個人なら必要経費)ではない」と勝手に彼らが決めるらしい。

私は、ここで怒った。私は、自分の個人の利益を求めて、この学問道場を開いて主宰して来たのではない。言論の自由 ( freedom of expression , あるいはfree speech ) のために、あくまで大きな真実(しんじつ)を追究すること、知識・思想・学問をネットという便利な先端通信手段を使ってみんなで真理を追求するための活動だ。公共の領域のことについて、公共の利益を追求することだ。(これを、英語では、seeking for public happiness
in the public domain という。 ) だから、税務署員という徴税(ちょうぜい)用の木っ端(こっぱ)役人程度に、「これは収益事業ですよ。あなたの個人の収入ですよ」などと言われたくない。

だいたい、ずっと赤字でやって来て、私が、4年前の始めのうちは年間、数百万円のお金を出して、今も足りない分のお金は、私の個人のお金から持ち出してここまで運営してきた学問道場だ。 それを、「あなたは営利事業として、お金を集めているのですよ。(それに課税します。修正申告してください。)」と彼らは言う。
私は、彼らに思わず言った。「私が、何の為にネットで学問道場を主宰して来たか、あなたたちでも分かる言葉で説明してやろうか。それは名誉のためだ。真実を書き続けて世の中に公表し続けることで、それで私は自分の名誉(めいよ)を勝ち取ろうとしているのだ。お金の為なんかじゃない。お金(収入)は、家族3人が食べるだけあればそれでいい。」と言いました。
しかし、こんな事を言っても、彼らは聞いていません。そういう寝言はいくらでも言っていなさい、という態度だ。「私たちは、お金の動きにしか興味がないですし、そこから税務署がいくら取れるかにしかしか関心はありません」という表情をして、馬耳東風(ばじとうふう)という感じだ。

税務署員というのは、こういう人種なのだな、と今度のことで、よーく分かった。
これで、全国の中小企業家、商店主たちが、いつも、いつも税金の払いのことで苦しんで来たはずだ、と私なりにいろいろなことが、この10日間で分かった。それらは一冊どころか数冊の本にして出版する必要がある様々の事実から成っている。私は、今、「税務署と戦う」という本を書こうと思い始めている。しかし、彼らとの交渉、話し合いはまだ始まったばかりだから、今のところはまだ不明瞭である。私も所得税法や国税通則法、所得税法施行細則(しこうさいそく)などの勉強を始めたばかりだ。税法は昔習った行政法(ぎょうせほう)という法律学の一部であり、それが国民の経済活動の生(なま)の現実と、国家の財政(国の収入)とがぶつかるとことに出現している極めて現実的な法律群だと思う。税金(税制)は、大きく政治(行政)と国民経済の中間のところにでーんと構えている一番重要な制度だ。気をひきしめて掛からなければならない。
 
 それでは、私たちの学問道場は、いわゆる法人成(ほうじんな)りしなければならないのか。有限会社か何かにして、それで「経費をいろいろ認めて貰って、副島さん、楽をしなさいよ」などと私からの相談に対して助言してくれた友人がいた。馬鹿言え。なぜ、この私が、この学問道場を「はい。たしかに営利事業です」などど、日本国家に対して申告して、ぺこぺこと頭を下げて、私自身が、「個人事業主」にならなければならいのか。「節税のための法人化」など私は絶対にいやだ。私は、死ぬまで個人(自然人、しぜんじん)だ。税務署になど頭をさげてたまるか。それが彼らの制度化した手口だということを私は知っている。
税務署が、勝手に、私を個人事業主だと「認定し」、「お前はお金を集めたのだからそれに課税する、経費の分はこちらの判断でそれなりに認めてやる」という態度で出てくること自体と私は争う。そんな馬鹿な、と思う人びとがいるだろう。どう考えても学問道場は営利事業だよ、と言う人もいるだろう。しかし私、副島隆彦はそうは思わない。勝手に課税するがいい。私は闘い続けるだけだ。

税務署を相手に闘ってもどうせ勝てないよ、「泣く子と地頭(じとう、古代の徴税人)には
勝てない」が、この国の習い、国民の嘆きだ、ということを私でも一応、知っている。しかし、私は闘う。いろいろな戦術を使って、いろいろ工夫して、これからしぶとく闘うことにする。仕掛けてきたのは向こうの方だ。私ではない。他人事(たにんごと)ではない自分のこととして、あらゆる手段を使って闘うことになるだろう。
どうせ言論人としての副島隆彦の力(ちから)を向こうは甘く見て、高(たか)をくくっているだろうから、それならそれでいいのだ。私には私なりの成算(せいさん)がある。今はこれ以上書かない。私は腹に据えかねている。
斎藤調査官が私への税務調査の「担当」だそうだ。私たちのこのサイトを、昨年の秋からずっと盗み読みに来て、以来、一年間調べていたこの斎藤隆司(さいとうたかし)・国税調査官(35歳)に対して、これから私は言いたいことをいうだろう。どうせこのサイトを彼は毎日のように見に来ている。他の税務署員は、言論や知識の文章を読む力はないだろう。私からあれこれ知りたいことや質問したいことは山ほどある。それと彼の上司の統括国税調査官(50歳)も私を担当しているらしい。

一体、どうしてこの時期を狙って、私に税務調査を始めかのかを、私は、今あれこれ発砲に手を尽くして調べて最中だ。税務署の上部官庁である、国税局や国税庁にいる友人たちにも調べて貰っている。その上に財務省(旧大蔵省)がいる。あれこれ分かることがあった。
私は、この学問道場を運営して、若者たちを育てるためにお金がかかるので、その援助の資金を、私を応援してくれる政治家や財界人たちからも現金手渡しで貰ってきた。そういうお金まで使って何とかやりくりしてきた。そういうお金のことまで「反面調査」で調べるというのなら、全て調べればいいのだ。なんなら私が、彼らから改めて領収書を貰ってきてあげようとまで思う。そうすれば税務署の中で新聞記者たちを集めて記者会見をする、ということになるのだろうか。そうなったら一番、困るのは当該の税務署長ではないか、と私は、率直に思う。私は、一介の民間人だから、どうということはない。それが公務員たちであるある場合にはそういう訳には行かないだろう。公務員というのは、いろいろと法律で厳しく縛られている職業なのである。私は、そういうこともよく知っている。この下っ端の連中も少しは私の本を読むといいのだ。

 今回の私への税務調査が、私の言論への弾圧である可能性も否定できない。今のところはまだ背景がはっきりしないので、私もじっと考えてるだけだ。ただし証言が集まり出している。わずか、一年間で一千数百万円のお金を、私の知識や思想に共感する人たちから集めただけのことで、税務署員は、そこから何百万円かを持って行こうとしている。調査は、過去3年分に遡(さかのぼ)るそうなので、平成13,14,15年(2001、2、3年)分の調査だから、今年平成16年(2004年)の分は含まれない。 「追徴税」(ついちょうぜい)という専門用語はどうやら無いようだが、このままでは、私にもしかしたら、最悪の場合2千万円を越す「修正申告するように勧める課税額」が課せられるかもしれない。今の時点では全く分からない。全て税務署員たちの胸の内である。

ああ、これが税務署とか徴税制度というものであったか、と私は、今、感慨深くなっている。お金の話とりわけ税金や税務署の話は、友人その他の他の人たちにとっては、「それは、大変な目にあったね。お気の毒に」という言葉になるだけだ。「経営者はみんな一度は税務署にひどい目に遭(あ)うんだよ」とみんな言う。あるいは、「あなたが、お金を隠しているからじゃないの。税務署がそれを嗅(か)ぎつけて来たのでしょ」と思う人も多いだろう。 もしかしたら、ここのサイトを只(ただ)で見に来ているひねくれ者たちだけでなく、私たちの会員でもそのように思う人がいるだろう。世の中とはそういうものだ。

お金のことになると、とりわけ税金の話となると、人は卑しい表情になる。あれこれ勘(かん)ぐって税金を追徴課税された人のことを嘲笑(ちょうしょう)する。そういう風潮がある。そこが税務署のねらい目である。私はそこに現代国家体制の大きな落とし穴(陥穽、かんせい)があることにはっきりと気づいた。全国500万人の企業経営者や商店主たちはこうやって税務署に脅されて泣かされて来たのだ。この苦しみは、だだのサラリーマン(給与所得者、授業員、パンピー)で人生を終わって行く95%の貧乏一般国民には分からない苦労だ。
私は、これから税法実務と税務署のことを本格的に研究する。たとえば、国税職員(税務署員)あがりの税理士がどれぐらいの数いて、徴税制度上、一体どういう機能を果たしているのかを調べようと思う。
税務署に泣かされたことのある多くの企業経営者や商店主たちの税務署への怨念(おんねん)と呪詛(じゅそ)の声が始めて私にも少しだけ分かった。真実は、「企業経営者たちが所得隠しをしているから税務署に狙われたのだ」というようなものではない、ということが、今回、私にも分かった。全国の企業経営者たちが「納税の義務」(憲法30条)の場面で経験して痛い目にあって、そして、そのことをその後、怖くなって誰も公然とは語ろうとしないのだ、ということがよく分かった。

最近、税務署の暗い内側を暴いた本が数冊出ているようだ。書いたのは国税調査官(税務署員)あがりの人たちで、税理士になっている人もいる。その人たちの貴重な主張も私たちの武器になる。大事なことはこれらの仕組みの全体像を明らかにすることだ。そういう高級知識を含む学問的な言論は、私にしかできないだろう。

私の個人収入だが、昨年の『預金封鎖』とその続編が合計で、20万部売れたので、この分だけで、一冊あたり150円私にはいるので、3000万円として、それが昨年と今年にまたがって半分づつ出版社から払われたので、私が今年の2月に確定申告した昨年の年収はようやく3千万円を超えた。これには奉職する大学からの給与も含まれる。ベストセラー本が出ないとだいたい毎年2200万円の年収だ。私は、こういう個人の秘密についてもこれからはどんどん書いて行く。私には一切の隠すべき事がない。私が真っ裸で、真っ正面から物事(ものごと)にぶつかってゆく全身評論家であることを私の読者だったら知っているだろう。人を批判、攻撃する時には、自分の方も氏名どことか私生活までも公開してその上で正々堂々とやるべきだ。自分に隠されている弱点を抱えたままでは言論戦は戦えない。捨て身の構えでしか本当の知識・思想・学問は出来ない。だから、これからは、もっともっと多くの各業界の真実も書いて行く。実名と金額付きで書いて行く。

以上のような訳(わけ)ですから、私は、今回自分と学問道場への税務調査で、ここの学問道場の組織構成を全面的に、一から作り替えなければならないと考えました。
弟子たちと討議を重ねて、かつ公認会計士の先生にも相談して、以後は、学問道場から副島隆彦は離れます。 私は、弟子たちが自主的に運営する「副島隆彦を囲む会」という、私の熱心な読者たちの会が運営する、「新・副島隆彦の学問道場」に対して、「無料・ボランティア」で文章を寄稿する、という形になるでしょう。ですから、「副島隆彦事務所」という名義の銀行振り込み口座も廃止します。SNSI(副島国家戦略研究)は、ネット上に開いている研究所ですからこのまま残します。あれこれの細かい手続きのことはこれ以上は今日は書きません。従って会員になってくださっている皆さんに対しましては、これからのことを会員専用ページで詳しくご相談します。ご意見、ご教示も私の個人メール宛てにもたくさんください。事態の緊急さをご理解ください。しかし、私たちはしぶとく頑張ります。

それに対して、ここの「会員予定者ページ」を盗み読みに来るだけの、税務署員その他の人たちには、私たちは用はないので、一旦、閉鎖しようかな、とも考えています。どうして私たちは、こんな馬鹿な連中のために、苦労して頑張って貴重な文章(言論作品)をだだで読ませ続ける必要があるだろうか、と思います。先々は、会員になってくれる人たちだけを相手の閉じられたサイトにすることも考えられます。その他、詳細は、会員専用ページでご報告します。税務署との話し合い、交渉、要するに闘いについては、順次、気が向いたらどんどん書いて公表します。しかし、やっぱり学問道場のサイト自体を一度は、形上、閉鎖すべきだとも思います。

今回の税務署からの金銭面からの言論弾圧の攻撃に対して、私たちはもっともっと強くならなければならないと私は痛感しました。言論の自由を守り通すということは大変な苦労が必要なようです。私が税務署ごときに負ける訳がない。これからも私たち学問道場一門をどうぞ力強くご支援ください。

副島隆彦拝

2004/10/28(Thu) No.01

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