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Re: 社説:学校占拠テロ 子供たちをすぐに返せ (毎日新聞)の欺瞞と限界
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投稿者 長壁満子 日時 2004 年 9 月 03 日 10:59:43:ogX2fk4/l2p62
 

(回答先: 社説:学校占拠テロ 子供たちをすぐに返せ (毎日新聞) 投稿者 彗星 日時 2004 年 9 月 03 日 02:30:01)

>爆弾に恐れおののく子供たちや、人質になった我が子を心配する親たちの悲痛な気持ちを考えると、一刻も早い解決と子供たちの無事を祈らざるを得ない。

>どうしてこのような常軌を逸した行動をとるのか。武装勢力の行動に首をかしげざるを得ない。彼らなりの説明があるのだろうが、どうみても正当性は見いだせない。卑劣かつ許せない行為で、弁解のできない犯罪だ。

リンチ・拷問におびえ、夫を、子どもを、日々の生活を恐怖に慄いているチェチェン武装勢力のおいつめられた気持ちを考えると、いたたまれない。

 どうして、政府側は、このような「常軌を逸した行動を武装勢力がとらざるを得ないのか」考えないのだろうか。政府側の今までの一連の経緯をみてみても、正当性はかけらもなく、突然、夜中におしいり、夫を引きつれ、リンチし、遺体を捨てている。といった卑劣で許せない行為の繰り返しである。ロシア政府こそ、独立を妨害し、弁解の余地の無いテロ犯罪をくりかえしている。

 >こんな悪質極まりないテロ行為を繰り返していれば、チェチェン独立という彼らの大義が汚され、自滅の道をたどらざるを得なくなるだろう。

 >武装勢力は過去にも、病院や劇場などを占拠し、罪のない人々をテロに巻き込んでいる。いつまでテロ戦術を続けるのか。

 過去の劇場占拠は、夫を虐げられた妻が半数を占めていたと思うが、このとき、自爆攻撃者(爆弾携帯者)は、一人たりとも民衆を殺しておらず、早々と、プーチンが毒ガスをまいて、武装勢力もろとも、100人以上の民衆を殺したのだ。
 このことをどうして、わすれられようか。いまだに毒ガスの検証もされてはいない。
 何度でも言う。罪の無い人々、自由と解放に情熱をかけ、卑劣な弾圧に誇りたかく抗う人々を、どうして、テロリストと呼び、「テロ掃討作戦」をし続けるのか。
  
> チェチェンの人々はテロと決別し、武装勢力の行動を否定すべきだ。さもなくば誰もチェチェンの独立など支持しなくなる。
 
 最初から支持しないくせに、高みの見物よろしく、したり顔でこのような太鼓記事を書かないでもらいたい。人間ならば、恥ずかしくて顔から火が出ようというものだ。

 >その一方で、なぜテロが続くのか。ロシア政府も考えるべきである。「目には目を」の力の行使だけではテロは防げない。武力に頼らず、対話による政治解決の道を常に探り、人々の不満や要求にも耳を傾けるべきだ。

 >また、テロの土壌となっている不平等、不公平、差別、貧困、失業などの問題にも目を向け、テロ予備軍を出さない努力が必要だ。
 
 ロシア政府のみならず、日本政府も考えるべきである。米国追従の奴隷国家日本が、このようなセリフをはく資格はない。イラクに、北朝鮮に、同じようなことをやってるではないか。

 >今回の学校占拠事件と前後して、世界各地で凶悪なテロ事件が連続発生した。
 
 武装勢力の「反撃テロ」の前には、未曾有の凶悪な国家テロが頻発している。

 >イラクでは武装勢力の人質となっていたネパール人労働者12人が惨殺処刑される事件が明るみに出た。ネパール本国では、怒った市民たちがイスラム教のモスクやアラブ系航空会社の事務所を焼き打ちする暴動に発展した。
 
 市民も市民。国家テロの加担者として、殺戮に手を汚しているという感覚が、まるでない。あのおめでたい朝日新聞も、裸の赤ちゃんを、優しげに治安警察が抱っこしている写真を掲載。なぜ、裸なのか。なぜ、赤ちゃんを抱ける環境にあるのか。
 イラク戦争の時も、空爆後、両親にはぐれた米兵にだかれる少女の写真を掲載。米軍のプロパガンダが大流行であった。
 朝日新聞も毎日新聞も、他、すべて、日本メディアの腐敗振りは、あきれるが、何回怒っても、怒りは収まらない。テレビは、観ることすら、精神衛生上よろしくない。
 しんぶん赤旗は、まあ、淡々とこれら一連の記事を掲載しているが、最後には、やはり、「いかなる理由があろうとも、こうした一般市民を人質にとる行為はゆるされません」と、釘をさすことをわすれない。ロシア政府への批判と共にであるが。

 おかしい。とにかく、ブッシュの土台からのゆで蛙思考を続ける限り、また、メディアが便乗・誘導する限り、戦争は限りなく続き、自らの首を絞めることになる。
 イラクでは、スンニ派もシーア派も、米国の奴隷を拒否する、すさまじいレジスタンスが闘われている。
 あれほど、分断のプロパガンダにも負けず、これほどのまとまりを貫くイラク人に改めて、経緯を表したくなる。
 そして、自立と独立新の旺盛な、あらゆる民族を束ねていたフセイン氏にも、あらためて、その偉大さを思う。かれの独裁振りの負の部分を私はしらぬが、そういったものを割引しても、余りあるものがあるのではないか。
 フセインは、大量破壊兵器も使わず、劣化ウラン弾もばら撒くことなく、むしろ、湾岸戦争後の後遺症と米国からの経済制裁に抗いながら、イラクを統治していたのだったではないか。

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