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独り言です。ごめんなさい。
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投稿者 りょう 日時 2004 年 10 月 06 日 12:13:18:ihoO6wRRTAsxA
 

(回答先: Re: タブー、禁忌の実例をもっと挙げて欲しかったんですが 投稿者 こいけ 日時 2004 年 10 月 05 日 22:35:09)

でんでんさんの「つぶやき」からはじまって、連想した事を書きました。
でんでんの投稿はボッソと言って最後に「でんでん」って言っているようでフッと笑えます。
でも何故かいつも気になってしまいます。話が込み入ってくる中で、フッと笑った後で
思い浮かんだ私の独り言です。ごめんなさい。

今、私の目の前で神話の世界がそのままダイレクトに繰り広げられているような、そんな怖さを
感じています。
脳の奥深く封印されていた「神話」が宗教、思想に名をかりた「サタン」の手によって開けられしまったのか?

エーリッヒ・フロムの《悪について1965》からの抜粋です。


「精神医学によってしばしば抑圧されたものの中に<悲劇の感覚>と<死の認識>とがあった。

私がとくに取り上げたい一つのタブーとされた情動がある。その抑圧が深くパーソナリティの根源に触れているからである。すなわち、悲劇の感覚であって・・・・・死と人生の悲劇的な面との認識は、ぼんやりしたものであろうと、人間の基本的特徴の一つである。どの文化も死とつき
合う独自の仕方をもっている。・・・私たちの時代はまったく死を否定し、それによって生の根本的な諸相を否定する。
死と苦しみの認識が、人生の最も強力な起動力になることも、人間連帯の基盤になることも、それなくしては喜びも熱意も強さと深さを失うようかな経験になることも認めずに、個人はそれを抑圧するように強制される。・・・かくて死の恐怖は私たちの間で非合法な存在として生きる
ことになる。それを否定しようとする試みにもかかわらず生きつづけるが、抑圧されることによって不毛であり続ける。それは、他の経験が平板であることの、生に充満している不安感の一つの原因であり、あえて言うならば。この国の人々が葬式のために支払う法外な金額の説明になる。」 

フロムの本をを紹介して下さった方、ありがとうございます。図書館から借りてきました。
大分前の著書ですが、いまとても響きます。

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