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(回答先: 選手、ファン無視の「オーナー密室会議」に異議あり 古田選手会会長激白！ 投稿者 愚民党 日時 2004 年 9 月 06 日 23:26:23)
選手会、９月土・日のスト決議／実行委は統合承認 (読売新聞)
プロ野球選手会の臨時運営委員会終了後、会見する古田会長（中央）たち（写真提供：読売新聞社）
プロ野球の球団統合問題に対し労組・日本プロ野球選手会（古田敦也会長＝ヤクルト）は６日、神戸市内で臨時運営委員会を開き、１０日までにオリックス・ブルーウェーブと近鉄バファローズの統合を１年間凍結するなどの要求が受け入れられない場合、１１日以降の９月の毎週土、日曜日の公式戦（二軍戦も含む）でストライキを行うことを決議した。
一方、日本プロフェッショナル野球組織（ＮＰＢ）は同日、実行委員会を開いて両球団の統合を承認、８日のオーナー会議で正式承認する見通し。両者間で妥協点を見いだす可能性は低く、日本プロ野球史上初のスト突入は必至の情勢で、両リーグの優勝争いなどに重大な影響を与える恐れが出てきた。
◆全会一致で決議◆
選手会は８月中旬に、全７５２人選手の９８％の賛成でスト権を確立していた。臨時委員会には１２球団の選手会長、副会長ら２５選手が出席し、各球団が意見を述べ、無期限ストも辞さないとする強硬論の一方で、ストに慎重な態度を表明する球団もあった。全体の意見調整のために会議は予定の２時間を１時間半も超えたが、最終的に１２人の各球団選手会長に古田会長を加えた１３人の全会一致でスト権行使を決議した。
選手会は、ＮＰＢ側との話し合いを今後も引き続き求め、交渉が妥結すればそれ以降のストは回避する考え。１０月以降については今後の交渉をふまえて２７日に臨時運営委員会を開いて決める。
期日を土、日に設定したことについて、会議後に会見した古田会長は「１２球団一斉にやるには週末ごとが良く、ファンにも分かりやすい。その間に（ＮＰＢとの）話し合いの時間を作ることができる」と説明した。
また、ストを行った場合に、選手会を労働組合として認めていない経営者側から損害賠償請求を起こされる可能性もあるが、古田会長は「我々は（仮処分申請に対する東京地裁の判断で）労組と認められており、損害賠償は発生しないと思う」と自信を示した。
選手会の要求は両球団の統合の凍結にとどまらず、球団の新規参入条件（加盟料）の緩和や、現行ドラフト制度の見直しや球団間の収益分配など、野球界の構造改革的な内容にも及んでいる。
一方、ＮＰＢ側は６日の実行委員会で、棄権した広島を除く球団の賛成で統合を承認したほか、新参加の場合は６０億円、経営譲渡の場合には３０億円を支払うとされている加盟料について、削減と分配方法を変更する方向でオーナー会議に提案することを決め、部分的に選手会の提案に譲歩する姿勢を示した。両球団の統合に続く「もうひとつの統合」についてもオーナー会議に持ち越された。
またスト実施決定について、実行委員会では、損害賠償を視野に入れているとしながらも具体的な対応策については決定しなかった。伊藤修・選手会担当顧問（中日参与）は、「回避のためにこれから全力を尽くす。１０日のタイムリミットまでに、誠意を持って話し合いの機会を持ちたい」と話し、９日にも会合を持ちたいという意向を示した。
◆日本プロ野球選手会＝１２球団に所属する日本人選手すべて（一部の外国人選手含む）が会員。プロ野球選手の地位向上などを目的として設立、１９８０年に法人格を取得、８５年には東京都地方労働委員会に組合資格審査請求し、労働組合として認定を受けた。現在、社団法人と労組が併存する形態で組織されている。労組・日本プロ野球選手会の会長は古田選手、社団法人側は立浪和義選手（中日）が理事長。
[ 2004年9月6日22時34分 ]
http://news.www.infoseek.co.jp/top/story.html?q=20040906it11_yomiuri
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。