三　郵貯の莫大な資産は今まででは、国の事業のみでしか、運用は出来なかったと思い　　ますが、今まで国の運用されてきた資金は全て返還した後に民営化になり、
　　新たな民間融資のみとしたビッバンクとして誕生するのですか、それとも特別な銀　　行として誕生するのですか？（例えば日銀の補佐的な銀行という意味ですが）。

　郵貯の資産について、形式的な資産と実質的な資産を分けて考えるべきです。
　郵貯の多くが、資金運用部資金（財政融資資金　？？http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g14705058.htm　）に周り、その貸付先が、地方公共団体や道路公団、ダム、ODAなどの極端に無駄な、つまり、返済される見込みの非常に薄い事業に、『安定的で、リスクの無い』という見かけだけの嘘の口実の元に、貸し付けられているので、実質的に、これが、返ってくる可能性は無いでしょう。しかも、ODAの分野では、イラクの例でも分かるように、債務国の救済という名目で、ドンドン、不良債権化し、税金で穴埋めされてきています。
　

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