★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板 > 雑談専用10 > 340.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
Re: 入試問題は、「ジェンダー問題」ではないと言っているのです。
http://www.asyura2.com/0406/idletalk10/msg/340.html
投稿者 律 日時 2004 年 8 月 01 日 17:04:09:yVvnimQRLLslo
 

(回答先: 入試問題は、「ジェンダー問題」ではないと言っているのです。 投稿者 あっしら 日時 2004 年 7 月 31 日 16:55:28)

あっしらさま、こんにちは。


あっしら様************
「ジェンダー問題」ではないものをことさら「ジェンダー問題」であるかのように扱っているという批判が、私の書き込みの趣旨ですよ。
**************


入試問題についての評価そのもの、というよりは、「性的対立」について触れることが、「支配−被支配関係構造」をかくして、「性的対立」にのみ限定するようになってしまう、というあっしら様の主張に対しての疑義でした。
「ジェンダー」に話題を「限定して」議論するやり方もあるのではないかと。そこから発展させられる人は発展させられるわけですし、あの取り上げられた入試問題も、その背後に大きな問題があったとしても、「ジェンダー」の規定を含んでいることは否定できないわけですから。

先も述べたように根源的な問題は「支配−被支配関係構造」だったりしたとしても、たとえば具体的にイメージを導出しやすい「ジェンダー」という要素から問題を取り上げることは、ありうるのではないかと。「ジェンダー」に集中して問題を取り上げることも一つの方法だと思っているのですが、そのような道筋は認められないのだろうかと。そのような道筋を認めておられないように思われたので。
語るのは勝手だと、本気でいうならいいのですが・・・・本当かなあと、語るなといっているように聞こえます。
また、「男がなっても、女がなってもいい」構造であるはずなのに、「男女」で規定されているということがあるのなら、それはやっぱり些少なことではあっても「ジェンダー」の問題じゃないでしょうか。

入試問題に対して求めている云々を言ったのは全く間違いだったようで、すみません。反省しています。

あっしら様*******
私は反ヒューマニズムですから、「ヒューマニズム・フリー」(観念化され権威付けされたあるべき人間像から解き放たれて、差異に満ちあふれた自己と他者という関係性意識に移行する)のほうが好きです。(だからといって、それを主眼に運動を行うのはくだらないと思っています。まさにひとり一人の生き様の問題ですからね)
**************

まったく問題ないんですが、それこそその考え自体が「一人ひとりの生き様」であって、「あるべき人間像」を求めることも一人ひとりの生き様、なのかもしれず、この辺のぶつかり合いはどう思っていらっしゃるのかと。
結局は、あっしら様は、それを主眼にして書き込み活動という「運動」をされているということなのではないかと思うのですが、そうは言わないので、なんだか「ずるい」なあと思っているわけです。
左翼やフェミニズムとされる人たちと実は、それほど変らないところにいるのに、自分は全く違う場所にいるとおっしゃっているような感じがします。
だけど、結局は同じ地平にいる、というところから話し合いをするのと、自分は「正解」を持っているという立場で話し合いをするのとはかなり違うように思うのですが・・・・
もし、あっしら様が「自分が正しい」「善」という立場を公言して書き込みや議論をされているのだったら、こんなに絡まないんですが、そうではなくて、むしろ逆のことをおっしゃっているので、つい期待してしまうのかもしれません。

私がここにこだわってしまうのは、「ジェンダー」について考えるときに、必ずそこに「対立」のみを読み込もうとする視点に対する疑問なのです。
あっしら様のおっしゃっていることは、「ジェンダー」を語る時は別の問題も全部「性的対立」に還元されると読み込もうとされているのではないのですか?
この点を、読み間違っていたかもしれません。

フェミニズムを十把ひとからげにして批判しておられるので、おそらく「ジェンダー」問題=「性的対立」問題としてしか読み込まない人なんだろうと、私の側が思い込んでいたかと思います。
そうではないなら、もうこの件については何もいいません。無意味なことをしてしまってすみませんでした。
ただ、もし「ジェンダー問題を語る」=「性的対立問題を語る」という風に、把握されているのではないのでしたら、フェミニズムを十把ひとからげにするのは乱暴だとおもいます。

私の考えは、「支配−被支配関係構造」を解消したいのであれば、それを拘束しているさまざまな文化的・社会的な拘束を具体的に解体していくという作業も必要だろうと思っているので、それぞれの立場からたとえば「ジェンダー」たとえば「階級」たとえば「人種」といった個別的問題に焦点を当てていく、ということも必要なのではないかと思っているのです。
あっしら様は、このような具体的なことを見ないでも、いきなり「支配−被支配関係構造」を解消できるとおっしゃっているようにみえるので・・・・・つい、反論したくなっているわけですねえ。いけませんね。わけわからないのに、絡んじゃ。すみません。


反省中。

 次へ  前へ

雑談専用10掲示板へ



フォローアップ:


 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。