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「知る権利」と「プライバシー」 (『週刊!木村剛』2004.05.14)
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投稿者 外野 日時 2004 年 12 月 25 日 18:09:45:XZP4hFjFHTtWY
 

(回答先: モノ書きの老婆心:「匿名性」を護るために (『週刊!木村剛』2004.05.13) 投稿者 外野 日時 2004 年 12 月 25 日 18:06:55)

感じられる。
 このような問いかけは、「マトリックス」だけに限らず、多くの映画や小説でテーマとして採り上げられて続けてきた。イギリスでは昨年来、作家ジョージ・オーウェルの生誕100年を機に、小説「1984」が舞台で復活上演されるようになったという。1914年に書かれた小説「1984」では、ビッグ・ブラザーという政治的権力がいかに全体主義社会を維持するかが描かれている。
 至るところに監視スクリーンが設置され、全ての言動や表情が管理・統制される世界。権力に歯向かえば人々は逮捕され、再教育あるいは拷問を受け、改善の見込みがなければ抹殺されもする。要するに、「プライバシー」のない世界だ。
オーウェル劇の復活は、オーウェル生誕100年ということのみならず、イギリス国内でテロリズムと犯罪への対策強化の一環として監視体制を強化する政府の動きに対応して、人々が本当の「プライバシー」の意味を再考し始めている証左として興味深い。
 じつは、知らない間に監視されているという状況は、すでにわれわれの生活の中では防犯カメラなどで日常的なものとなっている。企業が従業員の電子メールやウェブ閲覧状況を監視するということも、いまや常識となりつつある。インターネットでのオンライン購入履歴は消費者の「プライバシー」に関する情報で溢れ、例えば、こっそりある商品を買ったつもりでも、いつの間にか情報がどこかに漏れて、アクセスしたこともない別の会社から同様の商品のダイレクトメールが届くこともある。
 オンライン購入を通じて、あるウェブサイトへアクセスしたという個人のアクセス情報はそのサイトの広告収入として換金されているようなもので、今や「プライバシー」は売買対象となっている観がある。
 本来「プライバシー」という言葉は、一般に、個人の決断に政府を干渉させない権利、私生活をみだりに公開されない法的保障ないし権利のことを指す。要は、他人に知られたくない、一人で放っておいてもらいたいと感じる情報領域のことである。
 もっともわが国では、「プライバシー」という語感にフィットするうまい日本語がない。実際、家には本名で表札を掲げ、家族全員の名前を掲げる場合も多い。名前、住所、電話番号などの個人情報は電話帳や学校のクラス名簿・OB会名簿などに堂々と掲載されている。会員制組織に入会する際に、何の抵抗もなく名前、住所、電話番号からクレジットカード番号まで記入

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