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Re: 第2のファルージャ事件。ファルージャと同じ軌跡をたどる街、サマラ。
http://www.asyura2.com/0406/war60/msg/830.html
投稿者 木田貴常 日時 2004 年 10 月 01 日 16:20:54:RlhpPT16qKgB2
 

(回答先: サマラで大規模掃討作戦 イラク駐留米軍 [産経新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 10 月 01 日 16:01:16)

2003年11月30日  サマラ 事件
http://www.jca.apc.org/stopUSwar/Iraq/samara-03nov30.htm

サマラで米軍が無防備の一般市民を無差別虐殺
○失態隠すため虐殺を「ゲリラ戦」とでっち上げる悪質さ
○自衛隊派兵は弾圧・虐殺への加担

(1)米軍によるイラク住民の無差別虐殺。

米兵は無差別に銃撃したと負傷した住民は言う。(aljazeera.net)
 11月30日、バグダッド西方120キロのサマラで行われた「大規模戦闘」は、実は米軍による無抵抗の一般民衆に対する無差別虐殺であったことが明らかになった。サマラ市街で反米武装勢力の攻撃を受けた第四歩兵師団は、120ミリ砲、自動小銃や小火器で、市民に向けて無差別に発射、発砲し無実の人々を殺害したのだ。米軍は武装勢力が撤退した後も、むやみやたらに住民への攻撃を続けたという。現在わかっているだけで少なくとも8人の民間人が犠牲になり、60人もの人々が負傷した。
 サマラの住民らは「米軍がヘリコプターなどから無差別に攻撃した」と口をそろえて語っている。イラン人巡礼者や通りがかった女性、子供たちなど、全く無防備な一般市民が襲われ、犠牲になっているのである。米軍はこの攻撃でモスクや病院、学校をも破壊している。負傷者を含めて犠牲者の数はこれだけでは済まないだろう。

 米軍は今年4月ファルージャで同じ様な無差別虐殺事件を起こした。今回の事件は“第2のファルージャ”である。続報を含め、可能な限り事実をフォローし、米軍の残虐さを告発していきたい。

※「ファルージャの無差別虐殺事件−−学校再開を求める一般市民にいきなり発砲−−」(署名事務局)
※Iraqis deny US accounts of fierce fight with 'guerrillas' By Phil Reeves in Samara(英インディペンデント)
 http://news.independent.co.uk/world/middle_east/story.jsp?story=469253
※アルジャジーラによれば、米軍の攻撃が本格的に始まったのは武装勢力が撤退した後で、アパッチ武装ヘリをはじめあらゆる兵器を動員して、学校やモスクを攻撃した。「交戦」とは真っ赤なウソで、そのほとんどの部分が、無防備な一般市民をターゲットに攻撃と殺戮の限りを尽くしたことになる。
 http://english.aljazeera.net/NR/exeres/0F5C52AC-D99F-4986-B0BD-83DA497F436E.htm
※米軍、無差別に攻撃か サマラの戦闘、市民犠牲に(共同通信)
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031202-00000218-kyodo-int
※<イラク>サマラでの米軍武力衝突 民間人相当数死傷か(毎日新聞)
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031202-00001074-mai-int
※Staff sergeant: Samarra battle was 'extremely scary'(CNN)
 http://www.cnn.com/2003/WORLD/meast/12/01/cnna.jones/index.html
ここには、この戦闘に参加した3等軍曹ブルース・ジョーンズのインタヴューが掲載されている。彼は、民間人に対する攻撃について問われ、道を閉鎖したりバリケードを築いたりする者はすべてテロリストを援護する戦闘員と見なしたと語り、道行く人や物陰に隠れる市民たちを無差別に攻撃したことを認めている。

(2)パニックに陥り無差別発砲。大義なく士気低い米軍は凶器。
 11月30日のサマラにおける戦闘は、数々の報道によればおおむね次のような過程をたどった。−−午後1時過ぎに輸送部隊が銀行の手前にさしかかったときに、イラク新通貨の交換を行うはずであったラシッド銀行に向けて反米武装勢力の側から突然銃撃が開始され、さらに大がかりなロケット弾、迫撃砲弾も飛び始めた。数分後にはもう一つの銀行アルマイア銀行にも攻撃が始まった。数カ所からの一斉攻撃が始まった。
−−銀行及び輸送部隊を警護していた100名に登る米軍はパニックに陥った。建物や車の陰、壁の穴などあらゆる方向から攻撃を受けた米軍は、辺り構わず無差別に反撃・攻撃を開始し、無抵抗の市民を虐殺した。目撃者は、「米軍は四方八方に照準も合わせずに銃撃してきた」といい、地元警察幹部は「無差別に近い激しい攻撃で市民に犠牲を出した」と非難している。

白昼の都市部で米軍に対する攻撃が公然とかつ極めて用意周到に組織され、パニックのまま武装勢力を取り逃がし、腹いせに民間人を多数殺戮した。これが事の真相ではないか。米軍当局は、最近の連続した米軍ヘリコプター撃墜に匹敵するこの大失態と民間人の大量殺戮を覆い隠すために、「ゲリラ」殺戮46名、54名の戦果を作り上げたのである。現地米軍当局のウソ・デタラメと米兵の士気の著しい低下、これだけを見ても米占領軍は末期症状である。
※「抵抗勢力射殺か民間人虐殺か」戦果疑われるサーマッラ戦闘(東亜日報)
 http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=060000&biid=2003120349238

(3)無差別殺りくを「市街戦」「ゲリラ戦」とでっち上げる米軍当局。

大部分の犠牲者は一般市民だ。焼けた車の前で身振りで訴えるイラクの少年。REUTERS/Zohra Bensemra
 米占領軍は、マス・メディアを厳しく情報統制しており、反米情報への検閲・監視を強めているが、占領政策の破綻と米政府内部の亀裂のため、完全な報道統制は不可能になりつつある。翼賛色が濃い欧米メディアは、最初は当局情報を垂れ流したが、今回ばかりはすぐに軍当局と食い違う現地情報を世界中に流し始めた。米軍は、この戦闘を「市街戦」「ゲリラ戦」とし、多数のゲリラを殺戮し、また十数人を拘束したと“戦果”を報告したが、それがでっち上げであることが判明したのだ。

 すぐに死傷者の数の違いとその根拠が問題になり始めた。イラク駐留米軍は、ゲリラ側の死者数は54人と発表したが、サマラの戦闘現場で目撃した米軍情報当局筋は死者46人、負傷者18人で、11人を拘束したとしている。ところが、サマラのイラク警察は、確認できた死者数は8人で、負傷者は少なくとも50人に上ると話している。AFP通信も、病院関係者の話として、女性と子供を含む民間人8人が死亡、60人以上がけがをしたと報じた。病院の医師は「ここにいるのは全員が一般市民だ」語り、一般市民に対する米の残忍な行為を糾弾したのである。
※米軍「54人」 病院「8人」…サマッラ戦闘死者数(読売新聞)
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031202-00000105-yom-int
※U.S., Iraqi police dispute death toll in ambushes(CNN)
 http://www.cnn.com/2003/WORLD/meast/12/01/sprj.irq.main/index.html

後略
http://www.jca.apc.org/stopUSwar/Iraq/samara-03nov30.htm

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