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「冬のソナタ」と「ビューティフルライフ」 共通するのは障害者を売り物にしたドラマ
http://www.asyura2.com/0406/idletalk11/msg/264.html
投稿者 TORA 日時 2004 年 10 月 02 日 16:55:17:CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu80.htm

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「冬のソナタ」と「ビューティフルライフ」
共通するのは障害者を売り物にしたドラマ

2004年10月2日 土曜日

◆「ビューティフルライフについて」について 
http://www.dab.hi-ho.ne.jp/osaka-polionokai/qanda.htm

ビューティフルライフについてあちこちで評判を聞きます。インターネットでもいろいろな意見が出ているようです。ということで今回は車椅子に乗っている私が感想を書こうと思う。
ビューティフルライフが初回(1月16日)視聴率31.8%とか。フジテレビのロングバケーションの抜いて第1位らしいです。2回目以降も30%前後を維持しているとか。11回続ドラマです。キムタクが出ているから視聴率が上がっているのだと言われています。確かにキムタクが出ているドラマはみんな高視聴率です。

 ヒロインの杏子が死んだ最終回はすごい視聴率だった。 アドバイザーとして実際に車椅子を使っているに意見を聞いて作っていたらしい。 ここまでしてこの程度なのか。
このドラマはラブストーリーです。ヒロインが車椅子に乗っている以外は普通のラブストーリです。しかし中途半端です。
普通のラブストーリーだと言っていますが車椅子の不便さを出したりして車椅子にこだわりを見せています。 私はどちらかに徹するべきだと思います。

(1)普通のラブストーリーに徹するなら車椅子という言葉をいっさい使わない。障害者だとか健常者だとかいう言葉もいっさい使わないという風に徹しないといけない。当然ヒロインの杏子に「もし歩けたらなあー」なんてセリフを言わせてはいけない。車椅子を特別な人が乗る特別な乗り物じゃなく、車椅子を自転車と思う感覚でなきゃだめです。
(2)一方、車椅子の不便さをこのドラマのストーリーの骨子にするなら徹底して社会の車椅子排除の状態を見せつけて欲しい。喫茶店に行ったとき、映画館に行ったとき、食事に行ったときに車椅子に乗っている者にとって最大の問題はトイレです。今までの内容ではそのような場面は非常に少ない。車いすで行けないところはキムタクが介護してこなしている。
  脚本家は車椅子に乗ってみたり日常に車椅子に乗っている人に意見を聞いたりしている。 しかし、どちらかに徹することができないでいる。 どちらかに徹していればかなり質のいいドラマになっていると思う。出演が木村拓哉と常盤貴子でしょ。どちらに徹したドラマにしてもみんな見ますよ。惜しいです。こんな出演者のドラマめったに作れないでしょう。ミスキャストとよく言いますが今回はミスシナリオです。

 障害者を出して、それも非常に見てくれのいい障害者。障害者を客引きパンダとしてしか扱っていない。だから脚本が実にくだらない。脚本家の今後に期待しましょう。
TBSさん、見てくれのいい障害者を扱うのはもうやめなはれ。
ドラマのTBSと言われた時期もあったのですから猛省を期待します。(中略)

このドラマで良かったところ
*的場浩司のボランティアはいい役だ。どうみてもチンピラ役の彼がボランティアをするのがとってもいい。

◆韓国ドラマを見て感じたこと
http://www5.nsk.ne.jp/~r1100gs/topics/kandora.htm

T 交通事故が多すぎる
 ◎冬のソナタではチュンサンが二回も交通事故
 ◎秋の童話ではウンソもジュンソも交通事故
 ◎夏の香りでは婚約者が結婚式の日に交通事故死
 ◎星に願いをでは父親が交通事故死
 たまたま見た4本が偶然交通事故が多かったのかもしれないけど、そのうちまた事故か!と思ってしまった。
あっけなく事故で殺したり、事故がきっかけでストーリーを大きく展開させたりする手法なんだろうけど,どうかね。
冬ソナのチュンサンなどは一度目で記憶を失い,二度目で失明するし,秋の童話では最後にジュンソが事故死。
あれはないと思う。
 驚いたのは夏の香り。
なにしろ,ウェディングドレスを着た花嫁が交通事故?で運ばれてくるんだから,,,,。
教会にトラックでも突っ込まないかぎりありえない,,,,,?
星に願いをでは社長が車を運転してスタートしてから,見送る娘をサイドミラーで見続けているうちにトラックとぶつ
かってあっけなく死んでしまう。簡単に殺すなよなー。
「真実」というドラマも同じ,すごい脇見をして人をひき殺すシーンが第一話。
それで泣かせるのは簡単なのかもしれないけど、あまり好きではない。

U 貧富の差を出す
 これもたまたま見たドラマがそうなのかなぁ?
夏の香りは第一話しか見てないから何ともいえないけど、あとは大金持ちが出てくる。
 冬ソナのイ・ミニョンは大金持ちの身内のやり手理事。一方,ユジンは母子家庭で結婚費用もままならない。
秋のソナタのテソクはホテルのオーナーの息子で,ウンソは借金で逃げ回っていた母子家庭。
星に願いをのオープニングは孤児院から社長にもらわれていくシーンから始まり,相手役のカン・ミンは大金持ち
の一人息子でそのうち超人気歌手にもなる。
ホテリアーのドンヒョクは仕事にヘリコプターを使い,宿はラスベガスの超高級ホテル,食事は一流レストランで
そこの料理も雰囲気も落ちたとこぼす,,,。
愛の群像は無料視聴の分しか見てないけど,ジェホは母親に捨てられた境遇でユンソナ扮するヒョンスは社長
令嬢だった。
 そう言えば,第一話しかみてないけどチェ・ジウ主演の54パーセント視聴率獲得の「真実」もそんな感じ。
国会議員の運転手の娘と国会議員の娘。チェ・ジウは運転手の娘役。

V アメリカが出てくる 
 必ずと言っていいほどアメリカが出てくる。
わずか5本だけど全部そうだった。
アメリカの有名大学に留学するとか留学してきたとか、アメリカへ成功して行くとか成功して帰るとか。
 冬ソナではミニョンがアメリカ帰りの金持ちのエリート。
秋の童話では少年時代にアメリカへ行き,大人になってもアメリカの大学の同級生同士。
夏の香りでは主役のソン・スンホンが傷を癒すために三年間のアメリカ。
星に願いをでは欧米を駆けめぐる財閥の孫が一人いたな。
ホテリアーではやり手企業買収役のペ・ヨンジュンはアメリカで活躍していたのを韓国へ呼んだ。
たまたま接することがあったドラマがそうだったのかもね。
 韓国の人はアメリカというブランドに特別な意味をもっているのだろうか?

W わかりやすい敵役がいる
 渡る世間は鬼ばかりというドラマ見たいにわかりやすい敵役がいる。
渡る世間どころではないオーバーアクションの敵役が、、、、。
元気なときはおもしろいが,疲れているときは見る気がおきない。


(私のコメント)
最近はレンタルビデオ屋もDVDが主体になってきました。DVDは画質も良くて画像の乱れもほとんどない。外国映画も字幕と吹き替えとで選べるし、数多く借りてもかさばらないのがいい。ビデオカセットの時は録画したカセットでテレビの脇はカセットの山になっていましたが、DVDになってからはHDD内臓のレコーダーなので、テレビの周りはすっきりしている。

私も遅ればせながら高視聴率をとったテレビドラマでDVD化されたものを見ているのですが、41%もの高視聴率をとったと言うことで「ビューティフルライフ」を借りてきて見てみました。木村拓哉と常盤貴子の売れっ子コンビと言うことも人気の秘密があるのだろう。主役ばかりでなく脇役もみんな若くてかっこよくてファッショナブルだ。

ひねくれた見方をすれば、「そんなわけないじゃないか」と注文つけたくなるようなストーリー展開で、いわゆるトレンディドラマはばかばかしくて見てこなかったのですが、現代の「おとぎ話」としてみればいいのだろう。しかし障害者を扱ったドラマは誤ったイメージが視聴者に与えられて、障害者にとってはたまらないだろう。

私が見ていて一番感ずるのは常盤貴子演ずるヒロインは、バリアフリーとはいえない古い家でどのように家の中を移動してトイレに行っているのだろうかと疑問を感じた。トイレのたびに兄に背負ってもらってトイレに行っているのだろうか。それとも這って行っているのだろうか。そんなことは出来ないことは寝たきり老人を介護した経験があれば分かるだろう。

「ビューティフルライフ」の中でも一度だけキムタクに抱き上げられてトイレに駆け込むシーンがありましたが、日常生活では一日にそんな事が7,8回もあるのだ。車椅子用のトイレのある勤め先の図書館なら障害は感じなくとも、一般の町へ出れば車椅子で移動することはドラマの中のようには行かないことは明らかだ。

だから実際に障害者から見れば、車椅子の人でも自動車を運転して、普通に働いて、素敵な男性と恋もできるようなイメージを与えてしまっている。もちろん階段などで苦労するシーンはたくさん出てきますが、実際に東京などでは車椅子の人を見かけることはほとんどない。それがけまだ東京もバリアフリーにはなっていないのだ。

「冬のソナタ」でも主人公が交通事故で記憶喪失になったり、失明したりと障害者になっているが、結局は障害者をドラマの売りものにしているだけなのだろう。そして障害をドラマを盛り上げる手段に便利だから使っている。これでは本当の障害者はたまったものではない。障害者に対する誤解をよけいに広げるだけだ。

他にも時代劇で「座頭市」シリーズも障害者が主人公ですが、いくら聴覚が優れていても、あのように人をばったばったと切れるものではない。健常者ではドラマにならないから「盲目者」をスーパーマンにして大ヒット映画になった。しかし盲目者が杖一つで外を出歩けるようなイメージを与えてしまっている。

業界人にとっては映画やテレビドラマがヒットしさえすればいいのだから、これからも障害者が主人公のドラマが作り続けられるだろう。そのことを別の人も指摘している。

■TBSドラマ「ビューティフルライフ」について
http://www.kijikiji.com/self/beutiful.htm

楽しく見ていた。
車イスの人を主人公にするのは悪くないと思う。表現もわりと自然だ。
私も落ち着いたのか、事実と違う変なところは笑ってみている。
常盤貴子が、どうして入口が階段のキムタクの家に一人で入れるのかとか。
普通、こたつには座らないとか。

さて、恋愛ドラマを盛り上げる条件は、二人の仲を引き裂く障壁や困難である。
「ロミオとジュリエット」しかり、幾多の恋愛劇は
愛し合う二人のすれ違いから生まれるもの。
視聴者は、そんな二人にいらつき、やきもきしながらもドラマの世界に入りこんでいく。
二人を引き裂くモノ(恋敵、昔の恋人、家柄、仕事、不倫、等)が
強力であればあるほど盛り上がる。
そんな意味でも、主人公が車イスっていう設定と
キムタク、常盤貴子とくれば盛り上がる。(後略)


彼女はどうやってトイレに行くのだろう?


盲目のヨン様は杖もなしに歩き回り恋人と再会する

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