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民主に勢い 自民51議席微妙 参院選情勢〜産経・FNN合同世論調査【フジサンケイはまだ強気か】
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投稿者 らくだ 日時 2004 年 7 月 05 日 06:33:31:bZcL6nRNDZWPQ
 

民主に勢い 自民51議席微妙 参院選情勢本社・FNN合同世論調査


公明堅調 与党、過半数は維持


 十一日に投開票される参院選で産経新聞は、FNN(フジニュースネットワーク)と合同で世論調査を実施し、情勢を探った。民主党は比例代表で第一党を確保、選挙区と合わせても自民党を上回る勢いだ。比例で伸び悩む自民は選挙区でも民主の攻勢に直面、勝敗ラインとしている五十一議席(欠員の鹿児島選挙区を含む)の確保は微妙な情勢だ。公明は堅調、共産、社民は苦戦している。投票態度を決めていない有権者が四割を超えており、情勢次第で結果は大きく変わる可能性もある。

 選挙区の勝敗を左右するといわれる二十七の「一人区」は当初、自民が有利とみられたが、民主は各地で激しく追い上げている。自民が固めたのは北陸、山陰などの十一選挙区にとどまり、青森、岩手、山梨、三重など七選挙区では民主が優位。秋田と大分、改選が一に減った岡山では、自民の現職が推薦を含む民主候補に議席を奪われそうな情勢だ。奈良、熊本などでは横一線の競り合いとなっている。

 自民が公認を原則一人に絞り込んだ「二−四人区」では、東京や大阪でも議席を確保したとはいえない状況。例外として二人を擁立した群馬、新潟、静岡では当選が見込めるのは一人目だけ。逆に民主は三人区の神奈川、愛知で二人確保の勢いをみせている。

 自民の比例は平成十三年選挙で「小泉人気」に乗って獲得した二十議席を下回る公算。橋本龍太郎首相(当時)の退陣につながった十年の十四議席程度まで落ち込む可能性がある。逆に民主は自民批判票の受け皿として比例で勢いを見せている。

 固い組織票をもつ公明党は選挙区、比例代表で改選十議席を固めた。自民、公明両党の非改選を含めると、与党として全体の過半数百二十二を確保するのは確実な情勢となっている。

 共産は選挙区で苦戦、比例代表で改選を下回る四議席前後にとどまりそう。社民は比例代表での二議席確保が焦点だ。

 無所属では東京で青島幸男元都知事が知名度を生かして善戦、大阪で辻元清美元社民党衆院議員が当選圏入りをうかがっている。

 自民が勝敗ラインとする五十一議席を下回る可能性が出てきたことで、このまま推移すれば、小泉純一郎首相らの責任論が出てくる場合もある。

     ◇

 世論調査の方法 7月1日から3日まで小泉内閣の支持・不支持や関心のある政治課題を聞く「政治意識調査」と、各選挙区における投票行動に焦点をあてた「選挙区調査」の二つを実施した。サンプル数は政治意識調査は2000、選挙区調査は20980。電話番号を無作為に発生させるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で電話をかけ、性別・年代ごとに回答数が得られるまで調査を行った。

(産経新聞)
[7月5日2時47分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040705-00000000-san-pol

民主「50以上」に自信 支持の上滑りには警戒


 合同世論調査で自民党を上回る可能性も出てきたことで、民主党は「年金とイラク問題で小泉内閣にお灸(きゅう)を据えようといううねりが、支持拡大につながっている」(幹部)として、岡田克也代表が目標として掲げていた「自民党を上回る五十議席以上」の達成に自信を深めている。かつて自民党の金城湯池といわれた一人区で善戦していることが大きいが“生命線”とする投票率がなお読み切れないうえ「自公両党の組織力による激しい巻き返しは必至」(同)とみて、支持の上滑りに警戒を強めている。

 岡田氏は四日、遊説先の福岡市内で記者団に「世論調査結果がそのまま出るほど、手応えがあるとは思っていない。自公に野党が勝つという結果になっていない」と語り、党内に広がりつつある楽観論を牽制(けんせい)した。

 民主党は、年金制度改革や多国籍軍への自衛隊参加問題での小泉純一郎首相の対応に照準を絞り、攻撃してきた。最大の焦点の年金問題では民主党案をアピールするわけでなく、政府・与党の“敵失”を際立たせる戦略をとってきたが「実直な岡田代表」と「自民党に代わる責任政党」のイメージの相乗効果が支持拡大につながっているとみている。

 同党幹部は「説明不足の首相に対する国民の不満が、各地で民主党の支持に直結している」と読み、選挙戦の最終盤も首相の政治姿勢への批判を展開していく考え。四日には衆院会派を組む田中真紀子元外相(無所属)を横浜市内での街頭演説の助っ人に担ぎ出した。歯にきぬ着せぬ小泉批判で知られる「真紀子節」で激戦区を制するシナリオも描いている。

 同党は「弱いとされてきた九州や東北、中国、四国の一人区でも議席が射程内に入った」(選対幹部)と分析しているほか、昨秋の衆院選に続いて「比例第一党」となることへの自信も深めている。

 藤井裕久幹事長は同日、産経新聞に「(五十三議席は)実感に近い数字。残り一週間、全力でわれわれの主張を訴えたい」と述べた。

 ただ、投票率が低下すれば、小泉政権への不満を広範に吸い上げることができず、これまでの勢いが失速する事態が予想される。

 岡田氏も「現実的にどれだけの人に投票に行ってもらえるか。投票率の勝負だ」と記者団に語った。

(産経新聞)
[7月5日2時47分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040705-00000003-san-pol

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