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【石の扉】第八章 全能の目
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投稿者 エンセン 日時 2004 年 8 月 08 日 15:13:23:ieVyGVASbNhvI
 

(回答先: 【石の扉】日本のプロレスを作ったフリーメーソン 投稿者 エンセン 日時 2004 年 8 月 04 日 05:19:36)

 
一ドル紙幣の「全能の目」は、なにを見つめているのか?

本書のはじめの方で、一ドル札に「ピラミッドと全能の目」があるのは、フリーメーソンとなにか関係があるのだろうか、ということを綴りました。

「ピラミッドと全能の目」

これは是非とも押さえておかなければならない重要な課題だと思います。
なぜなら、それを論じるということは、アメリカという国家のはじまりとフリーメーソンのかかわりを論じることに他ならないからです。
それは飛躍のし過ぎだ、と思う人がいるかもしれません。
しかし、よく考えてください。ことは国家の基軸通貨、ドルのデザインなのです。最も重要とさえ言えるかもしれない紙幣に、フリーメーソンが刷りこまれているとすれば、いったいその国家はなにものか? と思うのは私だけでしょうか?

(略)

紙幣委員会

1776年、アメリカに紙幣委員会が設立されました。一ドル札のデザインを決める機関です。
その委員の中にベンジャミン・フランクリンがおりました。
フランクリンは、押しも押されもしない高名なメーソンです。
断っておきますが、本書であの人物はメーソンだと断定するのは、メーソンの名簿に載っている故人か(故人の場合、特別なことがないかぎり、遺族に断わりなくメーソンだと公表していいことになっています)、存命であっても、公然と自ら名乗っているメンバーに限っています。
(略)

で、ベンジャミン・フランクリンはフィラデルフィアのセント・ジョーンズ・ロッジに籍を置くフリーメーソンでした。
同時に、アメリカで3本の指に入る重要議員であり、アメリカ合衆国憲法制定委員会にも参与していた実力ある人物です。
前提から言いますと、そのフランクリンが、一ドル札にメーソンの象徴を刷り込む誘惑にかられたとしても、なんら不思議はないということです。
そんな馬鹿な、とお思いでしょうが、当時のアメリカという社会全体が放つエネルギーを充分考慮すれば、この説に頷いてくれると確信します。

1775年 アメリカ独立戦争勃発
1776年 アメリカ独立宣言
1776年 紙幣委員会設置
1777年 サラトガの戦いで米軍が英軍に勝利する
1781年 ヨークタウンの戦いで英軍降伏
1788年 アメリカ合衆国憲法発効
1789年 初代大統領ワシントン就任

見た通り戦争一色です。
合衆国のドル紙幣を作ろうと動き出したのは、独立宣言の真っ只中の出来事です。気運はまさに英国なにするものぞという、輝ける波動が、大きくうねりを見せていた時分です。
この時期に、アメリカ独自の一ドル札を作ろうというのです。
にもかかわらず、ピラミッドを持ってきた。これは不自然だ、と思わない人はいないでしょう。

精神的には唯我独尊の状態にあるアメリカ合衆国。それなのになぜ他国、イスラム国家、エジプトの象徴であるピラミッドを自国の国璽として通貨にとり入れなければならないのか、ということです。
まともに考えれば許されないことです。

アメリカ合衆国の中枢は、東部エスタブリッシュメント、つまり白人、アングロサクソン、プロテスタントという通称「WASP」に代表される保守的な面々に握られていました。
人種差別などあたりまえで、黒人などは家畜扱い、実際に黒人牧場というのがあって、そこで馬のように丈夫な黒人を生産しては売り買いしていた時代です。
人種差別は国の差別に直結します。エジプト人などは扱いは黒人並みか、それ以下でした。そういう環境にあって、なぜピラミッドなどという、見下した国の象徴をぶつけたのか?
たとえば、我が国に置き換えてみてください。独立宣言といえば、日本なら明治維新と考えていいと思いますが、そんな時、新札の一円札に、当時は蔑んでいた中国の万里の長城とか、カンボジアのアンコールワットを刷り込んだりするでしょうか。そんなことをしたら、国辱だと大問題になったはずです。
しかし、アメリカの紙幣委員会は「ピラミッド」を推し、議会はそれを承認してしまったのです。
どうしてなのか?
表面的には奇異に見えることでも、違う世界から見ると納得のいくことだったのです。いみじくも、フランス革命が起った年とアメリカの連邦政府成立は同じ年でした。
そして、双方とも、陰に陽に自由、平等、平和を掲げるフリーメーソン思想の影響が囁かれているのです。
あちこちで「あれはフリーメーソンが起こした革命だ」という声が上がっていたように、まさに彼らの思想の反映と言っていい結論です。

アメリカの独立から百年後、フランスのメーソンが、アメリカのブラザー達に自由の女神をプレゼントしたように、両国のフリーメーソンもそのことを強く意識しておりました。
2つの革命のことは、ここで論じませんが、メーソンの自由、平等の思想の根底にあったのは明らかです。
ですから、新生アメリカの議員の中にも、圧倒的多数のメーソンが含まれておりました。

たとえば、「アメリカニズム」という言葉を独立宣言に著した、ジョン・ウィザースプーンという議員もメーソンですし、一説によると当時の議員の半数以上が、メンバーであったと言われているくらいの勢力だったのです。
その頂点に居座っていたのが、アメリカ合衆国初代大統領、ジョージ・ワシントンです。
彼は1752年にフリーメーソンに入会し、それ以来ずっと熱心な活動を続け、またそれを公言して大統領に就任した人物です。

メーソンが、アメリカ大統領の席に座る。ご存知のとおり、米国の大統領というのは、官僚を即座に総入換えできるほどの権限を有し、日本の首相など足元にも及ばないパワーを持っています。その座に、メーソンを公言した人物が深々と腰をおろしたのです。

この事実を、当時のメーソンたちはどう考えたのでしょう? ここが肝心です。
情勢をかんがみれば、フリーメーソンにとって、自分たちがとうとう国の玉座についたのだ、という錯覚を起こしかねないほどの出来事だった、と推測するのが妥当です。
その熱狂と興奮の渦の中で、フリーメーソンであるベンジャミン・フランクリンはドル紙幣作成という任務を与えられたのです。
絶対権限のあるワシントン、そしてナンバー2といっていい地位にあるフランクリン。2人のフリーメーソンが、紙幣にメーソンのなんたるかを溶け込ませたいという思いが、めらめらとわきおこったとしても、不思議ではありません。

やがて、紙幣委員会に、数種類の紙幣デザインサンプルが提出されます。
その一つに、当時、ヨーロッパ、とくにフランスのメーソンの間で流行りつつあったマーク、「ピラミッドと全能の目」がありました。
形ばかりの採決が行われます。もちろん示し合わせたとおり、万事おこたりなくそれが採用されます。
そしてあとは、議会の承認を待つばかりです。これもまた、主流を固めていたフリーメーソン議員たちはすでに包囲網を完成させて、議会通過という儀式が行われたということです。

当時のメーソン議員たちは、あまりにも圧倒的でした。そのため、一ドル紙幣に、メーソンのマーキングを施すこと自体、あまり大きなことだという認識を持っていなかった。
なぜなら、アメリカ合衆国にもっと大きな楔を打ちこむことを頭に描いていたからです。
(略)


一ドル紙幣に込められた真実

ところで、一ドル札のピラミッドは、何段あると思いますか?
13段です。
この数字、なんだか奇妙だと思いませんか?

われわれ日本人からするとどうということもないのですが、アメリカでは一番、忌み嫌われている数字です。
13日の金曜日はご存知のようにキリストが処刑された日とされ、13階段は絞首刑の階段を表し、現在でも13階段のないビルやアパートを目にするお国柄です。
ところが、一ドル紙幣は13という数字だらけなのです。

まずピラミッドの階段が13段。
紙幣の右側には、鷲の図柄があります。
その鷲の胴体のストライプの数は13本、鷲が左足に握っている矢の数も13本、右足に握っているオリーブの葉の数も13枚です。
さらに、鷲の頭上の星の数さえ13個です。これでもかと現れる、凶数字。これはいったいどういうことなのか?
インチキ本なら、そこには反キリストの悪魔教が隠されているからだ、というストーリーをでっち上げるのでしょう。しかし、そうではありません。

アメリカの小学校では、こう教えています。
当時の州の数が13あったのだと。
白頭鷲の左足が握っている矢は、軍事を意味し、右足のオリーブの枝は平和を表しています。
ですから学校では、アメリカ(白頭鷲)という国が、13州と軍事と平和を一つに束ねているのだ、という意味だと教わります。
ピラミッドが、13段になっているのも同じ伝です。
しかし、13という数は、ほんとうに州の数を指しているだけでしょうか?
それを話すまえに、またピラミッドに立ち戻ります。問題の「全能の目」は脇に除けておくとして、再度じっくり一ドル札のイラストを見てください。

奇妙なことがまだあることに気がつくと思います。
それは言葉です。自国語の英語を排し、ラテン語が書かれているのです。
アメリカ合衆国の通貨なのに、なぜ英語ではなく、わざわざラテン語を並べたのか?
日本の千円札に、韓国語を書くようなもので、まことにおかしな話だと言わざるをえません。

それはラテン語でこう綴られています。
「NOVUS ORDO SECLORUM」
「新しい世紀の秩序」という意味です。ではなぜ、A new order of the age という、英語ではいけないのでしょう。
だれからも、異論はでなかったのでしょうか?
そして、ピラミッドの上空には、これまたラテン語です。
「ANNUIT COEPTTIS」
私の知り合いのアメリカ人で、この意味を知る人はいなかったし、彼らにとっても、発音するだに難しいことなのです。
一般人に分からないものを載せる。これにどういう意味があるのでしょう。
このラテン語の解釈は微妙ですが、おおむね「我々の計画に同意せよ」というほどのことです。これも、さっぱり分かりません。
「我々の計画」とは?
国造りの計画を指しているのなら、そうはっきりと明記すればいいし、法律を守れ、ということであれば、そう述べればいいわけです。
そして「我々」とはいったい誰のことなのか? アメリカ国民のことをさすのでしょうか?

他国の難解なラテン語を何故持って来たかという謎。そして謎めいた言葉。
そこにはなんらかの理由があったはずです。紙幣委員会では、その理由をちゃんと説明し、委員の賛同を得ているという手順を踏んで採用されたはずです。

なぜ、国民が読めない文字を持ってきたのか?
企てがあったとみて間違いありません。
では、なぜ読ませたくなかったのか?

その前に、この二つのラテン語の配置を見較べてみてください。
二つのラテン語は、ピラミッドを挟むように書かれ、同じ円の中に納まっています。ということは、ピラミッドと一体の言葉だということが分かります。
そしてこの円は、右の円の白頭鷲と対座しています。
さきほど、白頭鷲はアメリカ国家を象徴したものだと言いました。それとバランスをとるように「ピラミッドと全能の目」があって、「我々の計画に同意せよ」「新しい世紀の秩序」と命じているのです。
ピラミッドの土台部分には、ローマ字で一七七六と、独立宣言の年が打たれています。

さて、もう一度言いますが、右の円には白頭鷲のアメリカ国家。左の円には未完成のピラミッド。二つはちょうどバランスがとれています。では、いったいピラミッドは、何を意味しているか?
一般には、このピラミッドは、白頭鷲同様、国家を表しているのだと思われています。
まだ建国の道半ばだから、未完成のピラミッドにしたのだというのです。ピラミッドの石段は、13州をあらわす13段まで積まれている。しかし、それならなぜ、13州で明確に締めくくったのかという疑問が湧きます。
とうぜん、これから増えるであろう州をまるで考慮にいれていないのです。
事実、州は14、15と続き、数年もかからないうちに20州に増えているのです。
紙幣を作った時点で、国家はまだ未完成なのだ、これからも発展するのだということであれば、ピラミッドにしても、白頭鷲にしても13州に固定するのはおかしな話です。
熱い革命の熱がワシントンをおおっている最中で志は高く、どんどんと州を合併してゆく過程なのです。
こうして考えると、13という数字には、州以外の別の意味があるのではないか? と思うのが当然ではないでしょうか? 表向きの意味は、たしかに13州ということでしょう、しかし、それは苦しいカモフラージュで、真の意味は隠されているのです。


スコティッシュ・ライト

ここに、アメリカの高名なメーソンメンバーZ氏に、登場願います。彼から私が直接聞いた話はこうです。
13という数字は、フリーメーソンのスコティッシュ・ライトとおおいに関係があるというのです。
スコティッシュ・ライトというのは、フリーメーソンの三階位になってはじめて入会が許される秘密結社です。
スコティッシュ・ライトは四階位から三十三階位まであります。もちろん、入る入らないは自由で、これはフリーメーソンの上部団体というわけではありませんが、熱心な人はどちらかというと、そこにも加盟する傾向にあります。
ちなみに現在のメンバーは、アメリカを中心に、百万人を数えるまでになっているのですが、大秘儀と小秘儀のなかにさまざまな逸話と知恵を織り込んだ、大変興味深い団体です。
スコティッシュ・ライトについてざっと説明します。

(略)

さて、フランス人、エティエンヌ・モランはスコティッシュ・ライトを広めるためにアメリカに上陸しました。
彼はメーソンであり、同時にカソリック教徒でもありました。
1766年に、北米で本格的な活動が開始されます。時は、独立戦争前、こうしてスコティッシュ・ライトはアメリカに広く浸透していったのです。

Z氏は、私にこう打ち明けます。
「一ドル紙幣裏面に、白頭鷲の13本のストライプ、13本の矢、13枚のオリーブの葉、13の星、ピラミッドの13段の石段、少なくとも5つも登場する13という数字は、そのスコティッシュ・ライトの13階位を象徴しているのです」
13階位。
階位にはそれぞれ名称があって、この13階位は「ロイヤルアーチ・オブ・ソロモン」と名付けられています。スコティッシュ・ライトの教えには、口に出して言ってはいけない「神聖な階位」と呼ばれるものがいくつかありますが、この階位もそれに属します。

13階位、「ロイヤルアーチ・オブ・ソロモン」の逸話は、イノックという男の伝説が主な物語です。どんなものかちょっと触れてみたいと思います。
古代、神の名は一般に知らされていませんでした。
現代「ゴッド」だとか「ヤーヴェ」とか称しているのは、後世の人が勝手に付けただけで、神が自分でゴッドだと名乗ったわけではありません。
神の名が明らかにされないというのは、昔の常識でした。
中国や日本でも王の名はタブーとされていた時代があったのですが、その理由は、呪術的に危険だと考えていたからです。名前が分かればそのものが特定され、悪魔が呪いをかけるかもしれないというのです。
邪悪なものから守るために、神や権力者の名は伏せられていたのです。
また、ほんとうの神の名には、それ自体呪術的な力が宿っていました。聖職者でない者が神の名をみだりに口にするなどは、あまりにも神聖過ぎて、不完全な人間の口に乗せることをよしとしなかったのです。
ですから、古代ヘブライの人たちは神のことを「アドナイ」という言葉に置きかえて呼んでいました。

さて、イノックは善良で裕福でした。全身全霊を持って神を愛したため、ある日、夢の中で神が現れました。
「おまえほど神を愛した男はいない。おまえだけに神の名を教えよう。だが、だれにも漏らしてはならぬ」
神の名前は不思議な発音でした。しかしそれは、誰にも告げられない名前。忘れないようにメモに残すと、今度は他人に見られる恐れがある。
さりとて、なにも書かないで、忘れてしまったら大変です。
そんな時、彼は、夢でなんとも不思議な場所を見るのです。
──ひょっとすると、神の名を書いてその場所に埋めておけというお告げかもしれない。
そう思ったのです。
何かに導かれるように、イスラエル、カナンの地に辿りついたイノックは技術者を雇い地下を掘らせます。

それは九層からなる地下でした。一層ごとにアーチ状の天井を持つ部屋です。
そして最下層の部屋に、メノウの台座を置き、上に三角形の黄金の板を納めたのです。黄金の板には、神から告げられた口に出してはいけない「神の名」をあらかじめ彫っておきました。

それから数千年がたちました。ソロモン王の登場です。ソロモンは、裁判所を建てようと計画しました。土地を探し、3人の技術者が測量に入ったときでした。偶然に、かの地下に通じる道を発見したのです。幾層にもなる地下室のひとつひとつに潜っていくと、一番下で黄金の光り輝く板を目にします。そこには不思議な刻印文字がひとつ。誰も読むことはできません。
しかし、ソロモンはそれこそが本当の神の名だと分かったのです。

ソロモンが発見したこの地下をロイヤルアーチと呼び、発見した3人の技師たちに、ロイヤルアーチという称号を与え、それを13階位の名称にしたのです。
ですから、13階位ははじめて神の文字が明かされる重要な階位なのです。
そして、スコティッシュ・ライトでは、13階位の持つ意味を、次のように位置づけているのです。
「ロイヤルアーチ」は神殿の基礎石。国家で言えば、成文化された基本法を意味します。
もうおわかりだとおもいますが、「ロイヤルアーチ」を、人々がもつ基本的権利の象徴として、一ドル紙幣に登場させたというわけです。
一ドル紙幣に登場するすべての13は、13州ではなく、アメリカという新大陸に渡り、独立戦争を戦った全国民を称えて、「おまえたちはまるでロイヤルアーチのようだ」と13階位になぞられているのだとZ氏は言うのです。
そして、その上にある「全能の目」は、フリーメーソンが指導的立場に立っていることを表し、「我々の計画に同意せよ」(ANNUIT COEPTTIS)と、これが「新しい世紀の秩序」(NOVUS ORDO SECLORUM)なのだ、と、高らかに宣言しているのだと、告白します。
「左の丸には、ピラミッドをはじめとするフリーメーソン、そして右の丸の中にはアメリカ合衆国。二つはバランスよくあらねばならないのです」

彼の楽しいお喋りは続きます。
「フリーメーソンと国民の間に『ONE』という大きな文字が印刷してありますね。この『ONE』は一ドルの一という意味だけでなく、一つと意味なのです。両者が合体して、一つの国なのだということ。それと、白頭鷲がつかんでいるオリーブはフリーメーソンの象徴であり、その鷲が首をよじって見ている方向には、ピラミッドがあるのが分かりますか? これは常に、国民はフリーメーソンを見習って欲しいという願いです。それに引き替え、『全能の目』は、正面を向いていますね。そう、フリーメーソンは世界、宇宙に対して目を開いているという図なんです。だから一ドル札の裏面は、ただの貨幣ではなく、メーソンのいわば、記念碑だといっていいのです」

Z氏は白髪を後ろにかき上げ、つけ加えます。
「しかし、ワシントンたちは、まもなく気がついたんですな。そんなことは、民主主義の見地から見て、決していいことではないとね。悪気はなかったのだが、自分たちがオーバーヒートして行ったことが大っぴらになれば、それは命取りになる。フリーメーソンの企てであり、非民主主義的陰謀ではないかと、非メーソン勢力のかっこうの攻撃材料になる。それで、問題化されるのを嫌って、そういうことはないと笑い飛ばし、ずっと打消して来たのです。早い話が、自分たちの功績を、封印したということです」

かくして、作戦は成功したのです。
「不自然さは残ったにせよ、永遠に消し去ったと言えるだろう。今では、メンバーの中にさえ、あれはフリーメーソンとは無関係だと、まじめに言うやからが出て来たんだからね。敵を欺くにはまず見方からですよ」

Z氏はにやりと笑いました。
「周りを見渡してみたまえ、アメリカのシンボルとして、白頭鷲はいたるところに使用されているが、同じ国璽なのに『ピラミッド』と『全能の目』はわずかに一ドル紙幣に残るだけでしょう。論争を広げたくはないからこそ、その後、ぴたりと使用を止めたということなんですよ」


ということで、メーソンの立場(視線)から、一ドル紙幣にある意味を説明してもらいました。
そうなると、違った視線からも、説明を聞きたい気分です。
どなたか、面白い説を知っていたら教えて下さいな。
それともうひとつ、日本札にある秘密というか意味も面白い説があれば知りたいと思っています。

みなさん、なにか知ってたら、よろしくです。

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