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ソロモンのマリアとルカのマリア_羊飼いの子とマギの子【絵画に見る二人の子供イエスC】シュタイナー人智学と東方の密教
http://www.asyura2.com/0406/bd37/msg/909.html
投稿者 傍らで観る者 日時 2004 年 11 月 15 日 07:48:08:ayjHlPlEsGXTU
 

(回答先: 子供の中の子供、王の中の王_羊飼いの子とマギの子【絵画に見る二人の子供イエスB】シュタイナー神智学と東方の密教 投稿者 傍らで観る者 日時 2004 年 11 月 15 日 07:46:45)

引用: 絵画に見る二人の子供イエスC

 正典以外の偽典的伝承が非常に早い時期から西洋で成立していたことは、4、5世紀からの絵画作品が示しているが、文書として広範な人々に普及したのはようやく11世紀になってからである。多くの画家がこの伝承を教会の壁や祭壇に描いている。

 正典はマリアとイエスの幼・少年期についあまり伝えていないのに、偽典は豊富にその消息を伝えている。それによるとマリアの誕生は次のようであった。ナザレのヨアキムは(ベツレヘム出身の)妻アンナと20年一緒に暮らしていたが、子供がいなかった。それは、ユダヤ民族にとっては恥とみなされていたので、ある日彼が神殿に入ろうとすると神官により押しとどめられてしまった。落胆した彼が荒野に行き、家に帰るまいと考えていると、天使が現れて、二人といない娘が授かることを彼に伝え、その娘を神に捧げるように命じた。

 アンナ(偽マタイ伝によると、ダビデ家のユダの系譜、イサシャルの娘)は、予言とおり子を生み、その子はマリアと名づけられるが、彼女は既に幼少の頃からその言葉、身振りに成人と同じ高貴さを示していた。彼女は、当時の他の優秀な娘たちと同様に幼いうちから(10歳または他の伝承によると3歳)、神殿に預けられ養育された。人々がマリアとエルサレムへ旅行した時、神殿の前で彼女は親の手を離れ一人でその階段を登り中へ入ってしまったと言う。彼女は14歳で神殿を去った。彼女の夫を選ぶためエルサレムの最良の男たちが集められた。神託によると、彼女にふさわしい男の前で杖が花を咲かせるということであったが、その男たちの前では起こらなかった。その後になって、ソロモンの血を引く最長老のヨセフが遅れて来た時、花が咲いたので、彼がマリアを娶った。


ユダヤ人の風習として、初めて生まれた男子は40日後にエルサレムの神殿の神官の前に連れて行かれて神の祝福を受けねばならなかった。イエスについても、ルカ伝がその様子を述べている。神殿でイエスに会ったのは、シメオン−シメオンはイエスと会うことを約束されていた−と女預言者ハンナである。だがマタイ伝によると、家族はイエスが生まれてすぐにエジプトへ逃亡しなければならなかったはずである。

ルカ・イエスは、神殿で、ソロモン・イエスが3王により受けたのと同じこと−賛美・礼拝−を経験したのである。

またユダヤ人は旧約聖書により、ダビデの家系から救世主が生まれることを重要視しているのだが、イエスが処女懐胎により生まれたとするなら、そもそもイエスをダビデの子孫とすることも、ヨセフのダビデへ遡る血筋を強調することも無意味となる問題が生じる。
失われた伝承を暗示している絵画がある。シュヴァルツラインドルフ教会の12世紀中葉の壁画(下図)は、イエスが両親に連れられ教会の祭壇にいる情景を描いているが、そのイエスは、ルカ伝の伝えるような生後40日の赤子ではなく既に少年である。しかも、ルカ伝ではマリアが赤子を抱いて奉献するのに対して、ここではヨセフがイエスを引き連れている。


初子を40日後に神に捧げるのは当時、神との契約であったので、これは何らかの理由でそれができなかった家族が後になってその埋め合わせをした時の図であると考えられる。即ち、エジプトへ逃亡していたイエスが帰国した後、神殿に出向いたのである。

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