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(回答先: 球団再編：強硬発言繰り返す巨人・渡辺オーナー（毎日新聞）古田に「無礼なたかが選手が」 投稿者 ZUMA 日時 2004 年 7 月 09 日 14:23:46)
近鉄とオリックスの合併問題で、労働組合・日本プロ野球選手会（古田敦也会長＝ヤクルト）と１２球団の代表者による意見交換会が９日、大阪市内のホテルで開かれ、選手会側は「合併反対」の姿勢を明確に打ち出した。また、対抗手段としてのストライキについては会議の中で触れなかったが、その後の会見で是非を検討する意向を示した。
約３時間に及んだ会議では、１２球団の全選手会長が合併についての意見を発言。選手会側は主に「議論不足」「ファンの声無視」を理由に、５日の日本野球機構との団体交渉で要求した「合併の１年延期による議論徹底」「プロ野球実行委員会の特別委員会招集」などを改めて求めた。
古田会長は会見で「数名の方で決めたことに全員が右にならえとなっている。十分な議論が果たされず、ごり押しの形でいいのか。ここまでやったのなら仕方ないというものを世間に見せないといけない」と語り、合併への急速な流れを批判した。
一方、ストについては「やるかどうかは先の話だが、足並みがそろわなければやらない。そういう方向に向かえば可能性はある」と説明。１０日の選手会総会で話し合うことを明かしたが、松原徹事務局長は「慎重にやりたい」と語った。【堤浩一郎】
◇球団側は経営窮状を訴える
球団側は、日本野球機構の伊藤修・選手関係委担当顧問（中日参与）と阪神の野崎勝義・球団社長が代表して会見した。
伊藤顧問は、各球団の代表者が経営状態の窮状を訴えたと説明。野崎社長は「私の推測だが７〜８球団は赤字と思う。日本の経済状態の中で、経営統合が行われるのはやむを得ない」と語った。
選手会側が問題視する「議論不足」と「ファン無視」について、野崎社長は「近鉄は球団創設以来赤字が続いてきた。スポンサー探しなど努力をした末の結論」とかわし、伊藤顧問は「ダブルフランチャイズ制は両チームのファンを考慮してのこと」と反論した。
また、７日のオーナー会議で西武の堤義明オーナーが発言した「もう１組の合併話」については、西武の星野好男・球団代表が「そうしないと、パ・リーグは５球団では野球ができないと、（意見交換会で）説明した。皆さん理解してくれたのではないかと思う」と話した。
◆各選手会長の声
広島・西山 発表から１カ月弱で合併が完全に決まったような話になり、プロテクト選手の人数の話ばかりになっている。あまりに話の進み方が速い、と訴えた。
巨人・高橋 問題はたくさんある。選手の意見は大体伝えた。あとは機構側がどれだけこちらの話をきくか、だ。
ヤクルト・真中 代表自身は合併に賛成なのか、ときいたら、当該球団以外は言葉をにごした発言が多かった。これでいいのか、と思う。
横浜・鈴木尚 あまりにも話が進みすぎている。ファンの声をしっかりきいて、１年間かけて考えるべきだ、と伝えた。
中日・井端 今言われているように１０球団まで減ったらファンから見捨てられる。近鉄とオリックスにはどういった経営努力をしたのか、をただした。
阪神・今岡 ファンの反対を押し切って合併を推し進めれば、必ずしっぺ返しがくる、と話した。
近鉄・礒部 選手は合併には賛成していない。もっと話し合う機会を作ってほしい、と言った。
オリックス・三輪 （１リーグ制になった）韓国野球の例を出して、縮小は必ずしもよい結果になっていない。もっと広く考えてもらえないか、と言った。
西武・和田 ファンあってのプロ野球にもかかわらず、合併反対の声が上がっているのにどんどん話が進んでいる。ファン、選手の声は無視されている。
ダイエー・松中 合併で球団が減るとアマ選手の目標となる対象も減る。野球の底辺を広げるためにもチーム削減はおかしい。
ロッテ・小坂 ファンの意見を尊重すべきだ。千葉マリン球場でもファンは合併に反対しているということを強く言った。
日本ハム・小笠原 合併の話が決定したわけではない。１２球団が存続してうまく運営していける方法を再度検討してもらいたい。
▼根来泰周コミッショナー 選手会が話し合いたいと言っている？ 僕には選手会側と何かをするという権限はない。それはまず球団なり、オーナーがやること。
▼ダイエー・佐藤球団代表 合併は反対という選手会の話だった。我々の説明としては、近鉄さんはここ２、３年合併だけでなく、売却なども含めて考え、一番いい方法をとったということ。企業間の話を、我々が駄目というのは難しい。うちの球団については合併しないと言っている。
毎日新聞 2004年7月9日 21時59分
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/pro/news/20040710k0000m050098000c.html
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。