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ハゲタカ・ファンドへの郵政事業の叩き売りと労働者への犠牲の転嫁
http://www.asyura2.com/0406/war60/msg/618.html
投稿者 竹中半兵衛 日時 2004 年 9 月 28 日 02:12:37:0iYhrg5rK5QpI
 

(回答先: 小泉改造内閣演説で、日米戦争同盟と労組破壊の郵政民営化推進を宣言!! 投稿者 happyblue 日時 2004 年 9 月 27 日 21:04:12)

>さらに小泉は、郵政民営化のねらいが、ズバリ労働組合の抵抗の粉砕にあるということをはっきり言明しました。彼の言い方は、自民党橋本派の利権的抵抗の根元も含めて諸悪の根元は20万人の郵政労働者にあるとはっきり言いました。小泉の郵政民営化の熱意が、かつて国鉄分割民営化を強行した中曽根と同様に労働組合にあるということがはっきりしたのです。

「諸悪の根元は20万人の郵政労働者にある」とは自己矛盾(支配階級の矛盾)を排外主義的に乗り切るための言辞です。


ハゲタカ・ファンドへ郵政事業を叩き売りする売国のための障害となるのが民営化反対の郵政労働者なのでしょう。全逓労組が今どうなっているかはわかりませんが、70年の秋には全逓集会にゆくと宝樹は戦闘的な言辞を吐きつつ支配階級と妥協するというマッチポンプをやっている最中でした。カッコイイこと言ってるけど労働者に負け戦を強要するのです。右翼的な労働戦線統一を反共の民同右派として、宝樹(宝樹文彦、通称「サイコロの文」、どちらにでもころぶ)は大活躍してました。こんなことしてて労組は完全に戦闘性をもぎ取られてしまった。ただ戦闘的労働者の怒りをまともに浴び、私ら学生も怒りのブーイングを浴びせにゆきました。そしてこういう反対にあって70年の暮れには宝樹は辞任しました。これほど全逓も元気があった。ただし中立民同(といっても右派、向坂系)が力を強める結果になった。

そして支配階級の放った謀略部隊による打ち続く全逓労働者への中核派を装った戦闘的労働者への連続的な殺人攻撃。マスコミはこれをすべて「内ゲバ」で片付けている。こうして全逓が日共と社民の天下となったうえでは労組は完全なインポテダルマに変質。指導部はより右傾化しマル生などにも屈してしまった。全労連や連合指導部のもとお上に忠実な労組員が増えているはずじゃあないの?

しかし数十年の年月が経って大分流動もあったようだ。労組も戦闘的に再生するんじゃないかなあ。だって既成指導部が完全に力を喪ってしまったのが最近の労働情勢だもの。学生運動が下火になっていいるという現象はあるが、それでも卒業したあと労組にはどんどん革命的指導部が送り込まれている。年間10人送り込んでも30年なら300人。営々とシコシコと組織化と内部討論を積み重ねてきたであろうことは読み取れる。気づいたときにはスト(集配スト、ブツダメ)を見舞われる。国鉄のスト権ストのときには「赤い鉄路」(三日で鋼鉄の線路はさび付く)。

力を熟成してきたのだろうが、ふんどし締め直してかかってほしい。

郵政労組を「諸悪の根源」と憎悪の対象とするところに支配階級の真意を見る。これじゃあ排外主義であり労働者もたまったもんじゃない。あいかわらず連合のダラ幹が牛耳っているのろうけど、この規制を打ち破って徐々に奔流がほとばしり出つつある。

しかし問題はそれ以上なのだ。
支配階級・小泉内閣はハゲタカ・ファンドに身包み縫いですっぽんぽん、餌食としてさしあげやしょうってな魂胆。

だから郵政利権組への謀略(裏金つくりや日歯連の橋本派への献金でゆさぶる)、野中広努の絶叫(「小泉は東条英機」)など、支配階級同士の熾烈な戦いが水面下で展開されている。ここまでくりゃあ労組どころではあるまい。

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革マル派「解放」1836号

郵政四分割=民営化を粉砕せよ

「構造改革」の名による大リストラ促進に抗して全労働者の総力をあげて闘おう

見だし

小泉=竹中式「構造改革」の総仕上げ

民営化をめぐる対立の激化

ハゲタカ・ファンドと全銀協に強要された郵貯・簡保の解体策動

リストラに全面協力する「連合」・JPU労働貴族

既成指導部の総屈服をのりこえて闘おう

リード
 小泉政権は、みずから「構造改革」の総仕上げとして位置づけた郵政民営化の方針を決定した。最後の国営企業≠ニして残ってきた郵政事業を、とりわけ郵貯・簡保が抱えている三五〇兆円におよぶ膨大な資金を、国内金融諸独占体および日本金融市場ののっとりを策すアメリカ金融諸独占体の要求に応じて開放≠キるためにこそ、小泉とアメリカ出羽守≠アと竹中は自民党内の大多数の猛反対を押しきって、この郵政事業解体方針をゴリ押ししたのだ。
 このかん小泉政権は、ヤンキー製の新自由主義イデオロギーにもとづいて、日本資本主義の旧来の政治経済構造(「護送船団方式」や「株式相互もちあい」や「ケイレツ」や「談合」や「終身雇用」などによって特徴づけられてきたそれ)を、アメリカ・モデルの資本主義へと抜本的に「構造改革」する(日本経済のアメリカナイゼーション=jための諸政策をしゃにむに貫徹してきた。「不良債権処理」を名分として大企業のリストラを促進する政策、旧長銀の米リップルウッド社への売り渡しなどの日本の銀行・企業のアメリカ・ハゲタカ・ファンドへのたたき売り。企業経営をヤンキー・スタイル(株価至上主義)に改革するための会計基準の改訂。「規制改革」と称するもろもろの国内産業保護規制、労働者保護規制などの緩和・撤廃。「ニューパブリックマネジメント」の導入にもとづく公営セクターの解体や民間企業的経営手法の導入。――これらの小泉式「構造改革」諸政策の強引な貫徹の結果として、いまや大リストラと倒産の嵐が吹き荒れ、労働者人民は失業と賃金カット、苛酷な労働強化にさらされている。「連合」指導部をはじめとする労働貴族どもの全面的な協力に支えられて!
 民間労働者にたいする大リストラ・首切り・賃金引き下げの攻撃、公務員労働者にたいする民営化、民間委託化と大人員削減の攻撃。教育労働者にたいする「日の丸・君が代」強制と「競争原理」導入にもとづく管理統制の強化。これらにつづいていま、四〇万郵政労働者にたいして、民営化にともなう人員削減、雇用・勤務形態改悪、賃金切り下げ、さらなる労働強化などが一挙にしかけられようとしている。
 すべてのたたかう労働者は、「連合」指導部をはじめとする既成労組指導部を弾劾し、いまこそ産別・単組を越えて連帯しつつ、「小泉式『構造改革』反対! 郵政四分割=民営化粉砕!」「リストラ・大首切り反対!」の闘いを、労働組合を主体として下から戦闘的に創造しようではないか!
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郵政分割=民営化―小泉式「構造改革」の総仕上げ

T 郵政労働者に死の重犠牲を強いる郵政分割=民営化

U 「基本方針」の内実

V 激化する政府・支配階級内対立

W 郵政民営化を見据えた八万人首切り―大合理化攻撃を打ち砕け!

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全逓労働争議 −第二春闘(1973)と越年反マル生闘争(1978〜79)−

http://www.h7.dion.ne.jp/~bir/zentei/z1.html

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