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大統領を操る真のアメリカ支配層2千人は快適キャンプへ
http://www.asyura2.com/0406/war57/msg/1044.html
投稿者 木村愛二 日時 2004 年 7 月 25 日 09:16:47:CjMHiEP28ibKM
 

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『亜空間通信』835号(2004/07/25)
【911委員会勧告で米議会夏休み返上だが大統領を操る真のアメリカ支配層2千人は快
適キャンプ】

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 転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
 
昨夜(2004/07/24)、私は、阿修羅戦争57掲示板へに、以下に冒頭の部分のみを抜粋
する投稿をした。

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 911委員会勧告に基づき異例の8月議会公聴会で法改正の議論へ
http://www.asyura2.com/0406/war57/msg/1024.html
投稿者 木村愛二 日時 2004 年 7 月 24 日 20:00:29:CjMHiEP28ibKM
911委員会勧告に基づき異例の8月議会公聴会で法改正の議論へ
いかにアルカイダ神話護持の911委員会報告でも、アメリカ人の安全保障に対する不
安は、確実に増大した。
この記事の最後には、議員が、それに応える努力を夏休み返上で示す必要があること
が、会話調で記されている。
対米従属の日本は、どうするのかな。
この記事の後に、911委員会報告の要約記事のURLと冒頭のみを紹介する。各自、研究
されたい。

http://www.nytimes.com/2004/07/24/politics/24panel.html?th
July 24, 2004

Congress Plans Special Hearings on Sept. 11 Panel
[後略]
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 アメリカの議員も、ついに、尻に火が付いたか、これは見物、聞き物と、気楽に流
していたら、本日(2004/07/25)早朝、アメリカの歴史見直し研究所から届いた電子手
紙雑誌には、別の「裏議会」の開始が、報じられていた。見出しの要点だけを先に示
すと:
 
 THE CHOSEN FEW (選ばれた少数)、約2千人が、がOn Saturday(7月17日の土曜日)
、Bohemian Club(ボヘミアン・クラブ)の涼しいキャンプ地に入ったのである。

 ボヘミアン・クラブに関しては、12年前の拙著、『湾岸報道に偽りあり』で、以下
のように簡略に紹介した。
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http://www.jca.apc.org/~altmedka/gulfw-45.html
『湾岸報道に偽りあり』
隠された十数年来の米軍事計画に迫る
第八章:大統領を操る真のアメリカ支配層(1)
(その45)原爆製造をも謀議した「紳士のみ」エリート・クラブ

  ベクテルの企業史は、アメリカが世界の憲兵を買って出る過程の一部をなしてい
る。

 民主主義を掲げるアメリカが世界帝国に発展すると同時に、国内の政治支配機構に
も大きな変質が起きた。一九三九年に大統領府が設置され、以来、議会の承認なしに
大統領が任命できる「大統領補佐官」=「ホワイトハウス事務局」=「国家安全保障
委員会」という側近体制と、CIAから通商代表部にいたる七つの大統領直轄行政機
関が成立した。

 この大統領府は、旧来の、長官や幹部の任命に議会の承認を必要とする閣議・各省
庁・各種委員会の行政体制と並存している。現在の実状に対しては、三権分立を形骸
化する大統領独裁体制ではないかという批判もなされている。

 CIAの権力には「見えざる政府」の異名がつけられた。だがこれも、大統領直轄
下の官僚機構の一つにしかすぎない。

 ところが、肝腎の大統領の陰にはさらに、大統領メーカーたちが潜んでいる。本当
の権力、真の国家支配者たちは、「 Above the Line 」(ある線以上)と呼ばれ、もっ
と上のレヴェル、『ベクテルの秘密ファイル』の原題『 FRIENDS IN HIGH PLACES 』
が示すような「高い位置」に隠れている。ベクテルも、その強力な一員なのだ。たと
えば、「裏議会」または「影の政府」の異名を持つボヘミアン・クラブの実態と役割
は、まだまだ世間には知られていない。特に、日本では……。 『ベクテルの秘密ファ
イル』の第一章の題名は「秘密の社交クラブ」である。

 最初の場面はサンフランシスコの高級住宅地。お抱え運転手つきのキャデラックに、
ベクテルの三代目当主ステファン・ジュニアが乗り込む。行き先は「ボヘミアン・グ
ローブ」(放浪者または芸術家の「小さな森」の意)と呼ばれる森の中のキャンプ場
である。

 キャンプ場とボヘミアン・クラブの実態については、『星条旗のロビイスト』と
『日本の錯覚 アメリカの誤解』に詳しい記述がある。この二冊の著者、高橋正武は、
カリフォルニア州知事補佐官として十年勤務などの異色の経歴の持主で、実際にキャ
ンプに参加したことがあるのだ。

 一般に「芸術家の溜り場」といえば、パリやニューヨークの裏町の安宿を想像する
のだが、ここは大違いの豪華さ。世界的な巨木として有名なレッドウッドが生い茂る
森林地帯の「私有地」。約二千平方キロの敷地の中に、川あり、湖あり、野外劇場あ
り。キャンプは一二二ユニットで、一ユニットに数十名宿泊可能。もちろん、超一流
のまかないつき。周囲は高圧電流を通した有刺鉄線で囲まれ、完全武装のガードマン
が二四時間体制で警備に当たっている。

 サンフランシスコのボヘミアン・クラブ本部は、レンガ造りで五階建てのビル。正
面にはびっしりとツタが密生し、目立つ看板もない地味な建物だが、その奥行は底知
れない。アメリカ各地の名門クラブの上に立つ、アメリカ随一の最高級名門クラブな
のである。

 秘密主義に徹しているためか、会員数からして各種資料にくい違いがある。千四百
人、千六百人、千八百人、といったところ。一応、千数百人としておこう。今から百
三十年ほど前の一八七二年、荒らくれ者の港町として悪名高かったサンフランシスコ
に「文化と芸術の促進と交流」を目指して結成された当初の会員は、わずか十数人。
それが今では、会員が死亡しない限り新入会を認めないという定員制度をとっており、
入会選考委員会の厳しい審査を通った数百人の入会候補者が、早い場合でも五、六年
は待たされている。

 現在は七月十日前後に開かれるキャンプに、例年、非会員五百人が招待されるが、
これも二十人で構成されるゲスト選考委員会全員の賛成を必要とする。日本人で招待
されたのは、今までに二人だけ。一人目の高橋正武は特別会員の資格も許されている。
もう一人はユニデン・グループの会長、藤本秀朗。今までに招待を受けようと下工作
した日本人の有力者は何人もいるそうだが、だれも成功していない。

 会員の資格は、会則第一条「文化・芸術に情熱を抱く『紳士』」。イギリスの「紳
士」クラブを強引に訪問した実績を誇るサッチャー首相でさえ、このクラブでは、
「将来、もし『ミスター』になったら歓迎します」と丁重に断わられ、抗議せずに引
き下がったという。一九八〇年代には、ウーマンリブ組織が「アメリカ最大の攻撃目
標」に定め、しきりとデモをかけたが、「紳士のみルール」は守り抜かれた。

 だが問題は「紳士のみルール」に止まらない。高橋正武が「WASP(純白人)の
み」と記す実態である。WASPは言葉通りに解釈すると「ホワイト・アングロ=サ
クソン・プロテスタント」だが、その境界線は実際にはあいまいなようだ。もともと、
言葉どおりのWASPの範囲内で血統を守っているわけではないから、それは当然の
結果であろう。ともかく、従業員さえも年配の白人にかぎられ、FBIが身元調査し
た上で採用されている。例外的にユダヤ系のヘンリー・キッシンジャーが会員になっ
ているが、裏情報によるとこれは「特別」入会で、理由は「大学教授」「国務長官」
の経歴で 「反共主義者」だからだという。政党系列では、九八%が共和党員もしく
は共和党支持者、民主党系はたったの二%しかいない。それでもこの二%が、いざと
いうときの橋渡し役になり、民主党の右派を味方に引き寄せているらしい。

 会員のうち、約四百名はクラブの趣旨にもとづく芸術・教育関係の著名人で、レー
ガンもかつては映画俳優として名を連ねていた。だが、この入会審査も、芸術的技量
よりは「政治的スクリーン」の結果というのが裏情報である。元・現大統領はニクソ
ン、レーガン、ブッシュ、いずれも共和党。上院・下院の議員が約二百名。元・現州
知事が百名以上。元・現閣僚や司法関係の有力者多数。そしてなによりも、財界の有
力者がほとんど網羅されている。これはまさに、現代アメリカ新貴族の宮廷である。
ベクテル一族は創業百年に満たない成り上がり者だが、二代目当主ステファンに引き
続き、三代目当主ステファン・ジュニアが会員になった。

 ボヘミアン・クラブの地位上昇は、カリフォルニア州のそれと正比例の関係にある。
今ではアメリカ一の人口(選挙の票数)と経済力を誇るカリフォルニアを抜きにして、
ワシントンやニューヨークだけで政治を動かすことはできない。カリフォルニア州の
地位上昇とともに、ボヘミアン・グローブの男たちだけのキャンプで、重大な決定が
なされる仕組みができあがったのだ。また、そこでファーストネームで呼び合う仲に
なった同士なら、電話一本で話がつく。

「ウヌ……」とはいっても、それほど驚くには当たらない現象であろう。日本でも、
料亭とかゴルフ場で、重大な政治的取引が行なわれているのだから。

 各種資料から、ボヘミアン・クラブで実質的に「決定」または「論議」されたとい
われている重大問題の一部を、抜き出してみよう。 一九四一年七月(真珠湾攻撃の
五ヵ月前)……日本への経済封鎖の強化。原爆製造の極秘「マンハッタン」計画。第
二次世界大戦直後……アイゼンハワー陸軍大将(のち元帥)が朝鮮戦争を予告。一九
六七年……ニクソンがレーガンから大統領選挙不出馬の約束取りつけ。一九八〇年…
…イランのホメイニ革命で発生した米大使館占拠・人質事件に関して、民主党カーター
大統領への非難、共和党レーガン大統領候補への支援体制。

 となれば、いわゆる「湾岸危機」への対処もしくは「イラク処分」の方針も、議論
の対象にならなかったわけはないのだが……。
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 さあ、この紳士クラブの今年の最大の話題は、何であろうか。以下、英文情報を、
抜粋して紹介する。
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http://sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?file=/c/a/2004/07/18/MNGH57NJL51.DTL
THE CHOSEN FEW
S.F.'s exclusive clubs carry on traditions of fellowship, culture -- and
discrimination
- Adair Lara, Chronicle Staff Writer
Sunday, July 18, 2004

On Saturday, some 2,000 CEOs and politicos and arty types arrived at the
cool redwoods and lily-choked lake of the Grove, the famous Russian River
playground of the powerful Bohemian Club.

They say it's the place to be seen in America in July.

Except, of course, you can't see them.
[後略]

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