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回答ありがとうございます。Feasibility studyについてもよろしくお願いします。
http://www.asyura2.com/0411/dispute20/msg/479.html
投稿者 如往 日時 2005 年 2 月 18 日 02:23:47: yYpAQC0AqSUqI
 

(回答先: 如往さんのご質問への答え(戦争版から移動) 投稿者 岩住達郎 日時 2005 年 2 月 16 日 06:01:33)


 岩住さん、こんにちは、レスをありがとうございます。
 先ずは、昨年やり取りした中での一部分を取り上げてみたいと考えます。


 【いつかFeasibility studyについてもご提示ください。http://www.asyura2.com/0403/dispute18/msg/784.html投稿者 如往 日時 2004 年 7 月 16 日】

 >>私の論説が真理ならば、私が何もしなくても新しい日本が彷彿とわき起こってくる筈です。そして、私がこの論文を英語でなく日本語で書いている理由は、世界で日本だけがこの論文通りの社会に変革できる可能性があるからです。日本で成功すれば他の国も真似るかもしれませんが、最初に実施できる国は他にはありません。[以上は岩住さん]

 >何故、日本にその可能性があるのか、根拠を示していただければあり難く存じます。さらに、社会変革のFeasibility studyのためにどんなFunction&Parameterを想定されているのかについてもご提示いただければと思います。[以上は如往]

 上記レスの内容にも重複し、「与点制度」と「幸福指数」に基づく「数理民主主義」が何故日本人に適用可能なのか、といった問いにも関わってきますが、果たしてそれに日本人が目覚め得るのか、今でも私は悲観的な見方をしています。
 その卑近な例を挙げれば、1942年、ドイツに倣い戦費調達を目的に施行された「源泉徴収制度」が戦後の日本において完璧なまでに浸透している実態があります。源泉徴収制度は納税者の納税感覚を希薄化し、納税に纏わる痛みを亡失させます。勿論、納税には義務という側面があります。しかし、源泉徴収制度は納税から発生する権利の主張という、もう一つの側面を封殺してしまっていると思います。
 つまり、このような制度を甘受している日本人の心性にたいし支配層の搾取に抗って社会変革を成し遂げるようなPathosの萌芽を期待できるのでしょうか。岩住さんは日本人一般大衆を社会変革の担い手に据えられ、一聯の戦略を提示されていると見受けられますが、では日本人の何が社会変革の原動力になり得ると推測されるのでしょうか。
 岩住さん自身も、日本の支配者側とその下僕(官僚)達が進んで岩住さんの提案を聞き入れて直ちに採用すると考えていないのは、これまでの文脈からも明らかです。しかしながら、「数理民主主義」に基づく統治が成立するためにはどうしても何らかの政治変革とそれを推進する力の存在が重要だと考えますが、如何でしょうか。
 嘗てあっしらさんも同じような問い掛けをしていたような気がします。(⇒「人間の価値観を基礎としない政治思想」はあり得ない。http://www.asyura2.com/0403/dispute18/msg/658.html投稿者 あっしら 日時 2004 年 7 月 07 日)

 >私の書いた「日本の取るべき戦略」は日本人一般大衆に対し支配層の搾取の事実を理解させ、搾取から解放されるにはどうするかを説明するのが目的です。搾取に対抗する為の方法論として与点制度と幸福指数の採用を主張し、その理論的根拠として摂理を述べ、理論の応用として経済政策を説明しました。従って現在の被支配者を説得する事が目標で、それ故、新しい世代の論理教育の重要さを強調したのです。

 或るIdeaに基本的に賛同ができたならば(価値観の共有)、次にその実効性ついて検討していこうとするのがあるべき姿でしょう。また、検討過程においては、原案にフィードバックされる事柄を含めてIdeaにたいする評価が積み重ねられていくことになります。けれども、人間の政治性に絡むテーマにおいては、端的には人々の欲求を刺激すること、もしくは多くの人々を一時的にも一つの価値観に結集していく政治的作業が不可欠ではないかと考えますし、そのような何らかの人為性が介在しなければ人間界の物事はなかなか成就しないのではないかと想っています。
 その一方で、「与点制度」と「幸福指数」に基づく「数理民主主義」の理解と浸透化を図るべく、「現在の被支配者を説得する」ためには、「新しい世代の論理教育」が重要との主張には肯けるのですが、いま一つ“論理教育”の概容が見えて来ません。大雑把に言えば、「摂理」に関心を持ち、「摂理」を理解し、「摂理」を援用するスキルに通暁していくための教育ということでよろしいのでしょうか。

 今後は冒頭の質問も含めて、“論理教育”が何たるかについて展開していただければと希望します。

 また、会いましょう。

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