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Re: Re:なぜ、最弱者に心を寄せられないのですか。
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投稿者 キリオ改めロルカ 日時 2004 年 10 月 06 日 21:31:16:Nrvv6qho3T13E
 

(回答先: Re:なぜ、最弱者に心を寄せられないのですか。 投稿者 長壁満子 日時 2004 年 10 月 05 日 11:22:10)

広河隆一氏の「パレスチナ」(岩波)ですね。読んでみることにします。

私は長壁さんとちがい掲示板ごとにHNを変えてそれぞれに楽しむことを悪いこととは思いません。また、違う掲示板での話題やそこにいる人の話をするのはネットのルールとして大いに違和感を感じていましたが、同じ種類の政治的思想的話題としてつながっていると長壁さんは考えているのでしょうね。
私も自分の好きな趣味の掲示板での「私」を話す気はありませんが、こちらとも少しは通ずる掲示板でのHNロルカを使います。
なお、そこで問われた「ある掲示板での○○○○さんと同じ方ですか?」については、「違います」ですので。と、いってもそれを事実、真実と証明する術は持ちませんが。ネットですから。
どちらかというと個人的な話を長く書きすみませんでした。

長壁さんは「最弱者に心を寄せている」のですね。
だからこそ、タリバンやムジャヒディンが女性に対しイスラムの掟をさえ超えていると思われる暴力と虐待をしたこと、「戦争」の中で子供、女性を含む住民を殺戮したことを覇権争いの中の作戦の結果とみなすこと、それを良しとはしないけれど女性に対しての厳しい法律や扱いも彼らの文化や古くからの部族の掟からみたら、そうそう悪気はない。女性たちが自分達の法を守れば犯罪からも守ってあげるし平和になればもっと守ってあげる。
虐待に等しい法律も、そのスタンスの中から出たそれこそ戦時下の極端な現象とみる。
それによって女性たちがひどい状況に陥ったこともまた事実としても。

それよりも、彼らを悪者にしたてるアメリカの悪辣な侵略や攻撃を正当化する為にタリバンのその行いをより残虐に報道するプロパガンダに騙されるな!と。
その上で1番最弱者である女性たちのより良い未来を考えられるようになればいい。
その為にはまずアメリカの傀儡では無い民主政府が必要。
もっとも、これもイスラムの正義、民主主義の正義、部族の正義、女性としての正義、また複雑そうで前途多難ですが、やっていかなければならない。

イスラエルとパレスチナ、国の誕生を振り返ればどちらもヨーロッパ(特にイギリス?)の犠牲者。が、確かにパレスチナの方がより「最弱者」。複雑な立場のイスラエルの中のアラブ人やイスラエルと交流を持つアラブ人が生きるために選ぶ方法も貧しいが故の屈辱を我慢した方法。
家族共に生きる術を失った若者が自爆という方法を選ぶのも未来に向けて民族が生き残る方法。最善の策ではないにしろ。人を殺すひとつの方法に過ぎないのだから容認できるものでは無いという意見があろうが、「最弱者」の最後の方法。

いつも最弱者に心を寄せたい。それを貫きたい!
その信念は中々できないことで凄いと思います。

私の紹介したURLは確かに甘いものであり、多少イスラエル寄りかもしれない。
それでも、日本にいてどんなに勉強し、弱い者に心を寄せようとも当事者としての生の声には
勝てない、切実で真実なものがあるように思うのですが。

私にはこの「阿修羅」は難解な文章も多いので(それほどでは無いものもありますが)ロム専が多いと思います。
数ヶ月前に最初読んだ時は、こちらの皆さんは正常な人たちなのかい?と失礼なことを思いました。ぶっ飛んでたものですから。今は少し理解できてきました。

その中で長壁さんの主張には善意の塊を感ずるのですが、あまりに極端で1歩間違うと原理主義者になって反対するものみな破壊し尽くしそうな狭い正義の激しい勢いを感じました。
そして、反対意見への対話拒否、少しでも「痛みはわかるが現実的な状況や解決策として・・・」などと言いはじめると「あなたは痛みがわかってない!想像できていない。それは強者の論理、体制側、権力者側である証拠」そして最後に「ゆで蛙である」で終わりになってしまう。
それでは、耳を傾け始めた人たちも「私、権力者の下で日常の小さな不幸や幸せを味わいながら『生活』させていただきます。勝手に叫んでいてください。」となってしまうだろう、と。

最弱者に心を寄せつづける。
今の世の中、とても大切なことですね。

私はイスラエルとパレスチナとアラブ諸国の政治家達も、アメリカの政治家などと同じ「戦争とパレスチナ難民」を利用する権力者たちなのだな、と思い始めています。

あなたはどちらに属しますか? というこのスレの上の方の長壁さんの質問。
私自身も、多くの人々も、そして多くの国々もその両方に属しているのではありませんか。
二者択一などできませんでした。
明らかに片方を選べる質問もありましたが。

それを選べる、また選ぼうとする長壁さん、尊敬もしますが危険も感じます。

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