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(回答先: パレスチナ政府、非常事態宣言。【Aljazeela.net】 投稿者 木田貴常 日時 2004 年 10 月 02 日 20:26:48)
2004.10.01
ガザ北部の状況と医療団体からのアピール ［追加完了］
http://0000000000.net/p-navi/info/news/200410012124.htm
現在ガザ北部で進行中の作戦名が「Days of Penitence（悔悟の日々）」だということが伝わってきて、言葉がない。AFPによるとこの3日でパレスチナ人の死者数は44人、イスラエル人は入植者、兵士、スデロトの子ども2人を合わせて5人。
現在の攻撃はスデロトで子どもたち2人が殺されたことへの報復のように受け取られているが、実際にはスデロトへのロケット弾攻撃より前に作戦が始まっていたことは忘れてはいけないことだ。
金曜の午後になり、さらに戦車100台がガザの北の入り口から侵攻したというニュース［写真： 侵攻してくる戦車 ］が入った。この「Days of Penitence（悔悟の日々）」作戦という名前の殺戮は、2002年の春にジェニンやナブルスやベツレヘムを中心に大量の犠牲者を出した「防衛の盾」作戦型のものだとイスラエル高官筋は語っている。「終了期間は設定されていないが、ずっと続けるものでもない」とのこと。ロケット弾発射をやめさせることが目的だとしている。
それに対して、CNNだけが報じているのは「ハマスの上級司令官はイスラエル軍がジャバリヤ、ベイト・ハヌーン、ベイト・ラヒヤなどのガザ北部から撤退すれば、ロケット弾の発射をやめると語った」という内容。これは他では取り上げられていない。
ジャバリヤでは10歳の子ども二人が砲弾で殺され、タル・アル＝ザータルでは戦闘機による爆撃がされているというニュースも。ジャバリヤでは少なくとも2回の空爆があり、5人が殺されたことが確認されている。
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☆ガザの道路封鎖の影響
UNRWA（国連パレスチナ難民救済事業機関）によると、28日以来、スタッフ750人（乳児を抱える母親たちを含む）以上が帰宅できなくなっているという。さらにUNRWAの職業訓練校400名の学生も同様の状態にある。これはガザが3分割されて、それぞれが封鎖状態にあるためで、帰宅できないだけでなく、食料援助などの援助活動にも支障がでている。ガザ北部の病院スタッフを補充することも不可能だ。封鎖が長引けば長引くほど、人道的危機は深まる。
さらにUNRWA事務局長ハンセン氏も国際会議のためにガザから離れることができないでいる。UNRWAはイスラエルに国際法の遵守とスタッフの安全を守るよう求めている。
UNRWAからのプレスリリース9.30付
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☆UHWCからのアピールレター（9.30付）
この48時間に医療委員会連合（the Union of Health Work Committees (UHWC)）の医療施設はガザ北部で最高の緊急事態になった。
「イスラエル軍は家々を取り壊し、インフラを破壊し、木々をブルドーザーで根こそぎにしながら、それと同時に動くものは何でも撃ってきています。子どもであろうと、女性や高齢者、若者であろうとおかまいなしに」
他に書かれていたこと
アル・アウダ病院にはこの時点までに42人の負傷者（うち17人が15歳以下、8人が女性）が運ばれ、死者は8人。同じ地域の自治政府病院にも数十人の負傷者。
ベイト・ハヌーンのUHWCアル・コッズ医療センターは増加する負傷者に対応するため、24時間休みなく稼働している。ここは他の場所から孤立している。
アル・アスリア (Al-Luhiedan) 医療センターは、闘いのただなかにあるジャバリヤ難民キャンプにあり、戦車やスナイパーから50メートルしか離れていない。地域の医療センターとしての機能は麻痺している。
UHWCのファーストエイドと救急車のボランティアチーム（138人からなる）は昼夜を問わず、負傷者の救出に動いている。必要な医療と食料の供給も彼らが出している。
（すべての国際機関、人権団体、この地域の平和を求めるみなさんへ）この虐殺をただちに止めるよう、干渉してください
記事全文
※参考：ガザの状況に詳しい人からの情報では、上記の病院はほとんどクリニックをやや拡大した規模と考えてよいとのこと。病院規模の問題だけでなく、攻撃が続くと医療関係者も安全を脅かされ、アクセスができなくなり、犠牲はさらに大きくなるということも懸念されている。
攻撃全体への参考として： パレスチナ人権センター9.30付プレスリリース
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。