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世界は今も昔も陰謀だらけ? 私的な考察その1
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投稿者 荒漢 日時 2005 年 1 月 04 日 15:24:20:pUB9fQw1BZuJU
 

世界は今も昔も陰謀だらけ!、こう断言します。

 歴史は偶然の産物などではなく、意図的に作られるのです。脚本家・演出家が存在するという意味です。阿修羅な方々には自明のことですね。

 「そんな訳ないだろ?」「どこに証拠がある?」と思われる方へ向けた『陰謀論のススメ』、これはそんな散文です。「陰謀なんて・・・」と思いながらも、「世の中何かおかしいなぁ」「生きにくい世の中だ」と感じるなら一読の価値があるかも。端から「バカバカしい!」と相手にしない方は、いつまで経っても世界の仕組みを知ることはなく、ただただ現象世界の遊興に耽ってください。

 などと偉そうにいう筆者も、まだまだ分からないことが多いです。よって、異論・反論・オブジェクション、どしどしご教示くださいませ。間違いなどあれば謙虚に正しますので、よろしくお願いいたします。
 ただし、アラシ的なレスと判断できるモノには無用な回答もいたしませんし、本論を揺るがすことのない微視的な揚げ足取りレスも同様です。ご了承ください。


 もうかれこれ5〜6年前になるでしょうか。私は新規事業を興そうと東奔西走の時期でした。とあるセミナーに出席するために上京した際、M商事のF氏という方にお世話になる機会がありました。冒頭の「歴史は作る人がいるんだよ」はF氏の言葉です。普通に大学教育まで終え社会人となっていた私は、その意味するところに理解が及びませんでした。「世界には支配者がいるんだよ、みんな掌の上」とも、ピンときません。しかもF氏は「彼ら」に会ったこともあるという。

 F氏は軍事関連の取引を行っていたこともあり、その方面にコネクションができたとも聞いた。「彼ら」とは「支配者層に近い面々」と今は理解していますが、「歴史を作る者」とは彼らのことを指しています。私が「じゃあ支配者達を排除すれば・・・」と語ると、「必ず代わりの者が現れ無意味」と。「彼らは何を目指しているのか?」と問うと、「火星への移住」とのこと。「ふぅ〜ん、へぇ〜」としか思えませんよね。もちろん今は理解できますよ、その意味が。


 しかし、この出会いが私の転換点だったと確信できます。とてつもない知識欲・探究心が沸き起こり、とりあえず日本史から調べてみることにしました。テーマは「壬申の乱」。ありきたりの教科書で学んだことしかなかった私が得た結論とは、「天智天皇と天武天皇は兄弟じゃないじゃん!」。そう、それは「捏造(創造?)」、 まさに「歴史は作られる」でした。

 学校教育が、そして先生が嘘を教えるとは誰も思い至りません。それが前提意識として誰にでもあるからです。そこに罠があるんですね、大きな落とし穴が。

 では誰が悪いの?確信犯はいるの?

 記紀以前の歴史書を焚書し、記紀を編纂せしめた天武朝の天皇か?(筆者は記紀のオーガナイザは藤原不比等とみている;中国の兵法書『六韜』を座右の書とする大陰謀家、後の藤原権力基盤の基礎を築く)
 いやいや、想像力も合理的推理力もなく、記紀のみを正史とし古史古伝を偽書とする文献至上主義を貫き、真の歴史を封殺するアカデミズムか?(学界の権威)
 それとも、その親玉・文部科学省か?(国家権力)

 そのどれもである、と言っておこう。キーワードは「支配者(権力者)」。
 そうする理由? 支配者にとって都合がいいからに他なりません。

 ちなみに、世界に稀に見る、いや唯一のといってもいい「万世一系の天皇家」をどう思いますか? 諸説ありますが、少なくとも応神、崇神、継体、そして天武、または足利北朝、南朝明治の代での「王朝交代」に、その傍証があるといわれています。それでもなお、官製御用学者の大先生達は記紀を信仰します、「万世一系である」と。もちろん確信犯もいるでしょう。となると完全に権力者の僕といえます。いや、そのような態度をとらざるを得ない社会構造が出来上がっているともいえるでしょう。

 これは単なるひとつの例に過ぎません。いろいろな事象について、皆さんが独自に調べてみることをお勧めします。官製歴史書は、多かれ少なかれ時の権力者に都合よく書かれ、改竄されていることを発見できると思います。もちろん世界史においても、「聖書」もまた然りです。


 歴史とは「支配者による支配者のための支配者統治」を行うための道具なのです。決して民衆の側にあるのではありません。民衆はいつの時代も歴史の犠牲者なのです、はるか6千年も前から。

 すべての書物・文献に当るのはほぼ不可能でも、一を聞き十を知ることは十分に可能です。
 筆者も個々の事象を深く掘り下げてはいませんし、そんな暇もありません。様々な学問領域を広く浅く(深ければなおいいが)、「陰謀論」の基に考察するとき、これまで指摘されてきた矛盾が氷解することが多いのも事実です。
 そして様々な知識が数珠繋ぎとなり、「知の統合」が図られ真理に近づくことができるのではないかと考えております。

 さて、上の様な歴史の改ざんを「陰謀」と呼ばずして何と呼ぶのか!
 まぁこれくらいなら「陽謀?」とでも呼んでおくことにしましょう。。。


・・・つづく(かな?)m(_ _)mありがとう。

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