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曽我さん一家再会の件で潜む北朝鮮の罠
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投稿者 研究員001 日時 2004 年 6 月 24 日 02:58:49:Ret0dfUa/yCGg
 

増田俊男の時事直言!より
http://www.chokugen.com/opinion/backnumber/frame_h16.htm

小泉総理は2002年9月17日の「抜き打ち日朝首脳会談」がもたらした「人気効果」(支持率が40%台から60%台に上昇)が忘れられない。目の前には難問が山積、7月の参院選はこのままでは闘えないという声が自民内に強い。突然(予定を早めて)日朝首脳会談を発表し、8人を一緒に連れ帰れば「夢よもう一度」である。

「一人20−30億円の身代金を取られるだろう」と私は先の講演会で言ったが、米25万トンと1千万ドルを足すと約100億円となり5人で割ると一人20億円になる(さらにウラ契約があることは十分想像できる)。8人を渡さず小泉総理を手ぶらで帰国させれば小泉内閣は致命的打撃を受ける。北はそこを読んで表の人道援助の他にウラで相当な要求をしたと考えられる。「今回の援助は人道的援助でアメリカ、中国、韓国もやっていること。国連機関を通して援助するので5人の帰国には関係ありません」は筋の通らない話。相手の北が正式に日本政府に「小泉訪朝前に援助内容を明確に文書で報告するように」と通達して来ている。人道援助は政治と無関係だから、「小泉訪朝前も後もない」のである。小泉総理は終始「苦りきった顔」をしていたが、「北の恐ろしさ」に身震いしたのだろう。

北はアメリカと本質においてまったく同様の戦略国家。「やらせ」の真珠湾攻撃を成功(アメリカにとって)させた吉田茂と奥村勝蔵(故意に宣戦布告を遅らせた)を大先輩として仰ぐ外務省は北の手口は先刻承知のこと。私の正直な感想を言えば、「小泉さんは寄ってたかって(内外から)はめられた」という事。私の大先輩、前野徹先生が「日本の敵は日本人」(経済界)を書かれたが、今回はその典型。

金正日曰く「家族の離反はよくない!」

個人の意志を否定する金正日総書記がなぜ「ジェンキンスさんの意志を尊重する」と言い、「家族の離反はよくない」と言ったのか? アメリカは正式に日本政府(外務省)に「ジェンキンス氏の恩赦はない」と事前に通告していた。北もジェンキンス氏が日本に行けば身柄をアメリカに拘束されることは承知の上。8人の帰国は「絶対に」あり得ないことを北と外務省は承知していたのである。にもかかわらず、北と外務省は小泉総理にジェンキンス氏と家族に面会させ日本帰国を説得させた。説得が失敗に終わる事を承知の金正日は、会談で小泉総理に北京で曽我さん家族が会えることをほのめかしたのである。北の思惑通り説得に失敗した小泉総理は8人帰国の国民期待を繋げるため「北京再会案」に「飛びついた」のである。小泉総理はこれが北のどんな恐ろしい「落とし穴」かまるで気が付いていなかった。

金正日の対日新戦略

日本に対して金正日が狙っていることは、早期国交正常化で日本から存分な経済援助を受けること。資金を正々堂々と得るには国交正常化が不可欠であるが、金正日の戦略は「北の政治カード(核、ミサイル、拉致被害者)を保持したままで国交正常化をはかる」こと。

北にとって国交正常化の障害は拉致問題であるが、日本にとって避けて通れない問題だけに、逆に拉致被害者は北の対日最大のカードでもある。だから北は現存する拉致被害者を保持しながら「もういない、死亡した」などと乱暴な報告で片付けようとした。ところが北からの亡命者や客観的状況証拠等で困難になったので、今回の会談でデタラメの報告を「白紙に戻して今後調査する」と政策変更した振りをしたのである。

曽我さんが家族と北京で会うよう小泉総理に勧めたことのウラに新しい金正日の戦略が潜んでいる。曽我さんが北京に行ってご家族に会うシーンを想定して欲しい。ジェンキンス氏は「絶対に日本には来ない」ことが前提。お子さんはエリート教育を受けているから、日本とアメリカは「この世の悪」と教え込まれ、完全に洗脳されている。お母さんは「嘘をついて」病弱のお父さんと自分たちを置き去りにして日本に行き、2年近くも経って「豊か」になって会いに来た(変わった顔や服装を見ればそう思うだろう)。家族は当然北から巧みに「日本に行ってはならない情報」を与えられているはず。従って曽我さんが北京で家族に会っても、お子さんは病気の父を捨てて日本に行くことは絶対にない! そこで金正日が「家族の離反は望まない」と言い、また曽我さんが「4人一緒のベッドで寝たい」と言った言葉が恐ろしい結果をもたらすことになる。

曽我さんは夫(病弱)と子供から「4人で幸せに暮らそう。お父様(金正日)が保証して下さる」と切実に訴えられて、果たして家族を振り切って日本に帰れるだろうか? 曽我さんは家族を置き去りにして日本に帰るのは「自分の意志」だと言えるだろうか? 日本政府が曽我さんの意志に反して日本に連れ戻したら、金正日は家族の意志を尊重し、家族の離反を望まないのに、日本政府が家族を無理やり離反させたと世界中の批判を浴びるだろう。

では曽我さんが北に家族と共に帰ったらどうか。それは「美しい話」であると同時に、北にとって拉致問題解決の「新たな戦略の成功」となる。拉致被害者が自らの意志で、日本ではなく北に「帰国」するからだ。曽我さんが北に帰国すれば、「家族の会」が訴えてきた「大勢の拉致被害者は長年日本帰国を待ち望んでいる」の根拠が崩れて、日本国民の北に対する要求は「言いがかり」になってしまう。そして拉致被害者の概念が「被害者」ではなく「北朝鮮国民」に変わってしまう。これが金正日の拉致問題消滅作戦。失礼だが小泉さんでは無理! 拉致被害者のご家族のご夫人が「こんな総理では国は守れない!」と叫んでいたが、その通り!

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