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http://www.asyura2.com/0406/dispute19/msg/704.html
投稿者 happyblue 日時 2004 年 11 月 26 日 00:47:07:BaRfZQX6fAfSk
 

(回答先: とても奇遇に思いました。 投稿者 haru 日時 2004 年 11 月 25 日 18:24:25)

haruさんこんばんわ

アラファトさんが亡くなって、結構まわりの若者が中東情勢について知りたいというので、いろいろ読んでいたら、全然知らないことばかりで、大変勉強になりました。
事実関係が複雑で、膨大で、立場によって解釈も変わるので大変なテーマなのですが、
ご質問になった点については、僕が上で紹介したアドレスの文章を全部読めば(紹介したのはほんの一部ですから)一つの立場からは理解できると思います。
僕は全然の素人ですが、この「ユダヤ問題特集」の大論文には共感するところ大です。
http://rerundata.hypermart.net/ura/hexagon/texts/textA2F3/a2f1000.html#01

あともう一つおすすめなのが二年前にTORAさんがすでに阿修羅に掲載されていた、石油問題からのアプローチです。

20世紀石油資源論 (関岡正弘)
投稿者 TORA 日時 2002 年 12 月 17 日 13:59:15:
テーマ 中東と石油
http://www.asyura2.com/2003/dispute6/msg/109.html

最後の最後の一文だけ少し違和感ありましたが、大変勉強になりました。

あともう一つ、
イスラエル国家の創設とモロトフ、スターリン             
       中西 治
http://www.igcpeace.org/furusichofu4.htm
と言うのもおもしろかったです。

と紹介ばかりしても議論にならないので、僕なりの意見書かせてもらいますね。

まず
>ヘブライの館2
http://blackbox777.at.infoseek.co.jp/hexagon/floorA0F/_floorA0F.html
と言うサイトは残念ながら見れませんね。残念でした。

>今、ユダヤと云われる人々は、本当のユダヤ人ではなく、
>ハザール王国の人々である、と書かれていますし、そのような文章には度々出会います。
>となると、彼等は過去の書物に書かれていたユダヤ人ではない事になります。

そうですよね。僕はきのうまで知りませんでした。
上で紹介したものに書いてあるとうりですが、ハザール人は聖書に出てくるユダヤ人の直接の子孫ではないけど、ユダヤ教に改宗して以降は、ユダヤ教徒としての迫害を受けてきた人たちでもあると言うことですよね。

>また、日猶同祖論などもありますし、、
日猶同祖論ってなんでしょう?

>これは仮定なのですが、かつて歴史上にユダヤ人という、優れた人々が存在した。
>その事実を利用して、新たな勢力(人種?)が、その名前を借り、ユダヤ人と称して、
>世の中を支配しようとしている。
>こういった捉え方でよろしいのでしょうか?

違うんじゃないでしょうか? ユダヤ人は差別されてきて、キリスト教的封建社会では卑しい仕事だとされていた高利貸しなどをやるしかなかったけどそれが実はブルジョア的な革命的な職業だったから結構金持ちが多くなったという事みたいですね。しかしブルジョア革命は政治的には民族運動だから、祖国を持たないユダヤ教徒は政治的には迫害され続けてきたんでしょうか。

>彼等は、単に信仰を同じくする人々なのでしょうか?
>こんな事を書いたら、新たな米国の法律によって
>私は、摘発されてしまうのでしょうか?

ユダヤ教を信じているという点で同じなのでしょうが、やっぱり生活環境が違えば豚肉のソーセージを平気で食べるロシアのユダヤ教徒とか違ってくるんじゃないでしょうか。
むしろ彼らを結束させるのはユダヤ教徒への共通の迫害なんじゃなかなと思います。

>ユダヤ人とは、単純にその信仰を持つ人々と、捉えればいいのでしたら、
>その教義に魅了される人々が、問題を起こしているということになりますね。

あとユダヤ教って世襲制が強いみたいだから、好きでも嫌いでもユダヤ教徒の子供はユダヤ人なんでしょう。
イスラエルではユダヤ教徒はユダヤ人で、母親がユダヤ教徒ならユダヤ人で、改宗してもユダヤ人なんですってね。なんだか変ですね。

>ユダヤ人と云う言葉があり、その存在が確かにあるのでしたら、
>定義が曖昧では、混乱するばかりです。
>また、ユダヤ教徒とシオニストとの対立などの記事にもにもしばしば
>遭遇いたします。

ユダヤ人がみんなシオニストじゃないってよく書いてありますね。
ユダヤ問題とは、日本の部落差別と似ていて、時の権力の支配の手段としての差別政策に利用されてきたと言う側面が強いのかなと感じています。
現代で言えばユダヤ問題とは宗教問題と言うよりは、ユダヤ人を差別・迫害する帝国主義の問題だと思います。シオニズムはユダヤ問題を民族的に解決しようとする一つのやり方の一種に過ぎないんじゃないでしょうか。マルクスとか、レーニンとかトロツキーとかユダヤ人の解放を革命に求めたユダヤ人っていっぱいいたんでしょうね。マルクスは「ユダヤ人の解放は宗教の解放ではなく人間の解放によってしか実現しない」と言ったようなことを言っていたと思います。

で、アメリカの中東の石油支配にとって、シオニスト国家をパレスチナにぶち込むことは、アラブの民族運動が直接反米に向かうのをつぶすためにちょうどよかったから、アメリカはイスラエルを支援し続けてるんでしょうか。そういう点では、ユダヤ人もパレスチナ人も共に帝国主義の支配の犠牲者なのかなと思います。ユダヤの解放のためにもシオニズムはやめさせるべきだし、諸悪の根元の帝国主義をなくさない限り、ユダヤ問題も、パレスチナ問題も解決し得ないような気がします。

勝手なことばかり書いて済みません。

ご批判待ってます

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