★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板 > 戦争60 > 384.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
「イラクの反乱地域、米軍は年末に奪還作戦/ニューヨーク・タイムズ」(イラク情勢ニュース) ― ファルージャなどを想定
http://www.asyura2.com/0406/war60/msg/384.html
投稿者 シジミ 日時 2004 年 9 月 23 日 20:47:40:eWn45SEFYZ1R.
 

イラク情勢ニュース
□□□□□ □■  □□□□□ □■  □□□□□ □■ □
2004年 9月23日 木曜日      (転送・紹介歓迎)

-------------------------------------------------------
☆★イラクの反乱地域、米軍は年末に奪還作戦
  U.S. Plans Year-End Drive to Take Iraqi Rebel Areas
  ニューヨーク・タイムズ 2004年9月19日 By DEXTER FILKINS
-------------------------------------------------------
http://www.nytimes.com/2004/09/19/international/middleeast/19strategy.html

 バグダッド発、9月18日:

 反乱が拡大し、1月には総選挙の最終期限が迫っているなかで、イラク駐留米軍の
指揮官は、反乱勢力が掌握している地域への軍事作戦を準備中だと話した。とりわ
け、反乱勢力とイスラム勢力によって支配されているバグダッド西方のファルージャ
が想定されている。

 米軍のある高級指揮官は、年末までに米軍がファルージャその他の反乱地域を奪還
する意向であると指摘した。

 同指揮官は攻勢をかける期日を特定しなかったが、アメリカ軍が奪還したとき諸都
市を占拠するために送りこまれるイラク軍と警察部隊の能力しだいだろうと言った。

 その米軍指揮官は、ファルージャでの軍事作戦は早くて11月か12月に始まるは
ずだと示唆した。その最終期限は、イラク政府の統治を全国で回復するために、アメ
リカ軍がみずからに課したものである。

 彼は「われわれはファルージャのガン(癌)がいつ切除されるか決定する必要があ
る」という言い方をした。「われわれは全土で地方を制圧して12月を終わりたい」
 「ファルージャは厳しいものになるだろう」と彼は言った。

 その指揮官の話では、選挙が法的に正当だとみなされるためには、最低でも、国内
18州の州都で投票が実施されるように、地方の治安情勢が保証されなければならな
いという。

 アメリカ軍はアンバル州の州都ラマディで支配を失っており、次いで、バグダッド
の北東にあるディヤラ州の州都バクーバにも支配はほとんど及んでいない。

 サマッラのような他の大きな地方都市は、反乱勢力の掌中(しょうちゅう、手のな
か)にある。

 国連高官は、イラクの治安状況が悪化すれば、正当性のある選挙ができないのでは
ないかと心配している。

 アメリカ軍に対する武力攻撃は、先月、1日平均87件の攻撃を記録し、戦争が始
まった去年以降で最高の水準に急増した。

 先月死者を出した一連の攻撃は、今日(18日)になっても続き、北部の都市キル
クークでは自動車爆弾で最低19人が死亡した。

 同時に、アメリカ軍とイラク暫定政府は、反乱勢力を武装解除する最後の機会とし
て交渉を始めているようだ。

 ファルージャを管理する8人で構成される評議会「ムジャヒディン・シューラ」の
メンバーは、反乱勢力の武装解除とイラク政府の統治受け入れの交渉をするために、
19日にバグダッドに来てイラク政府高官と協議する予定だと話した。

 シューラの構成員であるハッジ・カシム・ムハンマド・アブドル・サッタルは、
「アメリカ軍は何度もウソを言ったが、われわれはイラク政府となら交渉をはじめる
用意がある」と述べた。

 交渉に参加する予定になっているファルージャの医者アフメド・ハルダン医師は、
評議会では何人かがアメリカ軍との協定を攻撃したようだと話した。

 だが議論された提案では、ゲリラ側が大型兵器を引き渡し、アンバル州出身者を集
めた軍の部隊が市内に入るのを認めることになるだろう、とハルダン医師が説明し
た。

 ここで提案されている部隊がファルージャ旅団にとって替わる。同旅団は4月の戦
闘のあとに設置された地元の市民軍で、ほぼ完全に反乱勢力と元バース党員で構成さ
れていた。同旅団は反乱勢力によって乗っ取られ、今月になってイラク政府はその解
散を発表した。

 イラク政府はまた、反乱勢力が大型兵器を引き渡すこととともに、外国人戦士が市
内から立ち去ることを要求している。

 軍事恫喝については、サマッラでも同じような交渉が若干の成果をあげたようにみ
える。

 先週、ここ数ヶ月では初めてアメリカ軍がサマッラに入り、選挙までには、最終的
にはイラク政府が統治を回復することを望んでいる。

 ◆投票にむけた準備

 予定される軍事作戦を背景にした武力行使は、現在の治安状況のもとでは、いわゆ
るスンニ・トライアングルの多くで投票ができないと心配してのものだ。この地域は
概してバグダッドの北方および西方に広がっており、アメリカの事業に対する武力攻
撃のほとんどはここで発生している。

 治安環境が混沌としているにもかかわらず、イラク政府および現地の国連高官は、
イラク全土で選挙を実施する準備を開始したと発表した。

 6月28日の主権移譲後に設置されたイラク選挙委員会は、1200万人と推計さ
れる有権者名簿の登録と全国約600ヶ所の事務所の設置という膨大(ぼうだい)な
作業の準備にとりかかった。当局者が発表した。

 イラク政府関係者は、有権者登録がおこなわれているあいだ、最低でも6週間はこ
れらの事務所が開かれていなければならず、数千人規模の警察官と彼らを保護するた
めの軍部隊が必要とされるだろうと話した。

 この計画はまだ完成されたものではないが、アメリカとイギリスの高官は、投票の
安全を保証する第一の責任はイラク警察にあると指摘した。だがイラク中部と南部で
反乱勢力に対峙(たいじ)したイラク警察の実績は、せいぜい汚点だらけのものにす
ぎない。

 イラクおよび国連の高官は、普通のイラク国民のあいだに存在する選挙への情熱を
後押しするという彼ら任務が、選挙に懐疑的なイラク国民と反乱勢力を説得し、スン
ニ・トライアングル内のほぼ全域で選挙の作業を認めさせるのを手助けすることだと
言った。

 出足は順調でなかった。

 例えば、イラク最大のスンニ派聖職者の団体であるイスラム法学者協会は、先週、
選挙への参加に反対することを決定したと発表した。

 「われわれが軍事占領のもとにあるかぎり、公正な選挙は不可能である」とアブド
ル・サタル・アブドル・ジャッバル師は語った。彼はスンニ派地域にある約3000
のモスク代表する聖職者協会のメンバーである。

 ジャッバル師は、「国民はこの環境のなかでは投票に行かないだろう」と指摘し
た。「もし選挙がすすめられると、選出された機構は国を代表しないものになる」
と。

 実際、イラクの武力抗争は次のような心配を生じさせている−−おそらく広範なス
ンニ派アラブ人がボイコットするであろう現在の状況下でなされる投票は、多くのイ
ラク人の目にそのような選挙への疑いを抱かせる結果になるだろう。

 もしそうなれば、局面はさらに激しくなるはずだと指摘するイラク人もいる。

 「不公正な選挙は、傷を癒(いや)すのではなく、傷口をさらに広げることにな
る」−−開発と民主主義のためのイラク基金のガッサン・アル・アティーヤ理事長が
語った。「もしスンニ派が投票しないなら、内戦に導きかねない偏向した議会はおし
まいだ」。

 あるアメリカ軍高官は次のように示唆した−−ファルージャは自業自得だろうし
(彼は反乱分子とテロリストにとっての天国になったと考えている)、ラマディやサ
マッラのような他の都市の治安確保はほとんど武力を使わずに達成できるのではない
か、しかしファルージャは大規模な軍事攻勢が必要だろう、と。

 ファルージャに攻勢をしかける正確な時期は、攻撃に参加することのできるイラク
軍兵士の数がそろうかどうか、もっと重要な点は、米軍が戦いとったあとに、彼らが
市を掌握できるかどうかにかかっているようだ。

 ◆攻撃のための訓練

 数千人のイラク警察とイラク軍兵士は、基地と訓練施設を建設する8億ドルの事業
に支えられて、アメリカ軍の指導する大がかりな軍事訓練に参加している。

 今のところ、約4万人の兵士がイラクの国家警備部隊に所属しており、おそらくそ
の部隊がファルージャの軍事作戦に派遣されるだろうと米軍高官が話した。

 その兵士の多くは十分な装備を持っておらず、また彼らは戦闘経験がまったくない
か、あるとしてもわずかしかない。

 米軍指揮官たちは、4月の経験が繰り返されないかと心配している。4月には、
シーア派とスンニ派の蜂起に直面して、イラク人治安部隊が総崩れになったのだっ
た。

 選挙準備が進むなかで、アメリカ軍は最近、いったん反乱勢力に支配を譲った地域
での軍事作戦を強めてきた。

 米軍機はここ数週間、繰り返しファルージャを攻撃してきた。いつものことなが
ら、米軍指揮官は、空爆はザルカウィの関係組織が使っていた隠れ家を狙ったものだ
と述べた。そしてザルカウィが自動車爆弾の幾つかに関与しているという。

 17日には、アメリカ軍は反乱勢力が支配するもう一つの都市ラマディで軍事作戦
を開始した。

 アメリカ軍の掌握から抜けだしたスンニ・トライアングルのファルージャその他の
都市に対する軍事攻勢は、疑いもなく、暫定政府とその首相であるイヤド・アラウィ
の政治的意志を試すものとなるであろう。

 米海兵隊による最初のファルージャ攻撃は4月におこなわれ、戦闘で約600人の
イラク人が殺害されたために、イラク人の憤激が大きくなった。

 そのとき、海兵隊司令官は、市内を制圧するまであと2日だったが、ワシントンの
政治判断によって攻撃停止が命令されたと話した。

 ファルージャへの2度目の攻勢は、少なくとも最初の攻勢と同じくらいの死者が出
るだろう。

 市内からの目撃証言は、ムジャヒディンは大きな戦闘に備えて、大型爆弾を市に通
じる幹線道路に埋設していると語った。

 しかし米軍指揮官は、今回は事情が違うと感じていると言う。その最大の理由は、
4月と違って、主権を持つイラク政府が存在し、そのような攻撃がありそうだという
政治的嵐を緩和したい気持ちあるようにみえる。

 その米軍高官は、「われわれ自身がなにをしようとしているかについての完全な理
解と承認なしに、そしてイラク暫定政府の支援なしに、ファルージャのように注目さ
れ重要でもあるところで、なにかを得ようとするつもりはないと信じている」と語っ
た。

 その米軍指揮官は、アメリカは限られた力を新政府と重要なインフラ(社会基盤設
備)の防衛に集中しめたので、ラマディやサマッラのような諸都市が、怠慢によって
反乱勢力の手に落ちるのを容認してきたと説明した。

 「諜報機関の情報にもとづく軍事攻勢は優先度が低い」とも彼は言った。
 (以下、略)
-------------------------------------------------------
□□□□□ □■  □□□□□ □■  □□□□□ □■ □
※ イラク情勢ニュースのホームページができました!!
     http://www.geocities.jp/urknews/ 
-------------------------------------------------------
Global Media Online www.gmo.jp

---------------------------------------------------------
□□□□□ □■  □□□□□ □■  □□□□□ □■  □
正式名称: イラク戦争に関する世界情勢のニュース

※ 情報提供、感想・意見は owner-organizer-news@freeml.com 
※ 投稿は  organizer-news@freeml.com
    
□□□□□ □■  □□□□□ □■  □□□□□ □■  □

 次へ  前へ

戦争60掲示板へ



フォローアップ:


 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。