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民主党が政権を奪取するためには、吉田ドクトリンの克服が最優先課題。
http://www.asyura2.com/0406/senkyo4/msg/478.html
投稿者 TORA 日時 2004 年 7 月 13 日 14:05:07:CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu74.htm

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民主党が政権を奪取するためには、
吉田ドクトリンの克服が最優先課題。

2004年7月13日 火曜日

◆参院選についての所感 太田述正コラム#407(2004.7.11)
http://www.ohtan.net/column/200407/20040711.html#0

今回の参院選の結果について、日本の新聞は、「改選議席の獲得数で野党
が「第1党」となったのは、1989年の社会党(当時)が46議席を獲得し、自
民(36議席)を上回った時以来」(http://www.asahi.com/politics/
update/0711/017.html。7月12日アクセス)であるとか、「非改選を含める
と、自民党は115議席、民主党は82議席となり、両党で参院全体(242議席)
の81.4%を占め、2大政党化の流れが参院でも定着した。参院で第1党と第2
党の議席占有率が8割を超えたのは、1971年参院選までの自民党と旧社会党
以来、33年ぶりのこと」(http://newsflash.nifty.com/news/tp/tp__
yomiuri_20040712i103.htm。7月12日アクセス)などと書き立てています。

 しかし、私に言わせれば、私が大学を卒業して社会人になった1971年か
ら、或いはベルリンの壁が崩壊した1989年から、基本的に日本の政治は二周
或いは一周して元に戻っただけのことです。

 かねてから申し上げてきているように、自民党と旧社会党とは、どちらも
吉田ドクトリンを信奉し、テーブルの下で癒着しながら、対立を装ってきた
間柄でした。これがいわゆる55年体制です。

 この55年体制が崩壊するのは、ベルリンの壁の崩壊、すなわち冷戦の終
焉に伴い、社会党に代表される日本の左翼がその権威を完全に失墜し、社会
党が著しく弱体化したからです。

 社会党の退潮の後を埋めたのが自民党の反主流派でした。自民党の反主流
派は自民党から別れて独立した党の体裁をとり始めます。初期の例が新進党
であり、この最新バージョンが現在の民主党です。

 遺憾ながら、かつての自民党と社会党同様、現在の自民党と民主党のいず
れも吉田ドクトリンの呪縛から抜けきっておらず、現在の政治状況は55年
体制の焼き直しに他なりません(注1)。

 (注1)卑近な例をあげれば、三年前の参院選では、防衛庁関係者が四名
    (比例区:自民現職。自由現職、民主新人(私)。地方区:自民現
    職)立候補して三名が落選(比例区の自由現職のみ当選)し、今回
    の参院選では、同じく防衛庁関係者が三名(自民現職、自民新人、
    自民新人。いずれも比例区)して全員が落選した。しかも今回は、
    野党側(民主党)からの立候補者はゼロだった。もとより候補者の
    側の問題もあるが、自民党も民主党もいかに防衛庁関係者を冷遇し
    ているかということだ。

 しかも、55年体制の頃に比べて、日本の政治の閉塞状況は一層甚だしく
なっています。

 というのは、かつての自民党内では主流派に反主流派が取って代わること
がありましたが、1989年以降、自民党は10ヶ月間を除いて、政権政党であり
続けているからです。しかも自民党は最近ではカルト的宗教団体の政治部門
である公明党と野合するという禁じ手まで犯して政権にしがみついています。

 長期にわたる権力の独占は必ず「腐敗」をもたらします。それが症状とな
って現れているのが官僚機構の疲弊です。年金問題をきっかけに明らかにな
った厚生労働省の恐るべき職務怠慢ぶりはその一例に過ぎません。

 ですから、好むと好まざるとにかかわらず、民主党に政権をとってもらわ
なければならないのです。(かつての社会党のように万年野党でとどまる意
義も必然性も民主党にはないことはご承知の通りです。)

 それなのに、「参院選で投票率が60%を切ったのは5回連続で、これまで
で4番目に低い」(http://www.nikkei.co.jp/news/main/20040712AT3K
1200312072004.html。7月12日アクセス)という有様であり、日本の有権者
の多数はいまだ覚醒していないのが現状です。

 その最大の責任は民主党自身にあります。
 改めて私は、民主党が政権を奪取するためには、吉田ドクトリンの克服を
最優先課題としなければならない、と訴えたいのです。

 吉田ドクトリンの克服とは、戦略的視点を持って日本が抱える根本的な問
題に積極的に取り組む、ということです。

 すなわち、年金問題そのものよりも、その根っこにある問題である少子化
や赤字財政の問題に正面から取り組むということであり、自衛隊のイラク派
遣問題そのものよりも、その根っこにある集団的自衛権等の憲法問題に正面
から取り組むということです。

◆小泉安倍死に体・・・森、青木説得で翻意9月辞任へ
http://www.zakzak.co.jp/top/2004_07/t2004071202.html

  【安倍氏、一時辞意】
 「(幹事長を)辞めたい」−。安倍氏は報道各社の出口調査で「自民党敗北」がほぼ確定した11日夕、都内のホテルで森喜朗前首相(66)と青木幹雄参院幹事長(70)と会食し、こう切り出した。

 選挙責任者としての決意を示したものだが、森氏は「首相は『青木さんに参院の中枢にいてほしい』と言っている。君が辞めると他の幹部にまで(責任論が)波及する」などと説得した。

 安倍氏も「9月の党人事で責任を取る」と納得。結局、誰も敗北の責任を取らず、ポストに居座る流れができた。

  【神話崩壊】

 「首相に足を引っ張られた」

 1人区で民主新人に敗れた自民党ベテラン候補からは、こんな恨み節が噴き出した。

 党内基盤が決して強くない首相が3年間政権を維持してこられたのは、国民的人気を背景とした「選挙に強い」という小泉神話のおかげ。就任直後の平成13年の参院選、昨年11月の総選挙と連戦連勝してきた。

 ところが、年金改革法案の強行採決や自衛隊の多国籍軍参加問題などの強引さに加え、自らの厚生年金肩代わり疑惑に対する「人生いろいろ発言」などで見られる説明責任の欠如から国民不信を増長。小泉神話は完全に崩壊したのだ。

  【存在感増す公明】

 そんな首相の危機を首の皮1枚で救ったのが、強固な支持基盤を持つ公明党だった。中盤情勢で危機感を強めた自民党は、巻き返しの原資を公明党・創価学会票に頼った。

 自民党関係者は打ち明ける。

 「小泉政権の3年間で自民党の支持団体はボロボロになった。終盤で追い上げられたのは公明党のおかげ。もはや最大の自民党支持団体は公明・学会となった」

 首相は12日午後、首相官邸で公明党の神崎武法代表(60)と党首会談を行うが、今後、与党内で公明党の存在感がさらに増すのは確実だ。

  【内閣改造、党人事】

 今後の焦点は、9月に予定されている内閣改造・自民党役員人事と、自民党内に批判も多い郵政民営化論議に移る。

 反小泉勢力の雄・古賀誠元幹事長は11日夜、「議院内閣制だから、政策や手続き、手法について言うことは言う」と早くも狼煙を上げる。

 同じく亀井静香元政調会長も同夜、「厳しい選挙結果を総裁や執行部が真摯(しんし)に受けとめて、党員に協力を求めるべきだ」と牽制(けんせい)する。

  【青木氏の影響力に陰り】

 首相を支え、公明党とのパイプを務めてきた青木氏。参院幹事長として選挙敗北の責任があるが、首相の意向もあり、安倍氏とともにポストにとどまった。

 ただ、派閥幹部を務める最大派閥・橋本派の退潮傾向に歯止めがかからないため、影響力に陰りが出る可能性は否定できず、党内力学に変化が出始める可能性もある。

 首相の後見人を自任する森氏も「これ(選挙結果)も1つの国民の考え、意見だ。首相には謙虚に受け止めてもらい、一層、慎重にやっていただきたい」と語っており、これまでの独断専行型の小泉手法は難しくなりそうだ。

◆森派、6人増で独り勝ち=自民派閥別勢力−参院選【20参院選】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040712-00000261-jij-pol

今回の参院選の結果を自民党の派閥別に見ると、総裁派閥の森派は改選議員6人に対して選挙区9人、比例代表3人の計12人が当選。衆参合わせた派閥の勢力を6人増やし77人とした。他派閥が勢力を大幅に減らすか微増にとどまる中で、森派が独り勝ちした格好だ。
 前回参院選で勢力を拡大した橋本派は、改選19人で当選は11人。最大派閥の地位は保ったが、勢力は85人に縮小した。亀井派も改選11人に対して当選したのは7人にとどまり、総勢は4人減の45人となった。堀内派は参院選前の47人を維持し、亀井派を抜いて第3派閥に浮上した。
 山崎派は31人、河野グループは10人で、それぞれ1人増。小里派と二階グループは15人と7人でそれぞれ現状を維持した。高村派は1人減らして14人となった。 (了)(時事通信)

[7月12日12時34分更新]

(私のコメント)
昨日のテレビ朝日の「たけしのTVタックル」を見ていましたが、ハマコー先生のコイズミさまさま、ブッシュさまさまの姿勢に少し頭に来ている。今回の参院選は自民党の実力者達も小泉人気を読み誤り、森前首相などは60議席行くなどと豪語していた。確かに森派は6人も勢力を伸ばし大勝利した。しかし肝心の青木参院幹事長の橋本派は8人も減らして85名になってしまった。このまま小泉内閣を支えていけば最大派閥から転落するだろう。

小泉ブランドの人気が剥げてしまった以上、青木幹事長も責任を取るか、賞味期限の切れた小泉首相を辞めさせるしか橋本派の安泰をはかる方法がない。何時あるか分からない衆院選に備えるためにも、小泉首相の政策を全面的に改めるか交代させるしか方法はないだろう。それが出来なければ青木氏が責任を取るしかなくなる。

福田氏が官房長官を辞めたのも、このまま小泉内閣を続けさせれば清和会が小泉氏に乗っ取られる恐れを感じたからだろう。3年も内閣を続けていればかなりの利権を森派は橋本派から奪い取ることに成功した。このまま行けば自民党最大派閥になり、森会長の後釜は小泉氏にいく流れになってしまう。だから福田氏は辞任したのだ。

小泉首相は福田氏がいなくなった事により暴走し始めて、年金やイラクへの多国籍軍参加などで、さすがの小泉人気も国民の反感を招くようになった。慌てて自民党の幹部達は公明党にすがりついて創価学会の協力を得たが、そのことがさらに地元の自民党の組織の反発を招いて、保守王国といわれた選挙区も落選する事態を招いた。

民主党に政権交代させるにはこのまま小泉内閣を続けさせるのが一番良い方法だ。地方の切捨て政策に地方もやっと気付いて民主党に票を入れる人が増える一方だから、小泉内閣の続投が民主党にとっては一番良い。自民党の中からも反乱が出て自民党は自滅するだろう。そのへんの動きがハマコー先生は読めないようだ。

しかし民主党もこのままでは政権をとるのは分裂を招くことになる。民主党と言っても経世会の流れをくむグループと旧社会党から民主党にもぐりこんだグループがあり、二大政党制といっても55年体制の自民党と社会党時代に戻っただけの構図になっている。自民党と社会党は防衛はアメリカ任せという吉田ドクトリンで共通していた。

私は日頃から憲法改正自主防衛論者なのですが、自民党内でも憲法改正論者は少数であり、言えば右翼呼ばわりしてきた。だからこそ憲法改正しようにも国民投票法すら満足に整備されてこなかった。右翼と民族主義とは共通する点も多く有りますが、アメリカに対する姿勢で全く異なる。右翼とはいわゆるポチ保守でアメリカさまさまなのですが、民族主義はアメリカとも一線を隔した自立する国家を目指している。

コラムを紹介させていただいた太田氏は、かつて参院選の比例区で出馬されましたが落ちました。今回の参院選では民主党は防衛庁関係者を候補に立てなかった。このような民主党では政権をとったところで防衛政策で分裂して自民党に明け渡すことになる。現在の国会では私のような民族主義者はおらず、いてもハマコー先生のようなポチ保守だ。


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