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イラク人拷問米上院秘密報告エジプト紙暴露記事を読者要望で抜粋
http://www.asyura2.com/0406/war57/msg/433.html
投稿者 木村愛二 日時 2004 年 7 月 08 日 08:54:29:CjMHiEP28ibKM
 

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『亜空間通信』819号(2004/07/08)
【イラク人拷問米上院秘密報告書エジプト紙暴露の季刊『真相の深層』2号記事を読者の要望で抜粋】

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 転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
 
 昨晩(2004/07/07)遅く、6日前の7月1日に発行したばかりの季刊『真相の深層』2004年夏・2号に関して、この季刊雑誌の5年間購読予約(12,000円)払い込み済みの読者から、以下に抜粋する感想と要望が、編集・発行人の私、木村愛二個人宛に送られてきた。

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 夏号では、『イラク人拷問の米上院秘密報告書をエジプト紙がすっぱ抜き……アブー・グレイブ収容所での拷問事件の真相は何なのか?またその謎に包まれた原因は?斎藤力二朗』を読ませていただいて、これまでに経験したことの無い悲しみを感じて、愕然としました。

 この内容は阿修羅に集う人々の認識になっていないようなので、どうかもう一度、木村様が知らしめる投稿をなさってくださればと願っております。
 子供を拷問して見せしめにするとは、なんと恥知らず゛の思い付きでしょう。私はこの記事を見たことで、不甲斐ないものであるにしても、私の持てる力を、良心的兵役拒否の権利を、何時どこででも行使できるものに広めることに、用いる覚悟をいたしました。
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 私は、即座に、「筆者と相談します」と返信し、筆者の斎藤力二朗(アラブ諸国滞在経験豊富。アラブ語訳者)氏に、以下の相談をした。雑誌記事の筆者には著作権がある。他への転載、単行本への収録の権利も、筆者にあるのである。
 
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 よければ、阿修羅に、木村愛二名で、少し説明を加えて投稿し、転載、転送を願いますが、いかがでしょうか。
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 斎藤力二朗氏からは、抜粋で紹介の了解を得たので、以下、取り急ぎ、要所を抜粋し、紹介する。

 この記事の季刊『真相の深層』2号掲載も、この抜粋の作業も、私は、実に、おぞましい想いで、やっと、なし終えたのである。これはまさに「生き地獄」からの命懸けの報告なのである。読者も、覚悟を決めてから、読まれたい。
 

 なお、私は、あらゆる関連情報と比較検討し、この「エジプト紙すっぱ抜き」情報を、信憑性が非常に高いと判断する。
 
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 アブー・グレイブ収容所での拷問事件の真相は何なのか?またその謎に包まれた原因は?
 エジプトの進歩的週刊誌、アル・オスブーは5月17日号で、事件の深層をも解き明かす戦慄の米上院報告書をすっぱ抜いた。

 米上院の軍事委員会が、イラクの複数の収容所で行われた拷問や暴行を撮影した約300枚の写真を見る少し前の5月12日に、ディック・チェイニー副大統領は、FOXテレビに、「基本的な(倫理観の)崩壊が、イラク人拘留者に対する拷問を引き起こした」と語った。
 
 アル・オスブー紙は、イラクでの拷問と虐待に関わった米当局の最重要人物二人から聞き出した秘密調書を明らかにする。
 
 その時ブッシュ大統領は、執務室に腰掛けていた。電話のベルが鳴った。受話器の相手はロナルド・ラムズフェルド国防総省長官。「軍事委員会のメンバーたちが、アブー・グレイブ収容所で起きた拷問に関して重大な供述を入手した」
 
 当初ブッシュはこのことを信じなかったが、大至急この報告書を世間から隠蔽するよう行動した。「君たちは委員会のメンバーと連絡を取れ。彼らの自宅を訪ねよ。今すぐにだ」
 
 ラムズフェルドとコンドリーザ・ライス安全保障担当大統領特別補佐官、ジョージ・テネット米中央情報局(CIA)長官、ポール・ウォルフォウィッツなど多数の米国軍事高官が、報告書が発表され一大スキャンダルが漏洩するのを防ぐため、取調べの結果に対して緘口令を敷くように動いた。
 
 同委員会が精査した後に作成されたこの報告書は、米政権に致命的なものであった。報告書にはこのスキャンダルを調べるために小グループを率いた米兵によってデジタルカメラで撮影された2000枚以上の写真を収めたディスク1枚が添付されている。この兵士は、ジョゼフ・ダービーと言う憲兵隊第72師団に所属する。
 
 ラムズフェルドと彼の部下たちは、この報告書と添付写真ディスクがメディアに漏れたら、対イラク米軍事行動に政治的、戦略的、軍事的な全ての成果を吹き飛ばすと理解していた。チェイニー副大統領は、「アメリカの名声を救え」というスローガンをぶち上げ、同委員会のメンバーに、アメリカへの愛国心を表明し、この危険な報告書の漏洩を防ぐよう、ブッシュ大統領当局に協力を求めた。
 
 この報告書は書き換えられ、危険とされる多くの箇所が削除されたが、(原報告書は)同委員会のあるメンバーの手により外部に流出してしまった。しかし今のところ沈黙が守られている。

 ★事の起こり★
 
 時間との競争に負われていた同委員会のメンバーは、この重大な報告書の作成に取り掛かった。そこで、多くがラムズフェルド国防総省長官とペンタゴンの指令層に対して、最近反旗を翻した米軍将兵に尋問した。その情報は、現場の命令に反抗する約46人の米軍将校(うち23人は高級将校)が、ペンタゴンと上院軍事委員会に意見書や書簡を送付していたことを示している。これらの書簡で彼らは、1ヶ月以内にイラク国外に移動が認められない限り、司令部の指令に反抗し、軍事命令に従わず、軍事裁判にかけられる用意があると恫喝した。

 それ以前にも、米軍将兵の間で広がり始めた反抗の動きに関する複数の報告があり、マーシェル・トラズという米将校が、米中央軍司令官、ジョン・アビゼイド将軍に書簡を送ったという情報が漏れたこともある。書簡でトラズは、「自分の部下は、除隊されるまで、自分の軍令を拒絶し、武器の携行拒否を決めている」と強調した。
 この軍事報告書は、米軍司令部が約250人の米将校と150人以上の米兵をイラク国外に追放したことに注目している。彼らの極秘裁判が米国内で行われている。2月と3月にイラクからの退去が決定して以来、彼らは全員、親族とのあらゆる通信が絶たれている。
[中略]
 反抗グループは、ラムズフェルドの長官解任と彼の取調べを求める激烈な筆致の書簡を作成した。書簡はラムズフェルドを、「軍事・戦略が何も分からない行き当たりばったりの男」と酷評し、イラクでアメリカの戦略は破綻したと非難の矢を浴びせる。また、リチャード・メイヤーズ統合参謀総長を、「イラクのデタラメ軍事計画の請負人」とこき下ろし、ペンタゴン所属で、イラクでの作戦を企画立案する立案委員会を、「軍事的なヒヨコのグループで、何事にもまして自己の利益を重視する腐った連中」と評した。その上でイラクで起きた拷問事件に関して、彼ら全員を攻め立てた。
 
 これらの書簡は、ホワイトハウスに激しい非難の渦を巻き起こした。大統領顧問たちは直ちに、「イラク駐留米軍のこれ以上の反抗の芽を摘み、日ごとに増大する反抗の炎の拡大に歯止めをかけるために、ラムズフェルドを公然と支持する表明をするよう大統領に求めた。
[中略]
 
 ★アッラーの集団★
 
 「イラクのレジスタンスは、2003年4月9日のバグダード陥落の初日から始まっており、レジスタンスの形態はテロ行動から、平和的抵抗や煽動作戦と多様である。しかし最も危険なのは、”アッラーの集団”と名乗る青年層の秘密運動である。この運動の目的は、米軍将兵へイスラム教入信を説き、イスラム教徒のイラク人女性との結婚を勧めることである。

 報告書は続ける。「この運動は、全員が英語に堪能な5人からスタートした。この中には、ムハンマド・ザルカーウィー【訳注:米国がヨルダン人テロリストとする、アブームスアブ・ザルカーウィーとは別人】とオベイド・ジヤーディーという者がいる。数ヵ月後には700人のイラク人青年を集めた。10人の幹部がこの運動体の指揮を執ったが、ラマダーン・タイムール・ムハンマダーニーと、ムハンマド・バルハーウィー、ツーバーン・テクリーティー、スレイマーン・ムジュラハ、サイヤール・ムタワッリーの5人は米軍の手により2月に殺害された」
 
 「この運動体は、軍事運動ではなく、武装抵抗活動とは無縁である。バグダードには武力による抵抗活動が拡大しているので、このメンバーは、首都から離れた場所で活動を活発化している」
 
 「この運動体には、英訳されたコーランやイスラム教の書籍が集められている。メンバーたちはイラクの平静な場所や、米兵たちが寝床としているモスク(イスラム教の礼拝所)に出かけたり、時にはモスクに隣接する水洗所に出向くようになった。イラク人青年は、米兵たちと個人的に接触し、彼らに英訳コーランを手渡す。その後、接触は集団的になっていった」
 
 「イラク人青年たちは、米兵たちに長時間の宗教会合に参加するためにモスクを訪問するよう話しかけた。米軍将兵たちは、靴を脱ぎ、顔と両足を洗い清め(礼拝前には頭部と手足を清める)これらのモスクに入るようになった。「(参加する)米兵の数は増加し続けたが、彼らは睡眠のためとか夜の団欒をするためと称してモスクに出掛けていたから、軍司令部は最初から(この事実を)掴んでいなかった。また、これらの将兵たちは、米軍の容疑者として彼らイラク人青年たちの名前が挙げられても、彼らを擁護した」
 
 「その後、このグループはイラク人のみの団体で、誰一人アラブ人や外国人が加わっていないことが明らかになった。この運動体は、イラクで一般的な穏健なイスラムの考えを持っており、アルカイダやそのほかのいかなるテロリスト組織のために活動しているわけではない」
 
 報告書は次のようにも主張している。「この団体はサウジアラビアの王族たちからの支援を受けており、ヨルダンの一般人とも連絡がある。ムハンマド・バルハーウィーの署名がある多数の文書を米軍は発見しているので、団体の第一の司令官は、彼であるようだ」
 
 「米軍が発見したこの団体のある文書は、『敵味方のの軍事行動は、現在決定的な影響力を持つものではない。理由は、米軍はイラク人全員を絶滅するに足りる十分な武器弾薬、航空機、近代装置を有しており、それにより(軍事衝突が続けば)米軍の撤退やイラクの自由回復を見ずに、数万人の愛する祖国の人々を殉教に導きかねないからだ』と書いている」
 
 「この団体は、『占領軍に対するジハード(聖戦、神の道への奮闘努力)には多くの形態がある。中でも最良の方法は、敵の規模に相応しく、敵陣に侵入できる方法のジハードである』と書いている」
 
 「”アッラーの集団”の指導者、ムハンマド・バルハーウィーは、英会話に長け、イスラム教の集中講義が出来、米軍将兵との交際方法が分かる者を集めることを決めた。最初は40人の青年を説得させた。彼らは米軍将兵にイスラム教への宣教活動を開始した。それにより1ヶ月以内に5人の将兵(2人は将校)がイスラムに入信した。このように入信活動は急速に拡大した」
 
 バグダードから徐々に送られてくる報告書は、この現象の危険性を指摘した。アメリカの報告書は、「”アッラーの集団”は、次の段階で多数の米兵をイスラム教徒のイラク人女性と結婚させることに成功した」と記述している。この段階で、多くの米兵がイスラムに入信した。この現象には厳しい対処法が採られた。全将兵にイラク人との会話やモスクを睡眠やいかなる目的であっても使用することを禁止する秘密命令が行き渡った。これにより、次の段階はイラク人拘束者に対する拷問が始まることになった。何故なら、今年1月からある米軍師団に、この集団の浸透を防ぐためこの集団の撲滅が命令されたからだ。
 
 ★拷問の承認★
 
 事実、この集団の司令官を含む40人が拘束された。ブッシュ自身が、同集団の活動に関する諸報告書に目を通した。ブッシュは拘束者たちに対して12種類の精神的、肉体的拷問手段の実行を承認した。これらの拷問方法は、ペンタゴンが提案したもので、原因不明で姿を消した32名の米軍将兵の居所を拘束者から吐かせるために、電気を使用する方法も含まれていた。彼らは生存しており、イラク人の妻たちと暮らしている可能性が最も高いと見られている。

 第2の方法が採られた。すなわち、アメリカ人と結婚したイラク人妻家庭の住居の襲撃である。彼女らの兄弟や両親、時には叔父たちや彼女らとなんらかの関係があるものすら引っ張られた。
 
 一連の襲撃で400人の女性と、600人の子供、700人の男が捕らえられた。アメリカ人と彼らの妻たちの居所を吐かせるために、拘束者たちにあらゆる種類の精神的、肉体的拷問が加えられた。ところが、米兵たちが12方法の拷問を行使する命令をホワイトハウスから直接受けるように至らしめた最大の問題は、米軍のある高位の司令官が行方不明になった事件である。 
 
 ★将軍の拉致★
 
 本紙が始めて明かす確かな筋から入手した情報はこうである。行方不明の米軍司令官は、アビゼイド米中央軍司令官の副官で、名前は現在伏せられており、A-Hという頭文字だけが知られている。この高位の司令官は、あるバグダード郊外の夜間業務に携わる部隊の長をしていた。彼は首都の米軍の安全を守る責任者で、イラクのレジスタンスに対する米軍作戦の戦略計画作成の責任者であった。また、全ての米軍の作戦は彼の承認を必要とした。
 
 この米国の将軍は、自ら秘密裏に、150名の将兵で編成された高レベルの米軍部隊を率いて重要な作戦の実行を決意した。この部隊はバグダードのマンスール通り近くで重要作戦を実行した。その結果、イラク人多数が殺害された。
 
 米軍は成功したと考えた作戦は完了したが、レジスタンスは戦士たちを新たに終結させ、引き上げる米軍を待ち伏せた。この待ち伏せ作戦で、米軍に約106人の使者が出た。激しい交戦が続き、米軍の戦列は崩れ、この大物米人司令官の護衛をしていた44人のうち25名が倒され、特に、この作戦は約35分間続いたにも拘らず、戦車や航空機の援軍は戦場に来なかった状況で、彼は降伏を余儀なくされた。結局レジスタンス側はこの将軍と残っていた19名の将兵を生け捕りにした。
 
 援軍は戦闘終了僅か10分後に到着した。この司令官と部下の兵士たちを求めて、イラク全土で虱潰しの捜索が行われた。アビゼイド将軍がラムズフェルドにこの件を報告したところ、ラムズフェルドは厳命した。「イラク全土を地獄にか変えよ。この将軍が戻るまでイラク人を根絶せよ」
 
 イラク暫定統治評議会のメンバーたちが3日間各方面に連絡を取ったが、将軍と19名の兵士に関してなんらの成果も得られなかった。そこで、アメリカ人たちはイラク人拘留者、特にこの拉致事件後に拘束された者に対して、最も残虐な拷問をすることを決めた。
 
 事件1週間後、米軍は拉致された3名の兵士の遺体を発見した。

 ★真の難問★
 
 イラク国内で真の難問が2月に持ち上がった。
 
 米上院の軍事委員会の報告書は、「ペンタゴンの諸報告書は幻の勝利を書き連ねているおり、虚偽と捏造に満ちている」と非難した。「アメリカの軍事行動は、正規軍、傭兵と、アルカイダ分子、幾つかのイラクの民兵組織との間で行われているように描いている。ところが戦場での現況は極めて厳しく、多数の拘束者は民間人で米軍に対する軍事行動には参加していないようだ」
 
 軍事委員会報告書は、「アメリカ人犠牲者は数週間で数百人に達しているが、公式発表では数十人にしか過ぎない。現状は、ベトナム戦争やアルジェリアの対仏戦争よりも遥かに困難な状況であるようだ。またイラクの抵抗勢力は、旧政権時代には見られなかったほど組織化、計画化されている」と記述する。
[中略]
 第1の作戦よりも重大な作戦は、米軍を狂乱状態に落とし入れた。それはファルージャ近郊で月16日に起きた。イラク駐留の米軍司令部は、その場所を米軍の作戦を指揮する重要な戦略地点の一つとして選んでいた。この場所は戦略計画立案者と米軍師団の司令官たち以外には秘密にされた。
[中略]
 レジスタンスは。会合に出席した14人の司令官のうち、8人を捕虜として、3人を殺害した。無事に逃げ延びた司令官は、アビゼイドと3人のみであった。米軍ヘリコプターの追跡により、レジスタンス戦士たちは米軍司令官たちを連れてファルージャ市内に入り込み、防御を固めたことが判明した。これがファルージャでの米軍の猛攻の最大の理由である。

 ファルージャ攻撃の最中、米軍は、家屋襲撃やイラク人拘束の大攻勢に出た。またファルージャの住民に対して、子供にも容赦せず、最も残虐な拷問が加えられた。
 
 ★軍事委員会による取調べ★

 少年少女に対するこのような犯罪行為に関して、軍事委員会のメンバーたちは、軍情報機関の責任者ロナルド・ヤージス(発音不確か)と陸軍の法律部門の責任者、トーマス・ロイグ(発音不確か)に直接問い質した。
 
 以下は、委員会の”オリジナル”報告書に記録された、秘密協議会での軍事委員会メンバーと、ロイグ(R)、ヤージス(Y)との一問一答である。
 
 Q- あなた方は少年少女たちがテロリスト分子たちの親族であることを確認したか?
 
 R- イエス。
 [中略]
 Q- 指示の詳細は?
 
 Y- テロリストたちが自首するまで子供たちを拷問することだ。
 
 Q- しかし、18人の子供が死んだ。彼らは拷問の影響で死んだのか?
 
 Y− 多分。
 
 Q- (拘束された)子供たちの数は?

 Y- 60人を超える。
 
 Q- 拷問の様子は?
 
 Y- あなた方が作成したこの”オリジナル”報告書で明らかなように、まず我々は、彼ら子供たちを拘束した(かった)わけではないことを明らかにしたい。しかし我々は、テロリストたちの妻や娘たちを拘束した。彼女たちは自分たちの子供たちを一緒に連れてくることに固執したのだ。我々は当初、女性収監者たちからの影響や、母親や姉たちの泣声から遠ざけるために、子供たちだけの収容場所を用意した。

 Q- それなら何故、指示を変えて子供たちに拷問したのか?
 
 Y- テロリストたちが司令官たちを目標として、常に拉致しようと懸命だったことは明らかだ。我々は彼らの居場所を分からずにいるうちに、アメリカ全体を揺るがす事態に至ってしまった。我々には彼らが司令官たちを釈放するよう出来ることは何でもしなければならなかった。
[中略] 
 
 カブソン将軍は、彼らテロリストたちを、吐かせるか殺すために、穴倉(住居)から引きずり出すよう指示した。我々には彼らの妻や子供たちに近づくほかには手が無かった。もしあったなら、それを採っていた。
 
 Q- 女性たちには何をしたか?
 
 Y- イラク人女性たちは協力的ではなく、異常に冷静だった。どんな情報でも引き出そうとして、彼女たちを挑発もした。命令について協議したところ、回答は、「彼女たちをレイプしろ。その後は情報をたっぷりくれる」と言
うものだった。
 
 Q- 誰がその命令を出したのか?
 
 Y- ペンタゴンはその命令を知っていた。
 
 Q- その命令はホワイトハウスから出されたのか?
 
 Y- 私は知らない。
 
 Q- 誰があなたにそのことを伝えたのか?
 
 Y- カブソン将軍が私に伝えた。私に、「この命令を自分は受けた。我々は実行しなければならない」と私に言った。
 
 Q- 暴行の様子は?
 
 Y- 少なくとも将校2人と数人の米兵が参加して行われた。
 
 Q- ロイグ氏に尋ねる。そのことを知っていたか?
 
 R- 我々はその件で複数の報告を受けている。
 
 Q- 法律部門の責任者としてのあなたの回答は?
 
 R- この問題は法律問題ではなく、一義的には政治問題である。理由は、将兵が拉致されたが、我々は彼らについて何も情報もない。イラク人たちは彼らについて何も語らない。我々サイドから(拉致事件を)発表すれば米兵の士気に影響する。
 Q- そのことを承認したのか?
 
 R- 拉致者たちの居所を知るために、極めて限定された数の女性をレイプすることは、犯罪とは思わない。軍事作戦上では許されると考える。
[中略
 Q- 子供への拷問命令を直接実行したのは誰か?

 R- 命令はアブー・グレイブ収容所の責任者、ジェニス・カーピンスキー
将軍に伝達された。(木村愛二注:ジェニス・カーピンスキー将軍は女性)
 
 Q- カーピンスキーはあなたたちに、子供たちに対して使われた措置について知らせたか?
 
 Y- 措置の一部は、現地のレポート類で読んだ。カーピンスキーはこれらのレポート類を全て知っていた。
 
 Q- レポート類には何と書いてあったか?
 
 Y- 子供たちの四肢を切断することや、頭部を鋭い刃物で打ち据えること、生きたままの状態で体の一部を焼くことだ。
 
 Q- 何故、何も知らない子供たちに、そのような方法を採ったのか?
 
 Y- この作戦で子供たちが犠牲者であることは認めるが、母親や姉妹たちからどんな情報でもいいから供述を引き出させるために、彼女たちの面前で(子供たちに拷問を)行ったのだ。全く酷い状況だった。我々は何でもする用意があった。
 Q- カーピンスキは命令の範囲を超えて、新たな拷問方法を追加したか?
 
 R- 私の知る限りでは、命令は子供たちを侮辱し、死に至らしめない範囲での拷問だ。しかしアブー・グレイブ収容所の責任者であるカーピンスキーは、限度を超えた。それにより、何人もの子供が絶命した。
 
 Q- 子供の遺体を親族に返還したのか?
 
 Y- 返還していないが、我々は(遺体を)砂漠に埋葬した。死亡した子供たちの母親や姉妹たちが埋葬に立ち会ってもらうようにした。彼女たちは立会いに固執した。それは身の毛もよだつ光景だった。
 
 何人かの子供たちの死亡後、拷問は中止されたのか?
 
 Y- 子供が殺害されたか死亡した家族に対する拷問を禁じる軍令123472号があったから、中止した。 
[中略] 
 R- 一部の手続きに反対であると、自分の司令部に書き送ったことをまず指摘しておきたい。しかし私の異議に対して呼び出しがかからない。
 
 Q- 誰に対して異議を申し立てたのか?
 
 R- ラムズフェルド国防長官に直接だ。また、ライス女史にも異議の理由を詳述した意見書を出し、ブッシュ大統領に伝えるよう頼んだ。
 
 Q- 異議申請の理由は?
 
 R- そもそも彼ら拘留者に対していかなる非道徳的な行為にも私は反対であった。特に、イラク駐留米軍内に居る多数の同性愛者は、イラク人青年たちと性行為をさせるために呼び出された者たちだと知り、またイラク人青年たちは、強制的に従わせられ、拒否し続けると殺害されると知った今ではなお更だ。私が反対する最大の理由は、彼ら拘留者たちに訓練された犬を使用することだ。
 
 Q- 犬は何をしたのか?
 
 R- 私の手元に、また国防長官執務室にも届いた重大な複数の写真つきの報告書によると、男性の局部を噛み切るよう複数の犬を訓練したというものだ。カーピンスキーが、ほっとした表情で私にその方法を教えてくれた時に、彼女に言ってやった。「これは、いかなるアメリカ人にも相応しくない忌まわしい行為だ」
 Q- カーピンスキーは何と言ったか?
 
 R- (米兵たちは)次の方法に固執した。イラク人青年たちを全裸の状態で一列に並ばせる。拒否すれば直ちに殺された。両手両足を開き鉄線で縛り、壁に固定された。突然犬が放され、青年たちの局部に向かって突進し、それを強引に噛み千切った。手元に届いた写真は、血に染まった凄惨な光景を映し出している。多くの場合は死に至った。
 
 Q- この作戦で何人が死んだのか?
 
 R- 300人だと思う。彼らは、脚部が噛み切られた後、激痛の数時間を過ごし、絶命した。遺憾に思うのは、我が軍の兵士たちは、この光景に舌なめずりしていたことだ。これは非道徳的なことだ。
 
 Q- あなたがこのような拷問方法に反対しているというのなら、何故、あなたの権限でもって中止させなかったのか?
 
 R- 中止させようと試みたが、失敗した。これ(拷問)を実施することの重要性を確認する他の命令があった。
 
 Q- 女性に対しても同様なことが行われたのか?
 
 T- いいえ。女性に対しては我々は実施していない。
 
 Q- しかし、ある女性兵士から届いた戦場報告書によると、女性収監者たちは、警察犬に晒された。犬は女性の局部を舐めた。いやそれ以上のことをしたと言うではないか。何人かの女性は、恐怖とパニックでショック死した。R- 我々の手元にはそれに関する情報はない。万が一、その報告者の信憑性が確認されたら、イラクの司令部内部からの逸脱行為であり、上級機関からの指令に基づくものではないと考えられる。
[中略]
 Q- 子供たちは釈放したのか?
 
 Y- はい。全ての子供たちを釈放した。何人かは肉体的、精神的治療のために病院に送った。

 以上が米上院の軍事委員会が、拷問事件の直接の責任者2人から聴取して作成した第一秘密調書である。
http://www.elosboa.com/elosboa/issues/375/0401.asp
------------------------------------------------------------

 以上の抜粋だけででも、これだけの長文になる貴重情報である。あえて一言すれば、この記事の内容が示すものは、アメリカ「帝国」の思想面での崩壊、敗退である。この「秘密調書」が外部に漏れたことは、死刑を覚悟で、ヴェトナム戦争の時期の国防総省機密文書をワシントン・ポスト紙に告げたエルズバーグ博士のような人物が、アメリカの上層部にいることの証明である。
 
 この情報が、ここで抜粋紹介されるということは、アメリカ人、アラブ人、日本人、電網(インターネット)で結ばれた多くの有志によるアメリカ「帝国」包囲の戦いの象徴なのである。
 
 以上。

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