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「『壁』建設は継続中」、「さらに侵攻は続く ナブルスとガザ」他(ナブルス通信)
http://www.asyura2.com/0406/war57/msg/283.html
投稿者 シジミ 日時 2004 年 7 月 02 日 21:52:28:eWn45SEFYZ1R.
 

すみません、かなり雑ですが、まずはお送りします。おおよそのこと
はまとめてあるかと思います。取り急ぎ。

    *****以下、転送を歓迎します****

通信の発行が非常に滞っていました。翻訳オリジナルの編集をしている
間に事件が起きては、あたふたとし、それをまとめきらないうちに新た
な事件が起きるという繰り返し。どう情報を出していくか混乱してしま
い、ペンディング状態が続きました。試行錯誤の繰り返しですが、えい
やっと作って送ります。写真リンクはウェブ版にはもっと数多くあげる
予定です。(編集部)

     ○○○ナブルス通信 2004.7.1号○○○
      http://www.onweb.to/palestine/
        Information on Palestine

────────────────────────────────
◇contents◇
・状況お知らせ号・(状況はかなり切迫しています) 編集部による

◇「壁」建設は継続中

◇さらに侵攻は続く ナブルスとガザ

────────────────────────────────
◇「壁」建設は続く

6月30日、イスラエル最高裁は隔離壁(イスラエルの言う「分離フェン
ス」)のルートがパレスチナ人の生活を脅かすものだとして、ルートの
変更を言い渡した。「壁」に関する申し立てで、このような裁決が下さ
れたのは初めて。このことは大きく報道されたが、変更を言い渡された
のはわずか30kmの区間のみ。

ハーグ国際司法裁判所が「壁」建設の法的な是非について7月9日に勧
告的意見を出すことになっており、その前に国際的な批判をかわすため
のポーズだと考えられる。

というのは、この30km以外の他の箇所も同じようにパレスチナ人の生
活を破壊していて、この30km区間だけが特別ではないからだ。そし
て、今も建設は抗議するパレスチナ人を蹴散らしながら、急ピッチで行
われている。

エルサレムから切り離されようとしているエルサレム郊外の街、アブ・
ディスの「壁」の様子は言葉を失うほどすさまじい。「アパルトヘイ
ト・ウォール」と呼ばれるゆえんが画像からすぐにわかる。(真下の1
枚だけでも見ることをお勧めします)

家に迫ってきている壁の横で洗濯物を干す女性 アブ・ディス
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/040630/ids_photos_wl/r419335518.jpg

アッザウィヤ村の隔離壁については、6月25日にイスラエル最高裁が建
設の一時停止という裁決を下している。しかし、すでに木々を根こそぎ
にして、荒れ地に変えたところの建設は続けることができるということ
が判明。アッザウィヤ村はこれに抵抗をしていく構えだ。

**

6月26日(土)には、エルサレム近郊のアーラムで「壁」に抗議するデ
モが行われた。アーラムの住人たちが主導し、バス5台分のイスラエル
人も参加した大規模で平和的なデモは(いつものことながら)イスラエ
ル軍の催涙弾、ラバーコートメタル弾、投打の嵐を受け、蹴散らされ
た。デモの列は散り散りになり、パレスチナ人の家や店に一時避難する
もの、警察に囲まれるものと混乱を極めた。「本物の戦場のようだっ
た」とイスラエルからの参加者は語っている。けが人を運ぼうとする救
急車にも催涙弾のシェルが発射された。最後には実弾も発射されたとの
報告もある。AP通信とイディオット・アハロノオト紙(イスラエル)
のカメラマンが軍や国境警察の暴力により負傷。他の多くの負傷者のな
かには、イスラエルの国会議員ティビ氏も含まれている。

この日の行動で逮捕されたものは9人。4人のイスラエル人と、1人のイ
スラエル・アラブ(イスラエル国籍を持つパレスチナ人)、そして4人
のパレスチナ人。そのうち、パレスチナ人のムハンマド・マンスール
(ビドゥ村の地域オーガナイザー、ISMコーディネーター)はひどい投
打を受け、鼓膜が破れるなどの怪我を負った。

イスラエル人は同日釈放されたが、4人のパレスチナ人たちは拘留され
続け、全員「安全を脅かした」などの容疑により法廷での審議が開かれ
ている。そのうちの2人は15歳と17歳の少年だ。

「壁」のルート変更を命じられた箇所(地図)
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/040630/photos_ts/jerusalem_barrier_graphic


アーラムでの写真(26日)
催涙弾から逃げるイスラエル人デモ参加者(かなりご高齢のお二人)
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/040626/ids_photos_wl/r661031571.jpg

怪我をさせられたカメラマン
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/040626/ids_photos_wl/r2833552699.jpg


[オマケ] 壁を透かして、人の存在を映し出す「革命的な」レーダー開
発だって。イスラエルの企業。(英語)
http://news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/afp/20040701/wl_mideast_afp/israel_science_radar_040701100524

────────────────────────────────

◇さらに侵攻は続く ナブルスとガザ

先週末からイスラエル軍の攻撃が激化している。ガザ北部は大変深刻な
状態に置かれているが、報道はそれほどされていない。簡単に流れを報
告。

[ナブルス]

6月26日(土)、イスラエル軍は厳しい封鎖状態に置いていたナブルス
の旧市街で7人のパレスチナ人活動家を暗殺した。殺された中には、ヨ
ルダン川西岸地区におけるアルアクサー団(ファタハ系)のリーダー、
ナイーフ・シャレヒや、イスラーム聖戦の幹部がいた。この7人は旧市
街の隠れ家にいたところを爆弾で殺されている。

ナブルスの旧市街はこの日で連続3日目の完全制圧下に置かれていて、
物資の欠乏も目立ってきていた。3日間で合計10人(うち2人は非武装
の若者)が殺されている。(ナブルスのこのときの状況については、や
や詳しいレポートを後に出す予定)

イスラエル国防副大臣・ボイム氏の談話:
「今回の作戦は私たちの『対テロ戦争』への大勝利の証拠だ。この作戦
は続行される。しかし、兵士たちの存在はナブルスの日常生活を妨げる
ものではない。作戦は諜報部の情報により、ピンポイントの方法でナブ
ルの『テロのインフラ』や『テロリスト』に対してなされる。ここナブ
ルスは最近の『テロの製造センター』なのだ」(AP通信、26日付よ
り)


銃を構えて、旧市街をパトロールする兵士たちの写真(24日)
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/040624/
481/jrl10406241406


[ガザ]

・27日(日)、ガザ南部のイスラエル軍前哨基地をパレスチナのレジ
スタンスグループが爆破。兵士1人が死亡。1人が重傷、他4人が負傷。
ハマスがヤシン師、ランティシ氏暗殺への報復だと声明を発表。アルア
クサー団も関与を発表した[この攻撃は前から計画されていたものだろ
うが、土曜のナブルスでの暗殺が直接の要因となっていると推測でき
る]。前哨基地の分厚いコンクリート基盤を破壊した爆破は、地下に
350mほどのトンネルを掘って、かなりの火薬を仕掛けたことで起きた
とイスラエル軍は発表している。

・イスラエル軍がトンネルの起点だとするハンユニス難民キャンプへ攻
撃。銃撃により13歳の子どもを含んだ2人が殺される。ガザ南部でもト
ラック運転手を含む2名が殺された。

・イスラエル軍がガザ市にミサイル攻撃。金属加工工場と放送局が入っ
ていたビルにミサイルは落とされた。

・28日(月)、イスラエル南部の都市、スデロトにハマスがロケット
弾を撃ち込む。3歳の子どもを含んだ2人のイスラエル人が犠牲となっ
た他、負傷多数。パレスチナ側が行ってきたロケット弾によって、初め
ての死者がイスラエルに出た。ガザ撤退プランに対して、イスラエル内
の反対派が活気づく。

・29日(火)、シャロン首相は報復命令を出し、イスラエル軍は、20
台以上の戦車とブルドーザーで、ガザ地区北部の道路をすべて封鎖、ベ
イト・ハヌーン(ロケット弾が発射されたとおぼしき場所)に激しい機
関銃攻撃を行なった。この攻撃で、ハマスの軍事部門のトップ、ラセ
ム・アドマンが死亡、5名が負傷。

ガザの内部の検問所はすべて封鎖され通行ができない状態に置かれ、外
部との出入り口も閉鎖された。ベイト・ハヌーンは完全に孤立状態にな
り、街に通じる道をすべて軍用ブルドーザーが破壊した。

その29日、ロケット弾の被害を受けたスデロトの街をシャロンが訪問
している間に、さらにロケット弾の攻撃が起きた。負傷者はいない模様
だが、1発はシャロン首相から200mの距離に落ちたとされている。

・30日(水)、ベイト・ハヌーンを戦車が包囲。家々への銃撃、砲
撃、インフラの破壊が行われる。軍当局者は「さらにひどい状態にして
やる。木を引き抜き、月面のようにする」と発言。(APによる)「必
要なだけ、ベイト・ハヌーンに留まり、テロを根絶する」と国防相も発
表。

自宅に食料を確保してこもっているベイト・ハヌーンの住民、ラマダ
ン・シャデットさんは、「機関銃の音がしている。うちの窓にも1つ当
たった。家の外の道路はすべて軍用ブルドーザーに掘り返され、下水管
も壊された」と電話で状況を伝えた。

「ベイト・ハヌーンの人々への本当の戦争が始まった。できることは、
生き延びられるように神様に祈るだけ」(シャデットさん)

投石をしていた若者たちが撃たれて、負傷。ひとりは重体にある(→の
ちに死亡)。


[今日のこれまでに入ってきた情報]西岸とガザ

・7月1日(木)未明、ジェリコ(イェリコ)にイスラエル軍が急襲を
かけ、街を封鎖したなかで「容疑者」35人ほどを大量逮捕。イスラエ
ル軍司令官はジェリコが「テロリストの避難所」になっていると主張。
古いモスクが損傷を受け、2件の家がダイナマイトで爆破されたと住民
は証言している。

ナブルスでも、家宅捜索が次々と行われている。さらにガザ南部のラ
ファにもイスラエル軍は侵攻。ブラジル地区で1人が殺された。ガザ北
部のジャバリヤでも1人が殺されている。

現在の最新情報では、ラファでサッカーをして遊んでいた9歳の少年、
オマール・ザアランが「トンネル摘発」と称して侵攻しているイスラエ
ル軍の戦車からの発砲で撃ち殺された。

***

全体像が把握できない形で、現在、複数箇所での侵攻が行われていま
す。ラファ、ベイト・ハヌーン、ナブルス、ジェリコ……。どうか注視
してください。また、殺戮や人権侵害にたいして、イスラエルに声を届
けてください。今後の成り行きが不安です。(とりあえず、これで通信
を出します。また、続けて出す予定。ウェブ
<http://www.onweb.to/palestine/> 上にも後で反映します)

────────────────────────────────
◇P-navi info  <http://nekokabu.blogtribe.org/>
[ほぼ毎日更新中。編集者ビーの速報、ミニ・インフォ、コラムなど]
────────────────────────────────
◇ナブルス通信の配信お申し込み、バックナンバーは以下に。
http://www.melma.com/mag/84/m00109484/
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(ご相談下さい。連絡先は下記サイトに)。お知り合いやMLへの
メールでの転送は歓迎です。(編集責任:ナブルス通信 )

『パレスチナ・ナビ』 http://www.onweb.to/palestine/

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