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『創価学会と「水滸会記録」 池田大作の権力奪取構想』山崎正友【著】第三書館
http://www.asyura2.com/0406/senkyo5/msg/325.html
投稿者 ロシアチョコレート 日時 2004 年 8 月 25 日 19:37:44:DsXgc9p/1U5SM
 

『創価学会と「水滸会記録」 池田大作の権力奪取構想』山崎正友【著】第三書館 の紹介です。

「水滸会記録」の正式名称は「水滸会遺誡置文二十六箇条」というそうです。これは日蓮正宗の開祖である日興上人が、宗門の根本規範として「遺誡置文二十六箇条」を遺したのに倣っているそうです。項目は以下のようになっています。

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水滸会遺誠置文二十六箇条目次

第一冊
  1 国家機構
  2 政治原論
  3 政策
  4 政党ならびに選挙
  5 外交
  6 経済原論
  7 経済政策
  8 経済人
  9 教育行政
 10 言論機関の使い方
 11 日本民族論
 12 各国の民族性
 13 革命思想

第二冊

 14 日本の広宣流布
 15 東洋の広宣流布
 16 学会
 17 戦争
 18 指導者
 19 組織
 20 処世
 21 青年
 22 読書論

第三冊

 23 人物評
 24 家庭
 25 社会
 26 哲理

附録

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さて、著者の山崎氏は、同書の12頁で「水滸会記録」の重要性を、次のように述べています。

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二、「水滸会記録」の重要性

 一見わかりにくい池田創価学会の戦略を端的に見抜くのに最も適していると思われる証拠資料が存在するのです。それが他ならぬ「水滸会記録」であります。
 創価学会が政治進出を開始したのは、昭和三十年の、統一地方選挙からです。翌三十一年の参院選では、初めて三名の当選者を出しました。
 その三年ばかり前、昭和二十七年暮れに、創価学会内に、次代のリーダーを育成するための“松下村塾”である「水滸会」が発足し、“エリート訓練”が開始されました。
 以来、昭和五十年代までの創価学会・公明党の中枢幹部達は、ほとんどが「水滸会」出身者で占められています。
 この「水滸会」で、後の首脳達へ叩き込まれた“天下盗り”のための戦略戦術を記録したものが、「水滸会記録」なのです。
 だから、「水滸会記録」は、創価学会・公明党の、来し方、行く末を示す「ロードマップ」であり、言うところの「広宣流布」「王仏冥合」と称する「日本」乗っ取り計画の青写真といえるものであります。
 創価学会・公明党を正しく理解するためには、「水滸会記録」の閲覧、解読は欠かせないのです。

<中略>

 とにかく、この「水滸会記録」を一読すれば、今日までの、一見場当たり主義的な、無原則極まりないように見える創価学会・公明党の政治活動が、実は、一貫した“天下盗り”つまりこの国の政権奪取を目的とする戦略、戦術で貫かれていることがわかります。
 同時にこれからの戦略・戦術もつまびらかに見通すことが可能になります。
 要するに、「水滸会記録」こそ、池田大作と創価学会の行動原理を記した「聖典」であり、“天下盗り”をめざす戦略・戦術を端的に示した“ロードマップ”なのであります。“自・公”連立が、池田大作と創価学会の思惑通りに推移し、この国にとって、まことに危険な段階に入りつつある現段階において、心ある方々に、是非その真相を理解し、行動していただきたいがために、ここに、「水滸会記録」の解読を世に問う次第です。

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次に行なう「創価学会=公明党の戦略・戦術」を、同書の4頁で山崎氏は以下のように述べています。

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 落ち目の自民党に、
「何が何でも、政権を取りたい」
という野望だけの創価学会・公明党が、はじめは“人の善い助っ人”として近づき、相手がさらに弱るのを見はからって、開き直り、思うままに支配し、動かそうという戦略のもとでくらいついているのが、現在の“自・公”政権です。
 これから先、選挙の度に凋落の一途をたどる自民党を、中から喰いつぶし、やがて全議員に創価学会票という義足をはかせることでその死命をにぎり、“隠れ公明党”が出来ます。批判的な議員は、選挙で対立候補を応援してふるい落とします。“公明党”と、“隠れ公明党”とで政権を握り、その上で“池田政権”を誕生させるというのが、池田大作の次の戦略です。
 その間、公明党主導で、予算をバラまき、国を借金まみれにしながら、国民の人気取りと、支持者達への利益還元のための政策を行って、国民の間の“学会アレルギー”を取りのぞくことに努め、連立与党の権力を最大限利用して、マスコミを支配し、官僚や財界、司法、教育、労組、福祉や医療といった各分野を侵略し、抑えることに力をそそぎます。
“連立政権”の力を最大限に利用して、ひたすら勢力拡大と権力増大につとめるのが、池田創価学会の手口です。

(貼り付け終了)

このような状況に対して、山崎氏は「創価学会=公明党のつぶし方」を、同書の95頁で以下のように述べています。

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五、選挙制度が、創価学会の生死を分ける!!

自分達に有利な選挙制度を実現しようという目論見

「水滸会記録」には、少数でありながら政権へとせまるための手段として選挙制度そのものを自分達に有利な制度に変えて行こうという意図が記されている。
「衆議院にも全国区選出議員をつくったらいい、という意見がある。自分の考えでは、衆参両院とも半分ずつそうしたらどうだろう。君らがいつかそうしたらよい。学会なんかが今にそう働かねばなるまい」
というくだりは、後に、細川政権に参画した創価学会勢力の奔走で、衆議院の比例代表区という形で実現している。
 今後、創価学会が単独で議席を取れるのは、比例区に限られているという現状を、すでに、四十年も前に、戸田城聖は見通していたものと思われる。
 創価学会・公明党が、議席を増やすためには、選挙区が大きく、一選挙区での当選者が多い制度程、創価学会に有利だということは、いまや常識である。
 その証拠に、中選挙区の時代は、公明党は五十を越える議席を獲得していた。参議院でも、全国区があるおかけで、二十五議席前後の議席を占めている。
 小選挙区制が導入されてからは、公明党は、小選挙区では、数名の当選者しか出すことができない。比例代表で何とか格好をつけ、かろうじて三十四議席にふみ止まっている。
 今の創価学会・公明党にとって、小選挙区制を廃止し、元の中選挙区制にもどすことこそ、最大の目標である。
 連立与党にあって、主導権を握っているうちに、それを実現したいと、虎視眈々とチャンスをねらっている。
 だが、世論は、厳しい。自民党も民主党も、どちらかといえば、
「衆議院は比例代表制を廃止して、全部小選挙区にするべきだ」という意見が優勢である。
 そればかりか小泉首相が、参議院を廃止して、一院制にするべきだ、という見解を示したように、自民党の中に“一院制”論が台頭している。既に民主党では、その考えが主動的である。
 参議院が無くなり、そして、衆議院が小選挙区制一本となれば、公明党の国会議員数は一ケタになってしまう。
 創価学会・公明党を国政から閉め出す最も有効な方法は、参議院を廃止した上で、全議席を小選挙区一本にすることが一番手っとり早い。
 図に乗って我がもの顔にふるまう創価学会・公明党を苦々しく思う自民党内の有力者達は、「参議院廃止」と「衆議院での完全小選挙区制」のアドバルーンをあげはじめた。また、国民が直接総理大臣を選ぶ、「首相公選制」も論議がはじまっている。わずか5%の勢力が権謀術数で権力をにぎるのを防ぎ、真に民意を反映する選挙制度を導入することが、「エイリアン」創価学会・公明党を政界から追い出す正道である。
 創価学会は、“そうはさせじ”と、がんじがらめにした九十人の自民党議員を人質に取って、自民党を恫喝し、ゆさぶっている。

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最後に、仮に池田大作氏が「天下を取ったら」どういう政治になるのかについて、同書の72頁で山崎氏は以下の文言を引用しています。

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「日本の地方政治については、こんな狭い国土の中では中央集権がよい。自治というとボスばかりが出てくる。民衆はわからないのだから、県知事は中央から任命し、県議会でうんともまれるのがよい」(「水滸会記録」地方自治)

「プラトンの国家論、帝王がいやいやヤルのが一番良いね。(第五十回社長会記録・昭和四十六年七月八日。言論問題一年後の発言である。)

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つまり、山崎氏は、池田氏が「中央集権と独裁を目指す」と考えているそうです。「週刊現代」に掲載されている「創価学会の選挙戦術」の組織図がそのまま巨大化した物と考えられます。

「週刊現代」2004年7月24日号の31頁の図
http://soejima.to/souko/visual_data/img20040724174052.jpg

そして、日本国憲法20条は次のように書いています。

(貼り付け開始)

「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。
 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。
 国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。
http://www.rinku.zaq.ne.jp/sennenji/kenpou.htm

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創価学会・公明党の政治活動が、“天下盗り”を行っているのなら、「政治上の権力を行使」していると解釈するしかありません。比例区を廃止してでも、この種の野望は阻止すべきだと思います。なお「創価学会=公明党」に関心がある方は、必ず目を通すべき本です。是非お読み下さい。
<了>

創価学会と「水滸会記録」:紀伊國屋書店
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9978371443
Amazon.co.jp: 本: 創価学会と「水滸会記録」―池田大作の権力奪取構想
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4807404040/br%5Flfbnb%5Fb%5F8/249-6722229-6344304
BOOKアサヒコム
http://book.asahi.com/category/s_book.html?code=4807404040&flg=0
版元ドットコム:創価学会と「水滸会記録」 池田大作の権力奪取構想
http://www.hanmoto.com/bd/ISBN4-8074-0404-0.html

創価学会の天下取りマニュアル:「水滸会記録」の紹介
http://snsi-j.jp/boards/past.cgi?room=ikeda&mode=find&word=%C1%CF%B2%C1%B3%D8%B2%F1%A4%CE%C5%B7%B2%BC%BC%E8%A4%EA%A5%DE%A5%CB%A5%E5%A5%A2%A5%EB%A1%A7%A1%D6%BF%E5%DE%F7%B2%F1%B5%AD%CF%BF%A1%D7%A4%CE%BE%D2%B2%F0&cond=AND&view=5

参考:「週刊現代」2004年7月24日号 目標1000万票 これが巨大集票マシーンだ
http://snsi-j.jp/boards/past.cgi?room=ikeda&mode=find&word=%A3%B3%A3%B6%A3%B5%C6%FC%A4%AC%C1%AA%B5%F3%B1%BF%C6%B0&cond=AND&view=5

RC:財界は、「比例制廃止」を考えているそうです。
2004年8月21日(土)「しんぶん赤旗」
財界 強める政治介入(下) カネで育成、競わせる 2大政党制
http://snsi-j.jp/boards/past.cgi?room=trafics&mode=find&word=%B6%AF%A4%E1%A4%EB%C0%AF%BC%A3%B2%F0%C6%FE&cond=AND&view=5

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