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Re: 『インターナショナル』雑感
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投稿者 さすれば 日時 2004 年 10 月 06 日 09:15:03:reQxnNwQ2shuM
 

(回答先: トスカニーニ原盤で『インターナショナル』と『星条旗』を聞きながら、”列強のアフリカ分割”時代と現代を比較する。 投稿者 傍らで観る者 日時 2004 年 10 月 05 日 13:49:39)

歴史文献と音楽情報感謝

『インターナショナル』は抑揚の美しいメロディーであるが、この歌は、日本においては、60年安保が終わって、いわば“ヤクザ集団”と化した幾つかのセクトによって手垢にまみれた。彼らの無目的、無軌道な動きは、警察官僚の内側で、本流の刑事部門を押さえて警備、公安部門が一挙にのし上がり、優位を築くことに奉仕して終わった。その結果、この国の社会防衛政策は、地道な科学的犯罪捜査よりも、とかく総括的把握、予防重視、情報依存、さらには法律よりもイデオロギー偏重の雰囲気を醸成しつつ今日に至る(検挙率の低下、警察官の不祥事多発。反戦ビラの摘発、イラク派兵etc)。

ソ連時代も、スラヴの民族感情にあふれたよい歌はかなりあった。『バルカンの星の下』『エルベ河のほとり』『シベリア大地の歌』etc

話題が外れたが、戦時中の米ソ共闘はそれとして、『インターナショナル』も『星条旗』も国境を越えようとする指向性では共通している。『インターナショナル』はもちろんだが、『星条旗』も地域の侵犯、併合によって星の数を増やしてきた。ただし両者は方向が逆である。『星条旗』は、フロンティア精神といえば聞こえはよいが、要するに軍隊による制圧、支配、上からの強制と搾取の運動で、下の方から湧き上がって寄せては返す波のような(たとえばイラクのレジスタンスのような)『インターナショナル』とは根本的に対立する。

雑駁な話で失礼。

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