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*大東亜共栄圏 *     出典: フリー百科事典『ウィキペディア (Wikipedia)』
http://www.asyura2.com/0411/hasan37/msg/391.html
投稿者 hou 日時 2004 年 10 月 22 日 21:56:26:HWYlsG4gs5FRk
 

(回答先: 東証とシンガポール取引所、株の直接取引が可能に 【読売新聞】 投稿者 hou 日時 2004 年 10 月 22 日 21:48:40)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%9D%B1%E4%BA%9C%E5%85%B1%E6%A0%84%E5%9C%8F


大東亜共栄圏(だいとうあきょうえいけん)とは、東アジア・東南アジアに共存共栄の新秩序を建設するという意味のスローガンであり、大東亜戦争(太平洋戦争・15年戦争)において日本が大義名分として掲げた。 1940年に近衛文麿内閣が決定した基本国策要綱の中で大東亜共栄圏の構想が提唱された。日本・満州・中国を一つの経済共同体とし、東南アジアを資源の供給地域に、南太平洋を国防圏として位置づけるものである。

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大東亜会議
1943年11月5日〜11月6日に東京で日本の影響下にあるアジア諸国の首脳(中華民国国民政府行政院長汪兆銘、タイ総理大臣ピブン・ソングラム代理ワンワイ・タイヤコーン、満州国国務総理大臣張景恵、フィリピン大統領ホセ・ラウレル、ビルマ内閣総理大臣バー・モウ、陪聴者自由インド仮政府首班チャンドラ・ボース)が集まり、大東亜共栄圏の理念に基づいた大東亜宣言が採択された。大東亜各国を米英から解放し、共存共栄の秩序を建設すること、相互の自主独立と伝統を尊重すること、人種差別を撤廃することなどが宣言の内容。

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大東亜共栄圏の目的と結果
1945年の日本敗戦後、大東亜共栄圏は、「日本が、アジア太平洋地域を武力により侵略・制圧するための口実」と評価されることが多い。しかし、当時アジアのほぼ全域が数百年にわたって欧米各国の植民地ないし半植民地と化していたことも事実であり、日本が各国でそれまで活動してた独立運動家を厚遇したことも知られている。日本占領時代を肯定的に評価している国や人も決して少なくないのである。

上記の大東亜宣言に従えば、大東亜共栄圏の目的は、第一段階としてアジア各国の自治の回復(独立)を促し、第二段階として、現在欧州で実現しているEU(ドイツとフランスが経済面で連携したことにはじまり、その後、欧州各国が、国家を維持しつつ経済や文化での協力を深めていった)のようなものを実現させることであったとも考えられる。もしこれが本当に実現していれば、日本への国際的評価は大きく異なっていたであろう。

結局、この「第一段階」すら実現することなく日本軍は敗北し撤退した。結果として「日本の行為は、入植者を追い出したのは一時的に過ぎなかったうえ、しかもその際の戦闘で多くの犠牲をもたらした。そして、日本もまた、その『一時的』の間は入植者であった」ということにしかならなかったのである。しかも、実際のところは大東亜共栄圏の理想よりも日本の都合が優先された節が多々あり、敗戦が無くともどこまでこの理想が実現し得たのかは疑問が持たれる。(既に独立へ向かっていたフィリピンは日本のために独立を阻害されたとさえいう)

とは言え、「大東亜戦争」が終わった後でのアジア各国の独立運動に好影響を与えた可能性は無視できない。単純に「侵略の口実」と決めつけずに多くの面を見て評価する必要があるだろう

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