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【日本では何をしている?】ムーア効果?反ブッシュに動く米国エンターテイメント業界【暗いニュースリンク】
http://www.asyura2.com/0406/war57/msg/516.html
投稿者 転載バカボン 日時 2004 年 7 月 11 日 02:07:20:kkVgFyCLlyr/.
 

http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2004/07/post_2.html
07/08/2004
ムーア効果?反ブッシュに動く米国エンターテイメント業界

ブッシュ選挙チームは明らかに「マイケル・ムーア効果」を軽く見積もっていたのだろう。テレビ、ラジオ、新聞の三大政治メディアをコントロールすることに集中しすぎて、映画界を疎かにしていたのだ。

ムーア人気に慌てたテキサスのブッシュ支援団体は、活気づくマイケル・ムーアに対抗するべく「保守派向けカンヌ映画祭」を自負するというイベント「The American Film Renaissance」を開催するという。公式サイトの説明によれば「米国支持を称賛するために捧げられる映画(movies dedicated to celebrating pro-American values)」を集めるイベントらしいが、そんなヒネリのないテーマで創造性が刺激される映像作家が果たしているのだろうか?

「華氏911」以外にもブッシュ陣営を悩ませる映画はある。例えば、地球温暖化による災害を描いた「デイ・アフター・トゥモロウ」のヒットにより、ブッシュ政権の環境非保護政策が世間の注目を集めている。環境関連の訴訟にも詳しいエドワーズが加わったことにより、環境保護団体の票がケリー陣営に集中する可能性は大きい

他にも、ビル・クリントンへの個人攻撃における共和党の謀略を暴露したドキュメンタリー作品「ハンティング・オブ・ザ・プレジデント/The Hunting of the President: The Ten-Year Campaign to Destroy Bill Clinton」が公開され、じわりじわりと人気を集め始めているという。クリントン本人の自伝刊行も重なって、再びモニカ・ルインスキー/ポーラ・ジョーンズ事件が脚光を浴びるかもしれない。そうなれば、ビン・ラディン調査よりも多くの税金をつぎ込んだといわれるスター検察官のクリントン大統領のスキャンダル調査がより一層問題視されることになるだろう。

ところで、ブッシュ陣営の支持母体のひとつ、キリスト教原理主義系団体「Focus on the Family」が、信者向けメーリングリストでマイケル・ムーアの自宅住所と連絡先を公開して嫌がらせを開始している。これにより、ムーア本人と家族への殺人脅迫が続いているようだ。大勢のガードマンに24時間身辺警護されているとはいえ、ムーア監督は標的としてはかなり大きいので警戒が必要だろう。(ところで、ムーアの活動こそ「テロとの闘い」と呼ばれるべきである。日本政府はただちに警察庁警備局の要員をミシガン州フリントに派遣していただきたい。費用は北海道警他各警察本部のヘソクリから出してもらおう)

2億丁以上の銃が一般人の手に握られている国では、もちろん大統領も安心してはいられない。米文学界の異色作家ニコルソン・ベイカー氏8月24日に刊行する最新作「チェックポイント」は、登場人物が「ブッシュ暗殺」について語る物語だ。なるほど、司法長官が図書館・書店の顧客データを欲しがるわけである。

音楽界では、6月11日に開催された「全国ヒップホップ政策会議」を端緒に、これまで選挙に行かなかった若いアフリカ系アメリカ人層が、ラッパー達の民主主義ムーブメントに影響を受けてはじめている。(日本のラッパーはどうした?)彼等が選挙に参加すれば、ブッシュ陣営にとっては脅威のひとつになるだろう。(但し、票が正しくカウントされると仮定しての話である

さて、米音楽界で最も注目されている話題といえば、9月1日に行われる民主党系コンサート「Concert for Change」だろう。同コンサートには、ひょっとしたら、米ロック界の“ボス”ブルース・スプリングスティーンが参加し、本格的に反ブッシュの狼煙を揚げるかもしれない。(「Concert for Change」は共和党大会への対抗イベントとして開催され、参加予定アーティストにはボブ・ディラン、カルロス・サンタナの名もある)

スプリングスティーンは、ベトナム戦争と米国社会への強烈な皮肉を込めたヒット曲「Born in the USA」が、共和党・民主党両陣営から愛国ソングと勘違いされてから、同曲を選挙活動に使用することを禁止し、政治利用されることを警戒しつづけてきた。しかし911テロ直後には、多くのアメリカ市民同様、ブッシュ大統領を熱烈に支持している。真実を知らされていない普通のアメリカ人にとって、それはよく見られる過ちだった。

しかし、ディクシー・チックスの反ブッシュ発言に対して湧き上がったバッシング騒動を目の当たりにして、スプリングスティーンは、再び米国社会に対する深い疑念を持ち始めていた。全米巨大ラジオネットワーク・クリアチャンネルからの恫喝に怯えるテキサスの女性グループを擁護すべく、彼は以下のように話している
俺たちはイラクで自由を根付かせるために戦っているはずなのに、同じ自由を故郷で主張する人々に対して、恫喝したり罰したりする連中がいる・・・
(Right now, we are supposedly fighting to create freedom in Iraq, at the same time that some are trying to intimidate and punish people for using that same freedom here at home)」

そして今、スプリングスティーンの公式サイトには、アル・ゴアの強烈な反ブッシュスピーチが掲載され、ブルース自身の推薦文が添えられている。多くのアメリカ市民と同じように、ボスもまた立ち上がり始めたのだ。

投稿: 02:46 午後

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