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国家破産はありえないというFPさんの参考投稿のコピべ紹介
http://www.asyura2.com/0406/dispute19/msg/431.html
投稿者 とっぽ 日時 2004 年 9 月 27 日 10:31:20:OhNus5n6NGOT.
 

(回答先: 日本は破綻しています。(26日サンデープロジェクトを見て考察する) 投稿者 考察者K 日時 2004 年 9 月 26 日 11:52:04)

過去にfpさんご自身が、ご自身のサイトで投稿されたもののコピべです。
参考にどうぞ。
http://bbs12.otd.co.jp/1227587/bbs_plain
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5 名前: 名無しさん 投稿日: 2003/09/11(木) 18:11

5809 Reply Re:一人前の国家・当たり前の自由社会を目指して(渡辺喜美) FP親衛隊国家保安本部 2003/09/10 23:25

> ☆ 預金切り捨てのための法律が無い以上、すべてのツケを財政問題に帰着させるしかないでしょう。

それ以前に預金をしているということは、預金を通じて国民は国債を買っているのですから、誰に返す借金が払えなくて預金の切捨てを行うのかを問う必要があるでしょうね。国民がいっせいに預金の引き出しに動かない限り、預金切捨てなどが起こる事態にはなりようがないのです。
何度でもいいますが、預金カットなどというたわけた話は、例えるならサラ金会社を経営している社長がカネに困って自分の経営する会社からカネを借りて、それを払えなくなって自己破産することがある、といっているような無茶苦茶な話なのです。
この無茶苦茶な話を日本国民に信じさせようとしたのは、アメの前政権の経済戦略担当者であり、日本の一部の金持ちはまんまとそのヨタ話にのせられてしまったのです。そして、今もなおこのような風説が流される背景には、うがった見方をすれば為替を円安方向に誘導したい日本の当局と財界の意向があるといってもよい。
だいいち政府の借金が増えるということは、そのぶん国民の資産がふくれあがるということなのですから、結構なことではありませんか。
要するに問題は、需要不足でデフレが進展している時にとるべき経済政策は、風力発電所の建設など新時代の公共工事っうことです。公共工事の資金を調達するための金利は安い、地価は安い、人件費は安い。
こんなにいい条件がそろっているのに、景気が回復してからだったら、金利は高い、地価は高い、人件費は高い、いいことはこれっぽっちもない。
だいたい公共工事で儲けが必要だというなら、そんなもんは民間企業がやればいいのです。民間がやって採算があわないから、国が産業政策として行うのです。
要するに、問題は、景気が良くなって税収も増えたら、この国の政治家に公共工事を縮小し、民主導にする決断ができるかどうか、ということではありませんか?

名前: 名無しさん 投稿日: 2003/09/12(金) 18:21

日本政府が8月、外貨準備のうち預金で運用している分を取り崩し、米国債購入に振り向けていた形跡がある。
8月の外貨準備の内訳を見ると、外貨預金が減少する一方で外貨証券は増加していた。これは債券相場の続落、金利上昇が続いたことからすると意外な結果だ。
このため、50〜100億ドル規模で、外貨預金から外国債運用へのシフトがおこなわれ、一種の「米国債PKO(価格安定化操作)」に動いた可能性がありそうだ。
8月の外貨準備は、21億ドルの減少となった。すでに財務省は、8月の為替介入がゼロだったと発表していることから、外貨準備の減少は資産価値の目減りによるもので、その中心は米国債の下落と考えられた。8月は世界的な債券下落傾向が続き、米国債価格も続落したためだ。
ところが、外貨準備の内訳で、外貨証券は12億ドルと小幅ながら増加となった。そして、外貨準備の中で、今回最大の減少要因となったのは外貨預金だった。
外貨預金は34億ドルの減少となっていたのである。
客観的に見れば、8月は債券価格の続落、金利の上昇傾向が続いていたため、むしろ逆の結果、つまり外貨証券資産が減少し、外貨預金が増加する方がわかりやすい。このため、考えられるのは、外貨預金から外国債券への外貨準備運用シフトがあった可能性だ。
ただ、外国債、とくに米国債は8月も下値不安が続いただけに、このような外貨預金から米国債運用へのシフトも、米国債の下支えといった政治的思惑を呼びそうだ。
日本の外貨準備を利用した「米国債PKO」というわけだ。
日本のドル買い介入については、かねてから、円高阻止の役割とともに、このような米国債購入の観点も注目されている。
とくに、7〜8月にかけて、米国債相場の下値不安が続いた中では、FRB(米連邦準備理事会)などの牽制も効果なく、長期金利上昇抑制、債券下落阻止に米当局が苦労している様子だった。
そういった中で、すでに1000億ドル近くに拡大している外貨準備の外貨預金運用分を、米国債購入に振り向けるといった動きは気になるところだ。
=蒼い稲妻=

★小泉がワシントンを訪問したとき結ばれた日米の密約とは、おそらくこうだ。日本は札刷って米国債を買いまくる。アメ公は日本の株を買い上げる。要するにな、国家破産をするとしたら、まずアメ公なんや。アメ公が不渡り出して、取引先の日本が連鎖倒産するっちゅうこっちゃ。だから言っておくが、ドルへの資金逃避など無意味なばかりか、一番危ない行為なんや。アメがデフォルトしたら日本やシナの膨大な外貨準備は紙くずっちゅうこっちゃ。つまり国家破産論議は順番を間違えとる。


名無しさん 投稿日: 2003/10/09(木) 17:46

今回ものっけから余談になるが、筆者はアキ投資顧問のホームページを毎朝欠かさず訪れ、堀内昭利氏による「本日の注目点」をチェックすることが日課になっている。堀内氏ご本人にはBHF銀行の支店長時代、過去一度しかお会いしたことがないのだが、ともかくその着眼点の鋭さなどには舌を巻くばかり。皆さまも是非一読されたいと思う。
ところで、いささか旧聞に属するが先月8日の「本日の注目点」において、堀内氏は「月曜の6時半から(財務省が)介入したのを28年間見たことがない」―と書かれていた。これは当然、例の早朝シドニー、ウェリントンと言う東京市場オープン前、それも24時間、365日取引とは言え、NYからの流れが一旦途切れる週明け月曜日の早朝に財務省が「予想外」のドル買い・円売りに踏み切ったことを受けてのコメントだ。
ともかく、この早朝介入段階で財務省の「なりふり構わず」姿勢は、すでに示されていたわけだが、その後9月20日のG7声明を受けてか、そうしたスタンスがさらにヒートアップしている感がある。
一例を挙げると、10月2日がまさにそう。その日の日経新聞朝刊に、「如何にも」のリーク記事「為替介入枠10〜20兆円増額検討」が掲載されるなか、早朝の取引が薄い時間帯に「覆面介入」と、金額以上の円売り介入効果を狙ったことがミエミエ。また、後者の円売り介入については、オーストラリア準備銀行(中銀)或いはシンガポール通貨庁(事実上の中銀)が「ユーロ/円で“代理介入している”との噂」も同時にマーケットで指摘されていた。
当然のように確認の出来ないことなのだが、ともかくここまでくると無法地帯、「なんでもアリ」の世界だろう。一段の円高進行を食い止めるための姿勢とは言え、個人的には滑稽を通り越して呆れてしまうか、むしろ悲しくなってしまうほどだ。
しかし、そこで改めて思ったのだが、財務省はどうしてこんなにも円高進行阻止に拘泥するのだろうか?
政府要人が指摘するように、「円高は景気に悪影響」と言うのなら景気が悪化しないため、介入に使用した10兆円を越える巨額資金で、「真水」分の補正予算案を組むとか、同額分の減税を実施するとか方法は幾つもあるように思われるのだが。(鹿の角)

★財務官僚は市場原理を知らない社会主義者・アホの集団。市場はお上がコントロールできると思っている思い上がった連中だ。だから投機筋に「介入が入ったら即ドルショート」というセオリーを作られてしまっている。全くこれだけの介入をして介入資金の為替差損を膨らませる暇があるのなら、同じ金で公共事業をしろ、といいたい。

 投稿者:FP親衛隊国家保安本部  投稿日: 10/14 Tue 22:09:18 [ID:QjemxLbOhGU]削除

私も今すぐということではなく、10年スパンでは財政破綻は考えられると思っています。
財政破綻の兆候は、先ず外貨建て国債を発行しなければ、国債の消化ができなくなった時だと思っています。
あと、先に破綻するとしたら、宗主国の方がヤバいのではないでしょうか?
あの国は、日本と中共が、ドル買い介入(つまり米国債買いですが)をしなければ、誰が輸血をするというのでしょう?
つまり、日本国破産とは中共破産であり米国破産なのです。ことばをかえれば、この三国は通貨政策を通して運命共同体といえます。
私が外貨建て国債が出るまでは破産はしないと言うのは、今日本がIMF管理に置かれるということは、例えるならサラ金会社の株主名簿の二番目に名前を連ねる大株主であり、サラ金会社の副社長をしている人が、自分が経営陣に名前を連ねているサラ金からカネを借りなければならないハメになり、挙句の果てにそのサラ金会社から破産を申し立てられるというような荒唐無稽な話だからです。
サラ金からカネを借りて破産するぐらいなら、まずサラ金会社の株をうっぱらってしまうのが先でしょう。
日本はIMFの理事国であり、2番目の基金拠出国、世界銀行グループでは二番目の基金拠出国です。


[35127] 外国勢、邦銀の大株主に 株価上昇受けて投資拡大(共同通信)
 投稿者:FP親衛隊国家保安本部  投稿日: 10/17 Fri 18:15:54 [ID:d9mxUvHO8uI]削除

外国人投資家が大手銀行への投資を拡大させている。不良債権処理の進展などで投資対象としてのうまみが出てきたためで、UFJホールディングスに続いて、三井住友フィナンシャルグループでも外国勢が筆頭株主に躍り出た。
三井住友の筆頭株主になったのは、米資産運用会社のフィデリティ投信で、今月中旬に三井住友の発行済み株式の5・16%を保有する大株主になった。フィデリティは、グループ全体で100兆円以上の資産を運用。大手銀行が相次いで9月中間決算の業績予想を上方修正したことなどを背景に、投信などに組み入れるために三井住友株や、みずほフィナンシャルグループ株も新たに買い入れたとみられる。

★だから言ったろ。預金封鎖なんかないって。預金封鎖の風説など、株価を下げてブッシュ政権に繋がる外資が邦銀株を気がつかないうちに安く買い占めるための宣伝だって。
★そうそう、フェデリィの社章って陰謀論の観点から見ると、ほんと面白いね。


2003/12/16(火) 20:39

国家破産バカがいる限り何回も書きますが、ところで、今年外人が6兆円日本株を買いこし、東証一部の時価総額はピーク時で70増加しました。つまり6兆円のふくらし粉を放り込んだらパン生地が膨れて70兆円分容積が増えたというわけです。
さて、このうち1割が消費に回ったとしたら7兆円です。
2割だとしたら14兆。
よく政府が補正を5兆組むかどうかで財政赤字が増えるだろとか、赤字国債がとか大騒ぎになることを考えれば、この70兆の時価総額の増加がどれだけの消費刺激効果を生むか、ちょっとは考えたらどうでしょうか?
悪銭身につかずとはよくいったもので、手に入れたゼニが不労所得であればあるほど、人間という生き物は気前良く使ってしまうものなのです。
70兆!ああ70兆!濡れ手に粟で70兆!なんてすばらしい。
日本の国家予算はたかだか64兆円じゃないですか!
日本人は労せずして国家予算一年分を上回る富が生まれたことをもっと喜ぶべきなのです。
外人はこの株価のトリック(株を買う→株の時価総額が投下資本の数倍の勢いで増える=日本の富が増加する=資産デフレの終焉→そのうち何割かは消費に回り、その金額はちょっとした補正予算以上の金額になる→消費財のデフレはインフレに転化→景気好転・税収増→国家破産は幻に)がわかっていますから、年明けは日本株は買いです。
更に付け加えますと、外人が日本株を買う為には、ドルを円に変えなければなりませんから→当然円高進行→更なるドル買い円売り介入の実施で外貨準備は更に増加。外貨準備が積みあがった国がどうやったら国家破産するのでしょうか?経済破綻や国家破産した国は全て外貨不如意で石油や食料などの生活必需品を購入できなくなり、IMFから資金を借りざるを得なくなったのでしょう?
来年以降も国家破産なんてまじめに信じてドルを買っていると、ほんと氏にますよ。来年以降のドルの腐り方は、この半年の腐り方がかわいく思えるぐらいの腐り方になるでしょうね。


37 名前: 名無しさん 投稿日: 2003/12/16(火) 20:39

A氏という別の人物が著書で「国債は暴落して紙屑になる。資金を海外に逃避させろ。」と人々を脅かしている。彼の著書はベストセラーになっており、著書が本屋に山積になっている。どうもこのA氏は投資を斡旋する団体を作っており、資金を集めているらしい。その資金を海外の投資組合に投資しているようである。これは本誌の読者から相談を受けたことで知った。筆者は、この相談者に投資するのは自由であるが、今後円高になる可能性が強いので注意を促しておいた。今年の1月の最初の頃の話であり、その後予想通り円高になった。A氏の話を信じた人々は相当損をしているはずである。このA氏とK大のA教授は共著を出版して、いつものように国債は暴落すると人々を脅かしている。あやしい人々は、互に繋がりやすく、いつも人々を脅かしているのである。

★今年日本には株価の上昇で70兆の富が生まれた。来年は更に国家予算以上に東証の時価総額・不動産価格が上昇するだろう。かくして景気は回復するだろう。

[35717] 借換債を含め162兆円 過去最高、国債発行計画(共同通信)
 投稿者:FP親衛隊国家保安本部  投稿日: 12/20 Sat 10:53:06 [ID:Z4EnmoywCo2]削除

政府が20日了承した2004年度の国債発行計画によると、借換債を含めた発行総額は03年度と比べて20兆円余り増えて162兆3407億円となり、過去最高を更新した。
内訳は、財源を確保するための新規発行が36兆5900億円、国債の償還に充てる借換債は84兆4507億円に達した。一方、特殊法人の資金調達のために発行する財政融資特会債は41兆3000億円となった。
消化方式では、市場で売却する市中発行分は、2兆円近く増加し114兆6214億円となり、過去最高を更新。
「個人向け国債」は6000億円増額して2兆1000億円とした。郵便局での販売分は5000億円、民間金融機関分が1兆6000億円で、年に4回発行する。

★数字のマジックに騙されないようにしよう。2004年度の予算の為替介入の枠は61兆円である。つまり61兆円のうち大部分はドルを買って、アメリカの財政赤字をファイナンスしてあげますよ、ドル暴落をしないように助けてあげますよ、というのである。そしてこのアメリカを助ける61兆円の予算について文句を言う奴は与野党問わずいないのである。私はイラクに自衛隊員を派遣してアメリカを助けることが問題視されるよりも、こちらの方がよっぽど問題視されるべきだと思うのである。アメリカに戦争をやめさせたいなら、まずスポンサーが、蛇口を締めるべきだからである。
★つまり、早い話が、光明に(笑)論理の転換=つまりゼニの問題を人の命の問題にすりかえている日本の与野党、マスゴミは、イラク戦争を内心では支持している(笑笑)。
★それはさておいて、61兆円のドルという紙くず購入予算がパッと認められる中で、36兆5900億円程度の国債新規発行が何ほどのものであろうか。
★北海道の函館から九州の鹿児島まで、新幹線の未開通区間を整備するのにかかる費用は1兆8千億円程度である。国民もマスゴミもたかだか1兆8千億程度の国民みんなが利用できる新幹線の整備には大反対するんだな、これが。それなのに、米ドル介入に61兆突っ込んで、米国債を買い、その米国債が円高で為替差損を蒙っても何も言わないんだ。恐らく今でも新幹線を建設できるぐらいの為替差損が出ているんじゃないの?
★つけくわえておくと、日本経済新聞によれば、最近の株高で公的年金の運用利回りが7.02%に好転し、運用益が2兆4452億円になった。そしてこれまでに株式運用などで発生した損失約6兆円の約4割を解消したそうだ。
★5月からの外国人の6兆円強にものぼる日本株買いによって、東証一部の時価総額は70兆円余り増加した。日本の富は外人が注ぎ込んだ金額の10倍増えたのである。年明け以降も外人どもの日本株買いが継続するとすれば、東証一部の時価総額は更に増加していくことであろう。
★不労所得で得たゼニというのは、みんな気前良く使ってしまうものだ。この70兆円のうち1割が消費に回ったとしても7兆円である。7兆円といえばちょっとした補正予算以上の金額である。
★ワシは、来年以降、税収不足による国債の金額がどうこうという議論はもうなくなると思う。
★日本政府は国債発行額をもっと早く減らしたいのであれば、ドルなんぞ買うのをやめて、ケケ中大臣が言うようにETFを買うべきである。そうすれば、資産インフレが起き、乗数効果によって消費財のデフレは止まり、税収はプラスになる。
★これに対して、株の売却益が本当に消費に回るかどうかはわからない、という批判に対しては、政府と地方自治体は株の売却益に対して国税・地方税を1割も取るでしょうが。株価があがればあがるほど、現状ではそれだけで雪達磨式に税収は増えるでしょうが、といいたい。
★つまり早い話が、日本の162兆円程度の国債発行残高なんて、なんてことないはしたがねである。


あのねぇ、管理通貨制度において、誰かのお金(簿記でいうところの貨幣性資産)は、かならず誰かの負債なの!!
負債の裏づけを持たない貨幣性資産は存在しないの!!
簿記の貸し方と借り方は常に一致するという単純な基本がなんで理解できないんだろう?預金封鎖バカは。
経済成長時には、国民のお金は、銀行を通して企業に貸し付けられるから、国民のお金=企業の負債なの。
不況時には、企業の資金需要がなくなるから、そのままではお金は存在できず、それが国債やら外債やらに向かう。
従って、不況時に国債発行残高が増大することは何ら問題ではない。だって国民のお金の帳簿上の数字はそのままで、資金需要=企業の負債がなくなるのだから。
国民のお金=国の借金。
これがまたバブルになって好況になると、
税収が増えて「国の借金」は減り、資金需要が増えて「企業の負債」は増える。また直接金融の割合が大きくなっていることを考えると、「企業の資本の増大」、つまり新株発行などによる資金調達に向かうものも増えるだろう。
預金封鎖を煽るバカは正直真性バカであるとしかいいようがない。
私は彼らに「バカの壁」を感じる。


54 名前: 1 投稿日: 2004/02/01(日) 19:54

7499 Reply クソ本は蛆虫のように湧き出すであーる 西森亮太 2004/01/29 23:18

負け組スパイラルの研究―日本は、本当は2000兆円の大借金国家。


【浅井】第二海援隊を語るスレ【隆】PART2
より転載
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ただ単に、「個人の純 金融資産1000兆円しかないのに、政府が755兆円も、借金して」という安易な発想より、国内の金融資産の合計額、5600兆円という 日本経済全体の規模に、もっと着目してほしい。

2001年度の統計によると、日本国内で、5600兆円の金融資産が出回っている中で、政府が755兆円の金融負債(純 金融負債は、300兆円)を抱えていると考えてほしい。
( 上の >>264 参照。)

勿論、金融資産という性格上、誰かの金融資産は、その発行体にとっては、負債となり、両者を合わせた金額は、必ずゼロになる。

また、不動産などの実物資産は、金融資産には含まれない。
国内全体の不動産の時価総額でも、ざっと1000兆〜2000兆円位は、あるのではないでしょうか?
(詳しい資料を持ち合わせてないので、正確な数字はわかりませんが、 バブル期に国内不動産の時価総額が、確か5000兆円位だった記憶があります。)
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☆ 5000兆円の金融資産に対して2000兆円の借金。まだ余裕があるとも言える。


Re:モルガンS投信:年金向けに勉強会、日本株は魅力−中近東勢に注視 jimmy 2004/09/20 10:51
> そう考えれば、民主党の最大のスポンサーであるシティバンクに対する処分があれほど重かった理由もうなずけます。
> 業務停止になったプライベートバンク部門は日本での収益の3割を稼ぎ出す稼ぎ頭と聞き及びます。
> ただでさえシティは日本で金融危機をあおった連中のお陰で利益を享受してきたのですから。

私は、シティバンクといえばロックフェラー財閥が所有してるんで、てっきり共和党陣営だとばかり思ってました。だから、なんであんなひどい処分をしたのかわからなかったんです。民主党の最大のスポンサーだったんですね。なぞが解けました。そういえば、確かクリントン政権時の財務長官だったロバート・ルービンは現在、シティグループに在籍してますね。


> そういえば、先の共和党大会では「日本は、アジアの平和、安定、将来のために米国の最重要な同盟国である」という政策綱領が決議されました。

クリントン政権の時、大統領が北京訪問の後、日本を素通りして帰国してしまった、いわゆるジャパンパッシングという事件が思い出されます。当時は、貿易不均衡是正など、ジャパンバッシングが盛んでしたが、この時は、バッシングではなく、パッシング、つまり日本無視、もう日本など眼中にないよ、アジアにおいてのアメリカの(戦略的)パートナーは、中国だよという態度でした。失われた10年とよく言いますが、私はこれはアメリカに見捨てられた10年ではなかったかと考えています。それが今は「日本は、アジアの平和、安定、将来のために米国の最重要な同盟国である」ですよ。歴史は繰り返すです。これに関し、FP殿ご推薦の金急騰(高橋靖夫著)の27〜29ページに書かれている部分は、非常に重要と考えます。なぜ、ブッシュ政権は日本をこれほどまでに評価したのかを、実に見事に分析してあります。このような視点にたっての論評は、残念ながら増田氏からは伝わってきませんねえ。


87 名前: 南無阿弥陀仏 投稿日: 2004/09/25(土) 18:19

> 言うまでもなくこれは「最重要のスポンサーである」と読み替えるのが正しいわけなのですが、日本の政策担当者には「カネの切れ目が円の切れ目」にならないように知恵を尽くしてがんばってもらいましょう。

日本が片務的にアメリカの抱える経済上のリスクを防衛する能力を失った途端に、再びジャパンパッシング状態に逆戻りしてしまいます。再びそうならないように、この10年の教訓を生かして、今後は戦略的な金融政策を遂行していく必要があります。現在のような為替市場への介入、あるいはそれによって手にしたドルでの米国債購入はいずれ限界がありますから、今の内に次の手を考えておかなければいけません。どうするか。そのヒントは、中国にあると思います。今年になってついに、日中間の貿易量が、日米間のそれを上回りました。また、江沢民氏がついに政治の表舞台から姿を消すことが決定的となりました。恐らく、これで中国の政治体制は、建前上は共産主義を謳いつつも、実情は資本主義をさらに押し進める方向へと進んでいくと予想されます。幸田真音女史ではありませんが、アジア共通通貨圏を立ち上げる条件が少しずつ整ってきつつあると思います。遠くの親戚より、近くの他人といいます。例え他人であっても、隣人とは仲良くしなければなりません。

余談ですが、世界帝国であるアメリカの基本戦略は、その地域の国同士をいがみ合わせて、大きくその上から上手に管理するというものです。日本、中国、北朝鮮、韓国が仲良くなることがアメリカの北東アジア管理担当のマイケル・グリーンやリチャード・アーミテージにとっては、一番嫌なんです。だから、増田俊男氏が述べているように、6ヶ国会議などいくらやっても、北朝鮮問題は決して解決などしません。北朝鮮問題がある限り、米国による北東アジアの管理は安泰なんです。これは、東西ドイツの例をみれば歴然とします。ドイツが統一したことによって、独仏伊を中心にユーロが生まれ、それがひいてはサダム・フセインに石油代金決済通貨をユーロで行うという暴挙を行わしめたわけで、隣人同士が御互いの利益のために結束するということは、世界帝国にとっては一番恐ろしい事なんです。田中角栄が抹殺されたのも、彼が日中国交回復、あるいは、日本独自のエネルギー調達ルートの開拓など、キッシンジャーの尻尾を思いっきり踏んづけたのが、そもそもの原因です。

> 現職はノーコメントですが、元外資系金融機関関係者です。

確か幸田真音女史も米国系銀行や米国系証券会社で、ディーラーや大手金融法人担当の外国債券セールスを経験されたようですね。話は変わりますが、小説「日銀券」、ついに、米国債が暴落、つられて日本国債も下げるが、アダム・スミスの神の見えざる手により、なんと米国債が下げ続けるなか、日本国債は下げ止まり、やがて上げに転じる。ドラマチックな展開です。如何に日本が政治的に押さえ込まれて、インチキ格付け会社により、米国債が日本国債より上位に評価されていようと、日本は世界最大の債権国、一方米国は世界最大の債務国、これは誰も動かしようも無い厳然とした事実であり、ひとたび偽りの秩序が崩れれば、このような結果になるでしょうね。ただ、高橋靖夫氏の考え方を考慮すれば、このような事態が予想された時点で、米政府は伝家の宝刀ドル紙幣の金兌換戦略を打ち出してくると思います。


>私は別の株友達から日本株の配当利回りの高い銘柄の一覧表を見せてもらって、こんな潰れそうにない財務内容の株がこんな高配当で
>放置されていることにショックを受けて株を始めましたので、もともと配当が少ない銀行株なんかには全然関心がなく、底打ち後も三菱>東京と三井住友を買いはしましたが、すぐに売ってしまい全然儲けることができませんでした。まぁタネゼニ増やしたのはその前にイラ>ク戦争で絶対に上がると確信して重松製作所・細谷火工・興研を全力買いしたことだったので、生粋のバリュー株投資好きというわけで>はないのですが。

なるほど。配当利回りを考えたら、当時の銀行なんかとても手出せないですもんね。ま、あの局面では、銀行株に手出さないのが普通ですよ。重松製作所・細谷火工・興研の買いのほうがまだ理解できますよね。殆どの市場参加者が天地が逆になろうが、お日さんが西からでてこようが、銀行株が上がることはないと考えていたからこそ、あのような銀行株急騰劇が発生したんでしょう。相場は常に少数派の考える通りになるという良い見本ですね。頭で考えるのは誰でもできます。でも、それを実践するひとは少ない。頭で理解することと、できるという事は、やはり全く別物なんでしょうね。


92 名前: 南無阿弥陀仏 投稿日: 2004/09/25(土) 18:24

> 私の友人の意見は状況証拠に基づいたものであり、どのようなところが立案したものか?という名前を出せる性質のものではありません。彼女がアメリカの対日経済政策の変更を確信したのは、ケケ中の有力な後ろ盾であり、木村goのオッサンのハードランディングプランを立案していたハーバードCEA委員長が2003年2月末に辞任した時だったらしい。

「日本を金融危機に追い込み、預金封鎖を行わせ、IMF管理のもとにおく」戦略の、日本側の切りこみ隊長が竹中大臣、その竹中大臣を任命した(小泉首相に竹中氏を金融、財政大臣にしろと命令した)のが、ハバードCAE委員長、その当人が辞任したという事は、従来のクリントン政権がここまで推し進めてきた対日経済政策は変更されるだろうという読みですね。しかし、当時のマスコミの論調は全く逆で、ハバードさんが、一生懸命日本の構造改革を推進してきたが、どうも進展がはかばかしくない、もう日本なんかどうでも良い、勝手にしろという事で、ついに日本はアメリカに見捨てられてしまったという風に反応しており、メガバンクバッシングは更に激しくなり、結局ハバード氏辞任後、3ヶ月にも渡って銀行株は下落を続けました。友人の方のような読みをした人は、殆ど存在しなかったように思います。ところで、CFR/IIE合同対日経済政策タスクフォースというのがあるらしいですが、なんか関係あるんでしょうか?


> 私の考えでは、9-11の発生は日本にとってよかったのだと思う。アメリカが戦争にかかりっきりになってくれたお陰で、日本に対して国家破産ハードランデイング路線を取ることが出来なくなってしまったからと思われるからだ。

不謹慎ではありますが、そういうことでしょう。増田俊男氏の話によく出てきますが、日本経済は世界が平和になるとだめになり、戦争になると良くなるということでしょう。嘗ての朝鮮戦争のときもそうでしたし、その後の米ソ冷戦時代も日本経済はずっと右肩上がりでした。レーガンの強いアメリカ政策によりソ連が崩壊し、東西ドイツが統合され、冷戦に終止符が打たれた途端、日本経済はおかしくなりました。そして今また、ブッシュ大統領の推し進めるテロ戦争の時代に突入しているわけです。歴史は繰り返すで


93 名前: 南無阿弥陀仏 投稿日: 2004/09/25(土) 18:25

0 Reply Re:ドル暴落から、世界不況が始まる〜リチャード・ダンカン (著) FP親衛隊国家保安本部 2004/09/09 21:09
> その友人の方は女性のようですが、情報を収集し分析する能力もさることながら、腕の方も確かな方のようですね。
> 相当な経験を積まれているようですが、どうなんでしょうか。

現職はノーコメントですが、元外資系金融機関関係者です。

> 私は基本的に東証1部銘柄の20年月足グラフを作成し、それを見ながら、下げきって長い底練りが終わり、枯れきって上昇に転じたものをいくつか選び、毎日の終値だけを場帳に記入して変動感覚を養いながら、コツンときたら、ポツリ、ポツリと逆張りでゆっくり玉をいれていくというとても地味なやりかたなので、新日鉄、日新製鋼、川船以外、東証2部株とか店頭株は全然わかりません。

私は別の株友達から日本株の配当利回りの高い銘柄の一覧表を見せてもらって、こんな潰れそうにない財務内容の株がこんな高配当で放置されていることにショックを受けて株を始めましたので、もともと配当が少ない銀行株なんかには全然関心がなく、底打ち後も三菱東京と三井住友を買いはしましたが、すぐに売ってしまい全然儲けることができませんでした。まぁタネゼニ増やしたのはその前にイラク戦争で絶対に上がると確信して重松製作所・細谷火工・興研を全力買いしたことだったので、生粋のバリュー株投資好きというわけではないのですが。

> それでも、なんとか運良く911テロの直前、虫の知らせで全玉損切りして、今年の5月まで休んでました。

私はそれまでは毎月純金積み立てしていて、それが今の種銭のベースになっています。イラク戦争開戦前に売りましたが。

> ところで、今回の対日経済戦略を180度転換するという政策は、ある委員会、あるいはシンクタンクによって立案されたものと推察しておりますが、どのようなところが立案したのでしょうか?
> 差しさわりがなければ、ご教授下さい。

私の友人の意見は状況証拠に基づいたものであり、どのようなところが立案したものか?という名前を出せる性質のものではありません。彼女がアメリカの対日経済政策の変更を確信したのは、ケケ中の有力な後ろ盾であり、木村goのオッサンのハードランディングプランを立案していたハーバードCEA委員長が2003年2月末に辞任した時だったらしい。私の考えでは、9-11の発生は日本にとってよかったのだと思う。アメリカが戦争にかかりっきりになってくれたお陰で、日本に対して国家破産ハードランデイング路線を取ることが出来なくなってしまったからと思われるからだ。


94 名前: 南無阿弥陀仏 投稿日: 2004/09/25(土) 18:26

698 Reply Re:ドル暴落から、世界不況が始まる〜リチャード・ダンカン (著) jimmy 2004/09/09 17:31
> 一回戦ではりそな、みずほ、あといすずや住友金属工業なんかのクズ株買ってボロ儲けしよりました。
> 現在はバリュー株割安株以外のポジは取っていないようです。
> パトライト、ハンズマン、セコム上信越、ニイタカ、アシックス商事、ナカヨ通信機、マルキョウ買いを進めてくれたのも彼女です。
> 投資に対する考えでは基本ではタワーや竹田和平氏と似ているところもありますが、それ以外にもスパークス・アセット・マネジメント投信、新日鉄、日新製鋼、川船、別子、上組なんかも売買しているところが、ちょっとちがうと思います。

詳細に教えていただき、ありがとうございます。それにしても見事なポートフォリオですね。
如何に正しい情報があったとはいえ、あのような市場参加者のセンチメントが総弱気な局面で、逆張りで大きなロングポジションを取るのは、並みの投資家ではなかなかできることではないですよ。
その友人の方は女性のようですが、情報を収集し分析する能力もさることながら、腕の方も確かな方のようですね。
相当な経験を積まれているようですが、どうなんでしょうか。
アテネ・オリンピックでは、選手の数がはじめて男子より女子が上回りましたし、柔道、水泳、レスリング、マラソンと女子選手が大活躍しましたが、日本の金融界もいよいよ女性上位の時代が到来するのでしょうかねえ。
そう言う意味では、幸田真音女史にはエールをおくりたい。
たとえバーチャルの世界であっても、是非とも、アジア共通通貨創設を実現して欲しいものです。

私は基本的に東証1部銘柄の20年月足グラフを作成し、それを見ながら、下げきって長い底練りが終わり、枯れきって上昇に転じたものをいくつか選び、毎日の終値だけを場帳に記入して変動感覚を養いながら、コツンときたら、ポツリ、ポツリと逆張りでゆっくり玉をいれていくというとても地味なやりかたなので、新日鉄、日新製鋼、川船以外、東証2部株とか店頭株は全然わかりません。
私が買い始めたのは2000年暮れからですが、ちょっと早過ぎました。
それでも、なんとか運良く911テロの直前、虫の知らせで全玉損切りして、今年の5月まで休んでました。
ちなみに、林先生も2001年7月に全玉はずされたようです。
ま、上げ相場はまだ始まったばかりですから、あわてず騒がず、天井つけるまでじっくりお付き合いさせてもらうつもりです。

ところで、今回の対日経済戦略を180度転換するという政策は、ある委員会、あるいはシンクタンクによって立案されたものと推察しておりますが、どのようなところが立案したのでしょうか?
差しさわりがなければ、ご教授下さい。

ちゃいま。ワテは預金封鎖否定派やのに、なんでそんなストーリーの小説を評価しまっか?

私が、預金封鎖を連想したのは、SPさんが幸田女史を”経済ハルマゲ丼作家”と揶揄されておりましたので、意味を逆に理解してしまった、つまり、こんなの読んでるから日本の投資家はだめなんだとおっしゃっているのだと理解したからです。
評価されているとは、露とも知らずです。

> 日銀の美人副総裁に感化された財務大臣が、ドルが暴落するなかで、ブキャナン大棟梁(ブッシュ)を見限って子鼠総理に独断でシナと組んで独自の通貨を・・・

今日、熱い中本屋さんまで出かけて、読んできました。で、感想です。
う〜〜〜ん。進化したなあ〜です。それも、かなり。
日本がクラッシュするとアメリカも同じ運命をたどることを理解した以上の進化ですね。
こりゃ、小説日本国債を書いたときの女史とは別人です。
しかし、あの週間新潮がよくこんなストーリー展開にOKだしましたね。
日本と中国が手を組んでアジア共通通貨を実現するとなると、アメリカにとってはこれ以上ない悪夢ですよ。
嘗て橋本さんが、日本が保有するアメリカ国債の売却に言及した翌日、NY市場が大きく下げましたが、そんなレベルじゃないでしょうね。
まあ、これまでもアジア共通通貨構想というのは何回かあったようですが、その話がでると間髪を入れずアメリカが潰しにかかってきましたからね。
来週以降、ますます楽しみになったきました。
財務大臣がんばれ。

ところで、大統領の名前がブキャナンというのは、意味深ですね。
ブキャナンというからには、1992年の前半、父ブッシュに対して大統領候補者として予備選に立候補したあのパット(パトリック)・ブキャナンのことなんでしょうか。
共和党も、その中は軍産複合体と深く結びついた勢力と、本物の保守、いわゆる保守本流勢力とに大きく二つに割れていて、もちろんパットは後者に属する政治家で、アメリカはちゃんと自分の国のことだけ考えろ、わざわざ他の国に軍隊なんか送る必要なんかないという極めてまっとうな考えの持ち主なんですが、なぜか日本にはこの共和党保守本流の人々の存在は殆ど紹介されないようで、まるで共和党全部がイラク戦争を始めたかのような報道のされかたですね。幸田女史が、こんへんの事情を理解した上で、暗にブキャナン大統領としているのであれば、うれしいですね。

あ、それと、今日のラジオ短波聞かれましたか?
今日は日高氏のスタジオ生出演でした。
で、話は、大統領選の話がメインで、やられたらやりかえすというのがアメリカ国民の本音。それをやれるのはケリーじゃないという事で、私はブッシュが当選するという前提で仕事してますと言いきってました。後、アメリカ人は決して本心を言わないから世論調査の結果は殆ど信用できないとか、民主党系の投機家(ジョージ・ソロス)の動きや、石油の話もでましたね。増田氏と殆ど同じ見方といっていいと思います。
日経平均14000円乗せは実現しませんでしたが、年後半の原油安とブッシュ再選は高橋靖夫氏のシナリオ通りになりそうです。

やっぱり華氏911の公開、ちょっと早過ぎましたね。公開当初は予想以上の反響でしたが、もう今現在では取り上げるメディアもあまりないようで、この調子でいくと11月には殆ど過ぎ去った出来事として、人々の記憶からは薄れてしまうのではないでしょうか


97 名前: 南無阿弥陀仏 投稿日: 2004/09/25(土) 18:29

618 Reply ドル暴落から、世界不況が始まる〜リチャード・ダンカン (著) 西森亮太 2004/09/04 16:24
をアマゾン経由で購入し、「日本語版の序文」と「訳者あとがき」を読んでみますた。

世界経済の不均衡がいつまでも続こうが、続かないであろうが、あんまり気にすることはないような・・・・。所詮現在の貨幣は「狸の木の葉」「信用という幻想の上に成り立っているもの」「たかが物差し」でしょ>FP殿。

「相場の世界は、相場を張らせる側と、相場を張る側の人間しかいない。そして、世の中に洪水のように溢れる情報の99%は、相場を張らせる側の人間が発信した情報である。」・・・・・至言ですね。

 資本の意志と力の意志が「ドル崩壊」させた方が得だ!と思ったら、そのようにするでしょうし、まだまだ悪あがきするんだと考えたら、そのようにするでしょう。どっちにしろ、必ず前兆現象がニュースとなって現れるでしょうから、それから対応しても大丈夫ではないかと思いまつ。

 もしドル崩壊が起これば、預金封鎖などというチンケな事象よりも遥かに凌駕する出来事が起こるかもね。な〜に、ドル本位経済が一時崩壊したって、人間は死にませんよ。特にこの日本では。食いもんが欲しかったら、田舎に行って畑を耕せばええやん。耕作放棄地は一杯あるで。エネルギーが必要なら、山から木を切り出して薪を作ればいいし。一時的な混乱(貨幣から切り離された生活を続けるということ)を我慢していれば、また元に戻る可能性が高いのでは?
 現実に起こっていることは、自分達の予想よりもテンポが遅い場合もありまつから、配当収入だけで暮らせる(=現在の経済制度が崩壊しないことが前提)ように株式投資に邁進し資産を増やしつつ、ドル本位経済がぶっ壊れたショックで、精神的に慌てなくてもいいように、一次産品やら土地やら買える方は購入すればいいし、ゼニが無くても農家の方と仲良くするとか、今からでもヤレルことは一杯ありまっせ。

 国家破産に儚い希望をかけている奴の大多数は、自分たちと同じレベルの負け組みに落ちてきてほしいと思っているだけ。そうなればスタートラインは同じになるからね。そんな奴らは放っておくに限る。
 但し、「獣の刻印」がドル本位制の混乱に乗じて導入が拡大されると困るな


98 名前: 南無阿弥陀仏 投稿日: 2004/09/25(土) 18:31

613 Reply Re:ドル暴落から、世界不況が始まる〜リチャード・ダンカン (著) FP親衛隊国家保安本部 2004/09/03 23:59
> ところでFPさんも、嘗ては某海援隊氏と同様の考えを御持ちだったようですが、どのようなきっかけで国家破産の呪縛から脱出されたのか、もし差し支えなかったらご教授下さい。

株価を下げて日本の金融システムを破壊するという計画があったのは事実ですが、一部に先駆けて店頭・二部市場が上昇に転じた際、ハーバードの更迭とブッシュ小泉会談でそれが取りやめになり、アメ公は金ずるである日本を殺して喰ってしまうよりも、生かして太らせて玉子を産ませてそれを喰った方がいいという方針転換が行われたと友人に教えられました。
また日本株を買うための資金流入が起こり、1ドル100円を越える円高になるとも言われました。
私はそれまでは日経平均は再度底割れして金融危機から市場閉鎖や預金封鎖はもう避けられなず、為替も年内1ドル140円もありうると思っていましたので、当時はその情報を全く信じられず、とんでもないヨタ話だと思っていました。
友人はメガバンクとトヨタの株価が何日も連続して上げ始めたときが日本株復活のその時で、みずほ株は年内に20万円を越えるだろうというものですから、私はみずほが年内1円になると賭けてもいい、20万円になることなって天地神明に誓って絶対にないと断言しました。
結果はごらんの通りです。
もうその情報の正しさを信じざるを得なくなってしまったのです。
あの時に日立モバなんかの固い株を買わずメガバンクを買っていれば・・・後悔のタネはつきません。
因みに友人とは増田氏の会員とかそんなんじゃないです。
でもまぁ、今になって冷静に考えれば、アメリカと日本はドルと円の関係を通して同じベットで寝ているのですから、アメリカが戦争を通じてドルをばらまく・・・つまりドルを薄める政策・・・をとるならば、日本もいっしょになって円を薄める日米同時リフレ政策を取るしかないのです。そうなったらその資金はどこにくるのでしょうか?国家破産なんて起こりえません。


2004/09/25(土) 20:19

36 Reply 今週号のエコノミストの特集 西森亮太 2004/07/27 19:27
『「預金封鎖」を信じる人たち』だとさ。読んでみましたが、私見でつが、預金封鎖話を頑なに信じ込む人がなぜ存在するのかといえば、

1)「政府」が借金返済の道筋をちっとも示さないから。
2)預金封鎖話を頑なに信じ込む人は、中途半端にしか経済の勉強をしとらんからではないか。 
 以下エコノミストから抜粋
 預金の「現金引き出し凍結」をしても、決済機能の形で事実上預金を自由に利用することは可能。証券会社の口座に預金を振り替えれば、現金を株に替えることができる。
 決済機能まで凍結してしまえば、金融システムが破綻するからこれは出来ない。したがって預金の引き出しを凍結するだけでは何の効果もない。(東大・井堀氏の意見)

 この意見には反論できません。論理的に述べられてしまいますた。
預金封鎖馬鹿は「不安」という感情が「論理」を上回っているから信じるのだ、とワテは思いマツ。

3)マスコミもバカな連中が多い。政府通貨の発行とかもっと声高に発言せんかい。

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