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■□■ 日刊ゲンダイ Dailymail Digest        2004年 7月13日号(平日毎日発行)
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           全国の選挙民から間違いなく不信任されたのに相も変わらぬ
              へらず口を叩いて自公連立で居座る無責任デタラメ男
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                        【党派別当選者数】
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│        当選者  選挙区  比例区│改選数│非改選│新勢力│公示前│
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│自  民    49    34    15│  50│  66│115│116│
│民  主    50    31    19│  38│  32│  82│  70│
│公  明    11      3      8│  10│  13│  24│  23│
│共  産      4      0      4│  15│    5│    9│  20│
│社  民      2      0      2│    2│    3│    5│    5│
│諸  派      0      0      0│    1│    0│    0│    1│
│無所属      5      5      0│    4│    2│    7│    6│
│(うち民主・野党系4)        │      │      │      │      │
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│合計    121    73    48│120│121│242│      │
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 案の定、小泉ペテン首相は「小泉政治への不信任」(自民党幹部)を突き付けられ
ても、民意を無視して居座り続けるハラだ。自民党が勝敗ラインとした「51議席」
を割り込んでも、小泉は政治責任を取る気はさらさらなし。年金問題、自衛隊の多国
籍軍参加で示された民意を正面から受け止めようという姿勢はまったくない。
 テレビの開票速報で自民党苦戦が伝えられる中では、「与党で過半数取れば(責任
問題は)関係ない」と開き直り、40台前半でも居座る構えを見せた。開票が進み、
辛うじて惨敗を避けられそうな情勢になると、「51議席は高めの設定だった」「政
権へのダメージはない」とへらず口をたたく。
「人生いろいろ」についても「率直に言った。あれでよかった」と反省せず、安倍幹
事長と青木参院幹事長を「逆風の中でよくやってくれた」と持ち上げ、責任問題を封
印してしまった。
 小泉批判の強さにも平然だ。「3年前は期待だったからね。実績の説明は大変だ。
改革はこれから。あと2年ありますから」と参院選での小泉批判どこ吹く風で、任期
いっぱい政権に居座ると開き直ったのだ。
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                     比例区2100万票突破“民主躍進”
                          “小泉転落”身動きとれず
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▼ 創価学会票抜きでは自民党は40議席そこそこの大惨敗 ▼
 小泉自民党が惨敗を免れ、無責任首相の首が皮一枚でつながったのは、すべて創価
学会・公明党のおかげだ。終盤戦に学会票が大量に自民党に流れたためである。
 劣勢の自民候補が、なりふり構わず「比例区は公明党」を叫ぶ一方、自民党幹部が
創価学会、公明党に裏で支援を依頼していた。
 5日に青木参院幹事長が、創価学会の秋谷会長とホテルで会い、「51議席を割る
と連立が崩壊する」と泣き付き、安倍幹事長が冬柴幹事長に「14選挙区での協力を
お願いしたい(実現したのは10選挙区)」とテコ入れを頼み込んでいる。
「自民党議席は学会票のおかげで5議席以上はかさ上げされています。自民党が民主
党に負けた選挙区では大差がついているが、自民党が勝った選挙区では北陸、山陰を
除くと2、3万票の差で逃げ切っている。これは3、4万の創価学会票でやっと当選
ラインに届いたことを意味する。公明党が支援した8つの1人区でも3勝しかできな
い。自民党の裸の実力は40議席そこそこです」(選挙関係者)
 世論に見放された小泉は、政権延命のために創価学会・公明党に大きな借りをつく
った。
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■ 安倍幹事長 引責必至
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                             1年持たずに辞任…
                      早くも賞味期限切れた“選挙の顔”
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◆ 北朝鮮とマスコミ圧力だけでは票集まらず ◆
「一番重い責任を取るのは私。その考えは変わらない」――。最低目標の51議席に
届かなかったボロ負けに、さしもの安倍幹事長も辞意を固めたようだ。
「すぐに臨時国会がある。政局を混乱させない責任がある」とか言っていたが、実は
出口調査に青ざめ、青木幹雄参院幹事長や森前首相には早々と辞意を伝えたという。
青木が「他の幹部にも波及する」といさめたため、とりあえず、9月の内閣改造まで
は“残務処理”をするが、それまで。サプライズ幹事長もあっけなかった。
「小泉首相が昨年9月、安倍晋三を幹事長に抜擢したのは“総選挙対策”でした。し
かし、サプライズは一瞬で、思うように票につながらなかった。昨年秋の衆院選でも
安倍幹事長が終盤に駆けつけた奈良1区の高市早苗、東京2区の深谷隆司は落選。今
回の参院選でも、全国を駆け回ったが、支持率が下落した小泉首相よりも動員力が低
かった。だいたい、実弟が出馬した地元・山口でも苦戦し、公明党の協力でやっと当
選です。自分のメンツを保つのに精いっぱいなのだから話になりません」(政治評論
家・有馬晴海氏)
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 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。