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イスラエル中東構想議論必読:世界シオニスト機構1980年代戦略:英文
http://www.asyura2.com/0406/war57/msg/774.html
投稿者 木村愛二 日時 2004 年 7 月 18 日 21:14:04:CjMHiEP28ibKM
 

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『亜空間通信』828号(2004/07/18)
【イスラエル中東構想議論必読「世界シオニスト機構1980年代戦略」英訳全文で想い半ばに過ぎる】

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 転送、転載、引用、訳出、大歓迎!

本日(2004/07/18)、アメリカの歴史見直し論者からの電子手紙により、英訳の題名が分かったので、その題名で電網検索し、このところ頻出する独立系、informationclearinghouse.infoの電網宝庫から、拙訳「一九八〇年代のためのイスラエルの戦略計画」のヘブライ語からの英語訳の全文を入手した。1996年に、この戦略を記した論文の存在を知ってから、すでに8年が過ぎている。

 イスラエル人の学者、ヘブライ大学の教授、イスラエル・シャハク博士が、ヘブライ語の原文から英語に訳したもので、これまでに、私は、拙訳『偽イスラエル政治神話』からの引用として、フランス語の抄訳から日本語に重訳したものを、紹介し続けてきたのである。

イスラエル・シャハクについて、拙訳『偽イスラエル政治神話』には、以下の記述がある。
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http://www.jca.apc.org/~altmedka/nise-23.html
『偽イスラエル政治神話』(その23)
2章:20世紀の諸神話(その11)
4節:"民なき土地に土地なき民を"の神話(その1)
[中略]イスラエル人権同盟の議長で、エルサレムのヘブライ大学の教授、イスラエル・シャハク博士の著書、『イスラエル国家の人種主義』[後略]
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「想い半ばに過ぎる」という表現は、電網検索してみると、以下の使用例がある。私と同様に、何かで苦労した人の想いである。
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http://okayama.lin.go.jp/tosyo/s2411/tks02.htm
振り返り振り返り正しい道を
畜産課長 押野芳夫
先達の労苦は想い半ばに過ぎるものがある。
G o o g l eのhttp://roppou.aichi-u.ac.jp/scripts/cgi-bin/hanrei/hanrei.exe?408のキャッシュ
【事件名】   衆議院議員資格確認等請求控訴事件
【事件番号】  昭和28年(ネ)2010号
【裁判年月日】 東京高裁昭和29年9月22日判決
【控訴人】   (被告) 国
【被控訴人】  (原告) 苫米地義三
国会及び内閣によつて各種の立法及び行政が行われ、解散後の内閣によつ
て多数の裁判官が任命されている事態の存することは当然考えなければな
らず、これによつて生ずる前記の混乱は、まことに想い半ばに過ぎるものがある
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 以下は、わが最近の使用例である。
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1992年発表の拙著、『湾岸報道に偽りあり』が再び売れ出したが、その規模は小さい。これも、当時は「ミディコミ」と自称していた『噂の真相』と『創』への寄稿を下敷きにしたものだったが、その後の日本の言論状況についても、想い半ばに過ぎることが多く、いずれ、まとめて論じたい。

季刊『真相の深層』2004年初夏別冊、四六判60頁の小冊子、印刷製本の1,000冊注文の内の早刷りの分納、300冊が、一昨日(2004/05/28)の夕刻に出来上がった。
  その内のわずかな寄稿、版下、校正、印刷、製本以外の仕事は、まったく一人で材料を集め、編集をこなしたのであるから、想い半ばに過ぎるものがある。
 
 その名も季刊『真相の深層』編集長としては、創刊号と、この別冊で、2度目の発行になる。3度目の7月1日に発行の予定の2号は、ほぼ編集が終わっており、中身は創刊号よりも充実している。
 
 想い半ばに過ぎるのは、当然のことで、なぜかならば、私は、今から9ヶ月前、昨年の夏の終わりに、911事件の2周年を目前に控えて、いわゆる体制はもとより、反体制を気取る数多い「偽の友」の横行、百鬼夜行の有様に、ついに業を煮やし、以下の「狷介孤高の憤激」を発していたからである。
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「年寄りの繰り言」と言いたければ、勝手に言え。

 以下、冒頭の部分だけを紹介する英訳の論文は、この8年間、私が探し求めていたものである。ヘブライ語の原文は、後述の拙訳のごとく、エルサレムで発行されている世界シオニスト機構の機関評論誌、『キヴーニム』(指針)[前出。14号、82・2]に掲載されていたのであるから、イスラエル人とその周辺では周知のことで、ここ20年の中東の紛争の底辺を成していたのである。

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http://www.informationclearinghouse.info/article1025.htm

NEWS YOU WON'T FIND ON CNN

A Strategy for Israel in the Nineteen Eighties

by Oded Yinon

This essay originally appeared in Hebrew in KIVUNIM (Directions), A Journal for Judaism and Zionism; Issue No, 14--Winter, 5742, February 1982, Editor: Yoram Beck. Editorial Committee: Eli Eyal, Yoram Beck, Amnon Hadari, Yohanan Manor, Elieser Schweid. Published by the Department of Publicity/The World Zionist Organization, Jerusalem.
[後略]
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ところが、この重要この上ない論文は、イスラエル、シオニスト、アメリカに批判的な人々には、ほとんど知られていなかったのである。このような公開資料を押さえて議論しないと、シオニスト批判には説得力が出てこない。だからこそ、わが「想い半ばに過ぎる」のである。

 以下が、拙訳『偽イスラエル政治神話』の該当部分である。
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http://www.jca.apc.org/~altmedka/nise-26.html
『偽イスラエル政治神話』(その25)
3章:諸神話の政治的利用(その2)
1節:(その2)
[外部資金による“偉大なイスラエル”への野望]

 イスラエルには、外部からの資金が溢れるように流入した。
1、ドイツとオーストリアからの“賠償”。
2、アメリカからの無条件な贈与。
3、“ディアスポラ”からの献金。
 これらの流入資金に力づけられて、イスラエルの指導者たちは、外交政策の中で、“偉大なイスラエル”の実現という途方もない野望を抱くことができた。
 その野心の正確な証言となる論文が、エルサレムで発行されている世界シオニスト機構の機関評論誌、『キヴーニム』(指針)[前出。14号、82・2]に掲載されていた。論文の題名は、「一九八〇年代のためのイスラエルの戦略計画」であり、つぎのよう主張が述べられている。
 《中央集権的機構として見た場合、エジプトは、特に、ますます深まるイスラム教徒とキリスト教徒の間の対立を勘定に入れると、すでに死体同然である。西欧の最前線におけるわれわれの一九九〇年代の政治的目標は、エジプトを明確に、その地理的条件にもとづく各州ごとに分割することでなければならない。
 ひとたびエジプトが、このように分解して中央権力を失うならば、スーダンや、リビアや、その他の離れた国々も、同様の崩壊に至るであろう。上エジプトにコプト人の国家が形成されたり、その他、さして重要な力を持たない地方政権が生まれたりすることは、歴史的な発展への鍵であり、現在は平和協定の締結によって速度が緩まってはいるものの、長期的に見て避け難い必然的な結果である。
 西部戦線の状況は見掛けとは違って、東部戦線と比べれば、はるかに問題が少ない。レバノンが五つの地方に分割されている状況は、アラブ世界全体が経験する将来の予告である。シリアとイラクの、民族的または宗教的な基準で決定される各地方への爆発的な分裂は、長期的に見ると、イスラエルに最も有利な到達目標であり、その最初の段階は、両国の軍事力の破壊である。
 シリアは、民族的構成が複雑なために、分解の危険にさらされている。やがて、長い海岸線に沿ってシイア派の国、アレプ地方ともう一つはダマスカスにスンニ派の国、ドゥルーズがまとまれば、彼らには……とりあえず、われわれが支配するゴラン高原に、……いずれはフーラン地方とヨルダン北部を含む地域に、自分たち国を希望する権利がある。……このような国家の成立は、長期的に見て、この地域の平和と安全を保障するものである。これらは、すでにわれわれの射程距離内の目標である。
 石油資源は豊富だが内部抗争に苦しむイラクは、イスラエルの照準線内にある。イラクの分裂は、われわれにとって、シリアのそれよりもさらに重要である。なぜなら、イラクこそが短期的に見て、イスラエルに対する最も危険な脅威を代表しているからである》(『キヴーニム』14号、82・2)
 この記事の原文はヘブライ語だが、その全文のフランス語訳が、拙著『パレスチナ・神の伝言の土地』(86)に収録されている。
 この膨大な計画の実現のために、イスラエルの指導者たちは、アメリカの無制限の援助を思い通りに使った。レバノン侵略の最初の襲撃に投入した五〇七機の内、四五七機は、ワシントンの贈与と同意による貸し付けのお陰で、アメリカからの購入が可能になったものである。アメリカ人のロビーは、シオニストの“ロビー”の圧力の下で、自分たちの国の利益に反しても、あえて、必要な財源の獲得を引き受けた。
『キヴーニム』の計画の目標は、極めて遠大で非常に危険な対立に満ちていたが、イスラエルのロビーは、作戦の実現をアメリカに託すことに成功した。イラクに対する戦争は、その最も戦慄すべき実例の一つである。
《二つの有力な圧力団体が、紛争に際してのアメリカの攻撃開始を推進する。
 第一は、“ユダヤ・ロビー”である。なぜなら、サダム・フセインの除去とは、とりもなおさず、最も強力なアラブ人国家による脅威の粉砕だからである。……アメリカのユダヤ人は、大西洋周辺のメディアの仕組みの中で重要な役割を演じている。大統領と議会とが常に緊張関係にあるため、ホワイトハウスは、メディアを握る彼らの願望に対して最も敏感に反応せざるを得ない。
 第二は、“財界ロビー”である。……彼らは、戦争が経済を活性化させる効果を考える。第二次世界大戦と、あの膨大な軍需は、アメリカにとって、一九二九年の世界恐慌以来まだ抜け切れなかった危機に、終止符を打ってくれるものだったのではなかっただろうか?
 朝鮮戦争は、その後に、また新しいブームをもたらしてくれたのではないだろうか?
 幸多き戦争よ、なんじはアメリカに繁栄をもたらすであろう……》(『フィガロ』90・11・5)
《アメリカ=イスラエル公事委員会(AIPAC)の政治的影響力は、いくら高く評価しても、し過ぎることはない。
 ……彼らは、一九八二年から一九八八年の間に、四倍以上(一九八二年には一六〇万ドルが、一九八八年には六九〇万ドル)に増えた予算を思い通りに処理している》(『ウォール・ストリート・ジャーナル』87・6・24)
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なお、上記のように、原著者のロジェ・ガロディは、「この記事の原文はヘブライ語だが、その全文のフランス語訳が、拙著『パレスチナ・神の伝言の土地』(86)に収録されている」と記している。

 当然、私は、そのフランス語の本を紀伊国屋で注文したのだが、売り切れ、絶版であった。ロジェ・ガロディは、今、フランスで、本の出版も、雑誌への寄稿も出来ない。これが現在の歴史見直し論の言論状況なのである。だからこそ、イスラエルの極右は勝手放題なのである。
 
 以上。

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