★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産37 > 292.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
実質賃金まだまだ横ばい 企業収益好調なのに [朝日新聞]【名目賃金は6年連続大幅マイナス】
http://www.asyura2.com/0411/hasan37/msg/292.html
投稿者 あっしら 日時 2004 年 10 月 17 日 15:55:45:Mo7ApAlflbQ6s
 


 企業の好業績が続く一方で、雇用者の所得の回復が遅れている。内閣府は10月の月例経済報告に際し、過去の景気回復と比べて実質賃金が横ばいにとどまっている、と指摘。「所得への波及の遅れ」が今回の局面の特徴だと認めた。国内総生産(GDP)のうち労働者の取り分の割合を示す「労働分配率」はここ数年下降を続けている。「そろそろ底打ち」との期待もあるが、「この傾向はあと数年続く」(民間エコノミスト)と悲観的な見方も少なくない。

 内閣府によると、景気の谷からの企業の経常利益の伸びは、今回の回復局面では直近までの9四半期で56%増。前回の回復局面(7四半期で61%増)や前々回の同時期の伸び(63%増)とほぼ同水準だ。

 これに対し、実質賃金は、今回の9四半期ではわずか0.1%増。これまでの2〜5%と比べると明らかに低い。労働生産性は、前回、前々回以上に高まっているのに、時間当たり賃金上昇率はほぼゼロだ。

 労働分配率は80年代末は51%前後だった。バブル崩壊後の企業収益の悪化やデフレの進行で、90年代半ばから00年代初頭までは54%前後で推移。02年ごろから、雇用削減や賃金抑制と企業収益の増加で、52%前後まで低下してきた。

 これが下げ止まれば「所得増→消費増」が見込める。企業のリストラを経て「ようやくキャッシュフロー(現金収支)の増加が賃金に反映できる環境が整いつつある」(竹中経済財政相)との期待がかかる。

 ただ、中小企業の労働分配率は80年代と比べて高止まりしており、野村証券金融経済研究所の木内登英シニアエコノミストは「緩やかな景気回復は続くが、経済全体での賃金反転にはまだ時間が必要。しばらくは賃上げなき回復が続く」との見方だ。

(10/16 23:52)

http://www.asahi.com/business/update/1016/021.html

 次へ  前へ

国家破産37掲示板へ



フォローアップ:


 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。