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生産力主義とエネルギー大量消費志向
http://www.asyura2.com/0411/idletalk12/msg/514.html
投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 1 月 26 日 20:13:50:YdRawkln5F9XQ
 

(回答先: フランシス・ベーコンと物理学至上主義の行き着いた先が、リベラルということになります。 投稿者 乃依 日時 2005 年 1 月 26 日 09:13:49)

乃依さん、どうもです。

>フランシス・ベーコンと物理学至上主義の行き着いた先が、リベラルということになり>ます。

そういうお話は初めて聞きました。

http://www.asyura2.com/0411/idletalk12/msg/511.html
>投稿者 乃依 日時 2005 年 1 月 26 日 09:13:49:YTmYN2QYOSlOI

>(回答先: 遅ればせながら。[ワヤクチャさんへ] 〜リベラル・保守という用語の使い>方などもふくめて 投稿者 乃依 日時 2005 年 1 月 26 日 04:55:32)


>大雑把過ぎる解釈ではありますが、
>フランシス・ベーコン(1561-1626)
>と物理学至上主義の行き着いたさきが、リベラルということになります。

>しかしながら、リベラルに政治を行うと、ベーコン主義者のみが報われ、
>そうでない人々が、疎外感を感じる社会が到来するわけです。

>そこで、宗教保守のふりをした現大統領政権が(不正などがあったにせよ)結果的に>>は、許容されてしまったのです。
>繰り返しますが、これは、元来の意味での保守政権には類しません。


>・ベーコン主義
>科学を土台にそれを応用することこそが、最大の力でありうると考えた。
>物理学を土台に、工学を生み出すことにより、工業を振興させようという程度までは、>構想が及んでいた。”知は力なり”
>ノーヴム・オルガヌムに描かれている。ベーコン自身は、判事や政治家を歴任した。

>・F・ベーコンについて
http://www.let.osaka-u.ac.jp/genshi/mori/great/bacon.htm
http://homepage.mac.com/berdyaev/mm/prmnd/utyu/prmnd30.html

>・ベーコン主義について
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~ft12153/doc/sciphi2.html


>しかしながら、リベラルであれ、保守であれ、国際資本家の影響を背後に抱えているこ>とには、変わりがないということなのです。

つまり、国際資本家の支配を補完するレトリックという事でしょうか?

「生産力が拡大すれば人類は幸福になる。」という生産力主義は
資本主義とマルクス主義に共通するものですが、ここが怪しいと私は考えます。
地球の許容量を考えていない点が間違いであったでしょう。

科学信仰は生産力主義にも支えられて強化されてきたと思います。

原発は無限のエネルギーを生み出すなどの誤謬がそこから発生しました。

なるほど、人類は物理学を深化させてエネルギーを取り出す事に成功しました。
しかし、それは短期的な目的には役立っても長期的にはどのような意味があった
のかはなはだ疑問です。
石油の利用も同じ事です。
速く移動したり、物を大量に運んだりする事に最終的にどれほどの価値が
あるのかが問われなければなりません。

「エネルギーを使ってもいいじゃないか?」
という無責任な思想に人類は溺れてしまったのかも知れません。
しかし、ここから反省して自然を取り戻す事が絶対にできないと決まったわけ
では無いと考えます。

貴方のお話から随分と離れてしまったかも知れません。
だとしたら軌道修正をお願いします。

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